チューリップ 植え方。 チューリップの育て方

チューリップの育て方。コツとお手入れ、植え替えや寄せ植えを一挙紹介します

チューリップ 植え方

場合によっては種苗会社の通販カタログを手元に置いて、5月頃から購入の目星を付けているという猛者もいますね。 しかし、一般的には秋に店頭で購入するケースが大半でしょう。 良い花を咲かせるために、まずは基本となる球根の選び方について見ていきたいと思います。 良いチューリップの球根 良い球根かどうかの一般的な見分け方は、やはり見た目が綺麗なことです。 全体にふっくらしていて適度な重みがあり、目立つ傷が少ない球根を選びましょう。 他のものと比べてずっしり感がある• 皮に艶がある(多少薄皮が破れてる程度はOK)• 大きな傷がない チューリップの球根に蓄えられている主な栄養素は炭水化物です。 身が締まった重い球根はそれだけの養分を溜め込んでるので発芽力も高いです。 甘いトマトが水に沈むのと同じ理由ですね。 また、掘り上げられてから管理が行き届いている球根は薄皮に艶があります。 薄皮の厚さや丈夫さは品種によって多少異なるので、多少破れてる程度なら問題ありません。 球根本体に大きな傷がないのもチェックしたいところです。 輸送途中などで傷がつくと、土に埋めたときに雑菌が繁殖して腐ってしまうことがあるからです。 勢い、球根に傷がなければ薄皮は全部むけてても構いません。 良くない球根 反対に、あまり良くない球根は次のようなものです。 持った感じが軽い• 乾燥して皺が寄っている• 大きな傷や病変がある• カビが生えている• 腐っている• 既に発芽・発根している 持った感じが軽い理由はいくつかあります。 掘り上げた時点で球根に十分栄養が溜まってなかった、輸送・販売中に極度に乾燥してしまった、カビの脱水作用で水分が抜けてしまった…などなど。 既に 発芽・発根してしまった場合、一度傷ついた球根からは新たな芽や根が出てくることがありません。 開花の可能性がグッと落ちてしまうので購入後は速やかに植え付けましょう。 特に、芽の中には花芽も埋まっています。 もし芽を数cm切り落としてしまったとして、その中に花首が入っていたら完全にアウトです。 また、球根に大きな傷が出来ると腐敗に繋がります。 茶色いかさぶたのような病変がある球根も出来るだけ避けます。 最悪の話、周囲に植えた他の植物にも悪影響を及ぼすことがあります。 残念ですが、あまり状態がひどいものは植えずに処分した方が無難でしょう。 球根の植え付け時期は? 暑さも和らいだお彼岸頃からが植え付けのシーズンです。 ただし近ごろ流行りの西洋アサガオや枝咲きヒマワリは花期が長いので、秋の台風シーズンが過ぎるまで抜くに抜けないってことも少なくありません。 鉢植えだったら別のコンテナを用意しておく、 地植えならボーダーガーデン風にして「あえて見頃が早めに終わるライン」を作っておくと作業に無駄が出ません。 花期の長い品種は便利なんだけど、季節感を出そうとすると善し悪しなんですよね。 見頃が過ぎたら花が残っててもばんばん抜いちゃえる人なら気にならないんでしょうけど、貧乏性だとどうも忍びなくていけません。 この辺は金持ちガーデナーと貧乏性の人では栽培計画がかなり変わってくるので、どこに何を植えるか前の年からよく考えといた方が良いです。 (いやマジで) アイスチューリップの遅植え チューリップの遅植えを、近年増えてる「アイスチューリップ」と普通のチューリップの2パターンに分けます。 冷蔵処理によって開花調整された球根を「アイスチューリップ」と言います。 「アイスチューリップ」という種類のチューリップがあるわけではなく、冷蔵による催芽処理したチューリップをそのように呼んでいます。 ありふれた品種のチューリップから有名品種まで色々流通してます。 「アイスチューリップ」とは、球根に生来備わった温度センサーを人工的な温度管理によって「春が来た」と勘違いさせる技術です。 普通に植え付けたものより短期間に生長・開花するので、秋に植えると冬季に開花して長く楽しめます。 この技術を使うと通常より早く成長しますから、通常なら植え遅れとなる年明けに植え付けても春に咲きそろうというわけです。 年明けに買った球根でも「アイスチューリップ」の芽出しポット苗なら通常通り咲くでしょう。 東京近郊で1月いっぱいなら問題ないと思います。 植え付ける際に芽や根を傷つけないよう慎重に作業して下さい。 単に植え遅れたチューリップを咲かせたい 実は、本稿はここからが本題です。 あくまで私や知人の個人的な栽培経験になりますが、 太平洋側の暖地で年内の地植えなら高確率で咲く印象です。 うまくいくと成人式くらいまで何とかなります。 コンテナ栽培だと環境の変動が激しいので確率が下がるかも知れません。 日当たりの良い場所に地植えする チューリップの球根は一年以上の掘り上げに耐える力がないので、翌シーズンに持ち越すことが出来ません。 