あおり運転厳罰化 ポスター。 厳罰化に関するトピックス:朝日新聞デジタル

あおり運転厳罰化 運転者に必要な意識とは?

あおり運転厳罰化 ポスター

このたび、道路交通法と自動車運転死傷行為処罰法が改正され、あおり運転に対する厳しい罰則が適用されることになりました。 2017年に東名高速道路であおり運転に起因した悲惨な死亡事故が発生して社会問題化したことを受けて、警察の取締りを強化するとともに、政府は罰則強化と危険運転致死傷罪を適用するため、法令改正をすすめてきました。 また、危険運転の規定に「あおり運転」行為の2類型が追加され、死傷事故発生時に危険運転致死傷罪が適用されると、死亡事故では最長で20年の懲役で起訴されることになります。 なお、妨害運転は1回違反するだけで免許取消処分を受けることになり、職業ドライバーであればすぐに仕事を失うことになりますので、この事実に注目し運転者への指導を強化してください。 6月30日に施行されます。 また、 改正自動車運転死傷行為処罰法は同12日に公布されましたので7月2日に施行されます)• 無免許運転や酒酔い運転、麻薬等運転、ひき逃げ、携帯電話使用違反などで死傷事故を起こした場合や信号無視・通行禁止違反などで死亡事故を起こした場合に、管轄する警察署長は、免許の取消しや停止など規定の行政処分を待たずに、事故を起こした日から最長30日間、運転者の免許効力の仮停止をすることができる。 あおり運転のために交通事故が発生しても、過失運転致死傷罪が適用された場合、うっかりミスによる事故と同じような量刑になります。 今回の自動車運転死傷行為処罰法の改正では、「危険運転致死傷罪」の構成要件が拡大され、以下の2項目の類型が付け加えられました(注1)。 この改正により、妨害運転をする車の速度には関係なく、交通の危険が生じる危険のある速度で走行している他車の前で停止したり、高速道路などで急接近して徐行・停止させる行為をして死傷事故に結びついた場合は危険運転の適用が可能になります。 【同法第2条 第5号・第6号】 5 車の通行を妨害する目的で、走行中の車(重大な交通の危険が生じることとなる速度で走行中のものに限る)の前方で停止し、その他これに著しく接近することとなる方法で自動車を運転する行為 6 高速道路において、自動車の通行を妨害する目的で、走行中の自動車の前方で停止し、その他これに著しく接近することとなる方法で自動車を運転することにより、走行中の自動車に停止又は徐行(自動車が直ちに停止することができるような速度で進行することをいう)をさせる行為• 注1:あおり運転に危険運転致死傷罪を適用できる類型として、自動車運転死傷行為処罰法第2条の第4号に「人又は車の通行を妨害する目的で、走行中の自動車の直前に進入し、その他通行中の人又は車に著しく接近し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転する行為」が定められていたが、速度がゼロになる駐停車行為の適用は難しかった。 今回の改正により、加害者の速度がゼロでも被害者がスピードを出していれば適用され、また高速道路では双方の速度がゼロになっても、被害者が後続車に追突される危険が高いので適用できるようになった。 注2:特定違反行為による欠格期間は、処分歴がある場合、最大10年まで延長される。 また道路交通法改正に伴い道路交通法施行令が改正され、自転車のあおり運転についても新たに安全講習の対象となっています。 道交法施行令41条の3では、自転車利用者が安全講習を受ける対象となる規定の違反行為(危険行為)として「信号無視」「酒酔い運転」などの14項目を規定しています。 ここに新たに15項目めとして、あおり運転に当たる「妨害運転」が加わります。 妨害運転は、具体的には他の自転車や自動車、バイクの通行を妨げる目的で、逆走して進路をふさぐ、幅寄せ、進路変更、不必要な急ブレーキ、ベルをしつこく鳴らす、車間距離の不保持、追い越し違反の7つの行為が想定されています。 14歳未満の子供は自転車違反処罰の対象外) トラックの大型・中型免許やタクシーなど第二種免許の受験資格の見直しが行われ、特別な教習の受講を条件に19歳から免許の取得が可能になります。 改正前の受験資格は第二種免許が「21歳以上で普通免許の保有歴3年以上」、第一種の大型運転免許が「21歳以上で普通免許の保有歴3年以上」、中型免許が「20歳以上で普通免許の保有歴2年以上」となっています。 今回の改正で運転技能などを学ぶ教習カリキュラムを受講することを条件に「19歳以上で普通免許保有歴1年以上」の人が受験できるようになります。 なお、安全対策として、特例を受けての免許取得者は21歳(中型免許は20歳)までに違反が一定基準に達した場合は、講習の受講が義務づけられます。 理由がなく講習を受けない運転者は特例取得免許が取り消される仕組みです。 75歳以上の運転者で一定の違反歴のある者(過去3年間に信号無視や大幅なスピード超過など特定の違反歴や事故歴がある)に対して運転免許証更新時に運転技能検査を実施することになります。 技能検査の結果が一定の基準に達しない(検査中に信号無視をしてしまうなど)高齢者は、運転免許証の更新ができません。 なお、運転技能検査の対象とならない高齢運転者には実車指導を実施し、技能を評価して結果を本人に通知する制度も始まります。 また、その他の高齢運転者対策として、申請により、対象車両を自動ブレーキなどが付いた安全運転サポート車に限定するなどの条件がついた「サポカー限定免許」を与える仕組みも創設されます。 限定免許の対象となるサポカーには自動ブレーキに加え、ペダル踏み間違い時加速抑制装置等を搭載した車が想定されています。 最近、高速道路で他の車をあおって停止させ事故を誘発したり、運転中スマートフォンを操作して重大事故を誘発するなど、「ドライバー失格」としか言いようのない行為が目立つようになり、取締りや罰則が極めて厳しくなっています。 この冊子では、代表的な危険・迷惑運転を取り上げ、その罰則の重さと運転上の注意ポイントを解説しています。 このたび改訂2版を発行し、2020年6月30日施行の改正道交法に準拠し、 あおり運転厳罰化( 妨害運転違反の創設等)について収録しました。 巻頭にセルフチェック欄を設けていますので、自分が無意識のうちに危険・迷惑運転をしていないかチェックすることができます。 今、事業所にとって運転者教育に最適の小冊子です。