既に手元に球根がある場合はダメ元で植えて下さい。 その際、明らかにカビが生えまくってる球根や茶色く腐ってる球根は処分します。 表面が乾燥気味で多少ショボショボになってることもありますが、そこは大目に見ましょう。 干物みたいに軽くなければ中の方は生きてます。 生育期間が限られてるので、出来るだけ日当たりの良い(地温が高い)場所を確保してやって下さい。 法面など「日当たりは良いけど割とどうでも良いスペース」があると精神衛生上よいです。 「咲くか咲かないかも判らない球根に日当たり良い場所なんか使えないわ」という場合は残念ですが処分して下さい。 どうしてもコンテナしか使えない場合は出来るだけ大きい鉢を用意して下さい。 野菜用の大型プランターなどがおすすめです。 植え付け後すぐには水をやらない はやく芽を出して欲しくて植え付け後すぐ水をかけたくなりますが、植え遅れの球根は大体乾燥してて水分が抜けてます。 乾いた球根が一気に水を吸うと、割れた傷口から腐ることがあります。 よほど乾燥してない限り、植え付け後3~4日は水を掛けないほうが無難です。 余談ですけど、給水作業が必要とされるラナンキュラスなどの球根も植え付け後の水やりを控えれば乾燥球根をそのまま植えても結構いけます。 (あくまでズボラ栽培メソッドなので、希少種を確実に発芽させたかったら給水させたほうが無難です。 コストパフォーマンスを秤に掛けて決めて下さい。 ) 植え付け後、一週間くらいから普通に水やりします。 土がむきだしだと寂しいので、上にパンジーやビオラの開花苗を植え付けると水やりを忘れません。 一石二鳥なのでおすすめです。 遅咲きチューリップ後の夏花壇計画も忘れずに 遅植えチューリップが無事開花しても油断は禁物です。 遅植えした分、たとえ咲いても咲き始めは相応に遅くなるからです。 遅咲き品種だと6月にずれ込むことも珍しくありません。 要するに翌夏の作付け計画が通常パターンと狂うので、咲いても後のことを考えておく必要があるんです。 考えられる対処は主に二つ。 花が終わったら球根を育てず即抜く• 抜かずにどんどん植え足す 花が終わったら球根を育てず即抜く まず一つめの選択肢は、花が終わったら翌年の球根を育てずに抜いてしまう。 そもそも植え遅れてますから、来シーズンに向けての新球根はあまり期待できません。 どうせ新球の取れる見込みがないならさっさと抜いてしまって夏花壇に切り替えるという計画です。 その場合でも更新作業は5月末くらいになるので、種の直まき栽培は出来ないと思って下さい。 夏花壇はポット育苗か苗を購入して作り込むことになります。 抜かずにどんどん植え足す もう一つは咲いたあとのチューリップを抜かずに、そのまま夏花を植え足す方法です。 チューリップの球根は出来るだけ葉を残して球根を太らせ、掘り上げないまま土中で夏越しさせます。 梅雨をまたぐので、なるべく水はけの良い土に植え付けて下さい。 球根が育ってるかどうかは、夏花壇が終わったあとに掘り上げてみて出たとこ勝負です。 翌年の開花球が採れる見込みはやっぱりどうしても低いんですが、相性が良ければ採れます。 古い残渣を外してそのまま植え直します。 小さい球根は翌春咲かないかも知れませんが、翌々年まで埋めとけば咲くかも知れないし咲かないかも知れません。 当たるも八卦当たらぬも八卦…。 花いっぱいのガーデニングを目指す場合、遅植えすると高確率で翌年の栽培計画に響きます。 計画通り勧めたい方には正直あまりおすすめ出来ないです。 でも「咲いたらラッキー」的な、おおらかなガーデニングを目指してる人だったら十分楽しめると思うので是非チャレンジしてみて下さい。 翌年の球根を作る力も強いので、比較的長く楽しめます。 手に入りやすい品種の中では「バレリーナ」がおすすめ。 「原種系チューリップ」「植えっぱなし球根」などの惹句がついてる小型種は特に丈夫です。 クロッカスを二回り大きくした草姿で、いわゆるチューリップらしさは少ないですが、ナチュラルガーデンには良く合います。 あと、意外なところで八重咲きの「アンジェリカ」も良いですよ。 翌年以降の花は小さくなるし消えちゃうこともあるけど、ゴージャスな割にかなり頑張ってくれます。 色々育ててみて、お気に入りの品種が見つかると良いですね。 月間20万PV感謝。 お探しの記事がありましたら検索窓やもお試し下さい。 所長ごあいさつ おち OCHI, Mizuki 花鳥風月をこよなく愛する体育会系。 趣味はバラバラに見えて科学繋がりです。 ochiken カテゴリ一覧• twitter で人気かも知れない記事• -2RT• 11254RT• 5572RT• 1896RT• 1791RT• 1469RT• 312users• 209users• 217users• 208users• 173users• 163users このカテゴリの人気記事•

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プロが教えるチューリップの育て方と楽しみ方・総集編(TULIP HANDBOOK)

チューリップ 植え方

栽培環境・日当たり・置き場 日当たりのよい場所で育てます。 庭植えの場合は、水はけがよいところで、連作はできるだけ避けます。 植えつけの2~3週間前に、1㎡当たり堆肥1kgと苦土石灰100gをよくすき込んでおきます。 水やり 球根植えつけ時に水やりをしたあとは、庭植えの場合は雨にまかせます。 鉢植えの場合は鉢土の表面がよく乾いたときにたっぷりと水やりします。 次年も咲かせたい場合は、花後も葉が枯れるまでは、土が乾かないように水やりを続けます。 肥料 用土にはあらかじめ緩効性化成肥料(三要素等量)を元肥として混ぜておきます。 12月中旬くらいに緩効性化成肥料(三要素等量)を追肥します。 なお、お礼肥は新しい球根が腐りやすくなるため施しません。 病気と害虫 病気:かいよう病、褐色斑点病、モザイク病 かいよう病は、発芽直後に葉に灰白色の小さな斑点が現れ、やがて葉の表面が縮れます。 発病した株は抜き取ります。 褐色斑点病は、葉に黄色の小さな斑点が現れて大きくなり、ひどくなると葉が枯れます。 花には白色から褐色の斑点が現れます。 雨が多いときに発生しやすく、発病した株は抜き取ります。 モザイク病は、葉に淡い黄緑色のモザイクが現れます。 赤い花弁には白い筋が入ります。 害虫:アブラムシ 春先にアブラムシがつくことがあるので注意します。 用土(鉢植え) 水はけがよく、通気性に富み、適度な保水性のある土が適しています。 市販の草花用培養土7、腐葉土2、牛ふん堆肥1の割合で配合するとよいでしょう。 植えつけ、 植え替え 10月中旬から11月中旬に球根を植えつけます。 庭植えの場合、球根の2個分の深さとし、間隔は大きな球根の場合は2個分をあけ、小さな球根の場合は1個分をあけて植えつけます。 鉢植えの場合や、来年の球根をとらずに花の見栄えを重視する場合は、密植してもかまいません。 根を傷めると二度と生えてこないので、土に押し込んだりせずにやさしく扱いましょう。 毎年球根を購入しましょう。 主な作業 花がら摘み:花弁が散る少し前に、花首のところで切り取ります。 花弁が散って株元に落ちたままにしておくと、球根が病気にかかることがあるのでこまめに除去します。 病気に侵された株の抜き取り:球根がもともと病気に侵されていることがあり、成長の悪い株やいつまでも発芽しない球根は抜き取ります。 球根の保存:翌年も同じ球根を植える場合は、葉が黄色く枯れて、茎が倒れたら球根を掘り上げます。 陰干ししてよく乾燥させたら球根を分け、タマネギネットなどに入れて、涼しい場所で吊るし保存します。 特徴 チューリップは花も葉もシンプルで美しく、世界中で人気のある球根植物です。 これまでに数えられないほどの品種が誕生し、現在の品種リストには5000を超える品種が登録され、およそ1000品種が世界中で育てられています。 品種は、開花期の早生、中生、...

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チューリップ球根の植え方は?時期や向き、間隔…7つの疑問を解消!

チューリップ 植え方

桜が終わって見頃を迎える チューリップ。 花壇に揺れる色とりどりのチューリップは、桜が散って少しだけ寂しさを感じた私たちに、再び元気を与えてくれますよね。 ところでチューリップがなぜ球根を植えるのか、みなさんはご存知ですか。 もちろんチューリップにも種はありますが、 種を蒔いてから花が咲くまで5年以上もかかるのです。 毎年少しずつ大きくなっていく球根を植え直し、それを繰り返して6年ほど経ったものが販売されて、私たちの手に届いているという訳です。 咲く期間は短いものの、そこまでの道のりはとても長いですね。 今年こそ自分でチューリップを育てたいと思っているあなたにのために今回は チューリップの球根の植え方、育て方5つのポイントについてお伝えします。 球根を選ぶ チューリップの球根は8月中旬頃から店頭に出始め、12月頃まで売られています。 植付時期は10月中旬から11月いっぱいが理想的ですが、 暖かい地方は12月に入ってからでも十分間に合います。 チューリップの球根を買う時には、大きくて重いものを選んでください。 なぜなら、球根には花を咲かせるためにたっぷりと栄養が蓄えられているからです。 より良い花を咲かせるためには、 大きくて重みがあり、傷がないものを選んでください。 芽が出ているくらい元気なものをおすすめします。 手に入れた球根を早く植えたい気持ちもわかりますが、肌寒さを感じるまでは待ってください。 地面の温度が高いと様々な障害が出てしまいます。 焦らずにその時を待ちましょう。 肥料を与える もともと チューリップの球根には栄養が蓄えられていますから、肥料を与えなくても十分綺麗な花を咲かせます。 しかし、来年の花のために良い球根を残すつもりなら肥料を与えます。 土を耕す時に、 球根専用肥料を混ぜ込む程度で問題ありません。 肥料を与えた方が大きな球根が残りますが、かと言って肥料の与えすぎは球根を腐らせてしまう恐れもあります。 追肥を与える場合は 芽が出た時と花が終わった時だけで充分です。 球根の向き ただ球根を植えれば良いと言うものではありません。 咲姿をより美しく見せるためには、チューリップの球根の向きに注意して植える必要があります。 チューリップの球根には葉が出る向きが決まっています。 適当に植えると、葉が重なり合って日光が十分に当たらなかっったり、葉が密集して病気の原因になることも。 見た目も美しくありませんから、 全ての球根の向きを揃えて植えます。 土をかぶせる時に、せっかく揃えた球根が動かないように注意してください。 水やりを管理する チューリップが春に花を咲かせるためには、冬の寒さと水やりが必要不可欠です。 もともと冬に一定の降雨がある地中海地方が原産のチューリップ。 例え芽が出ていなくても、 水やりを忘れてはいけません。 地植えの場合は雨や雪に任せても良いのですが、晴れが続く場合はたっぷりと水をあげてください。 鉢やプランター植えの場合は、 土の表面が乾いたら水をあげてください。 水が大好きなチューリップですが、水のあげすぎも根腐れや球根が腐ってしまう原因に。 忘れてはいけないけれど過度に与えすぎてもいけませんから、 水の管理は慎重に行って下さい。 芽が出て花が咲き、花が終わって花摘みするまでは、他の花と同じように、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。 球根のために 花が枯れ始めたら 花摘みをします。 ここからは、来年の球根のための期間です。 花の下で折り取って、茎や葉っぱはそのまま残します。 これは葉で光合成をし、 作られた栄養を球根に送るためです。 そのまま葉や茎が枯れるまで待ちます。 水やりも追肥も必要ありません。 葉が枯れて来たら球根の堀り上げ作業をします。 試しにひとつ掘ってみて、球 根の皮がある程度茶色くなっていればOK。 掘り上げた球根は軽く土を落として、 風通しの良い日陰で乾燥させます。 ネットに入れてぶら下げるなどの工夫をすれば、カビや腐敗を防ぐことができます。 球根を植える時期まで、涼しい場所で保管してください。 いかがでしたでしょうか。 チューリップの球根を植える際と、 育てる時に大切なことがおわかりいただけたかと思います。 一般的にチューリップの球根の寿命は1~3年と言われていますが、状態の良い球根ができれれば3~4年花を咲かせることもあります。 分球してきたら、それを植えて球根を太らせ…数年かけて育てるのもチューリップの醍醐味とも言えますが、球根自体は安いので、 手間をかけずに毎年新しい球根を植える人もいます。 ちなみに、種から育ててみたいと言う人は、花が枯れても花がら摘みをせずに種が熟成されるのを待ちましょう。 ちゃんと受粉していれば、 必ず種は残ります。 この種を植えて立派な花が咲くまでの数年、気長に待つのも面白そうですね! まとめ チューリップの球根の植え方、育て方は ・大きくて重みがあり、傷のないものを選ぶ ・肥料の与えすぎには注意する ・球根の向きを揃えて植える ・芽が出ていなくても水やりを忘れずに ・球根を残す場合は花がら摘みをする.

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