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【朗報】あおり運転 あすから厳罰化へ ドライバーに呼びかけ

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交通事故は基本的に過失に基づいて発生するが 高齢ドライバーの交通事故は蓋然性[がいぜんせい:確実性の度合い]が高いとはいえるが 、あおり運転は完全な故意に基づく。 過失では発生しない。 2017年には東名高速道路上において、あおり運転による痛ましい死亡事故が発生した。 加害者があおり運転を繰り返した後、追い越し車線上で被害車両の前側に割り込んで停車し、乗員に暴行を加えた。 この後に大型トラックが被害車両に追突し、乗員2名が死亡、2名は負傷している。 また2019年8月には常磐自動車道であおり運転を繰り返し、相手車両を停車させてドライバーに暴行を加える傷害事件が発生した。 同年9月には、東名高速道路を走行中、相手車両にエアガンを発射する事件もあった。 現在の法律では、あおり運転によって相手を死傷させた時には危険運転致死傷罪などを適用できるが、あおり運転自体を対象とする規定はない。 そのために東名高速道路を走行中にエアガンを発射した事件でも、逮捕された時の容疑は車両に関する器物損壊罪であった。 書類送検する段階で、道路における危険行為 道路上の人や車両等を損傷させる行為 も加えたが、あおり運転をしただけでは取り締まりが難しい。 同一の進路を走るほかの車両の直後を走行する時は、直前の車両が急停車した時でも、追突を回避できる距離を保たねばならない主旨だ。 あおり運転をする時は先行車に接近するから、この違反を適用できるが、軽微な部類に入る。 違反点数と反則金は、一般道路が1点/6000円、高速道路でも2点/9000円にとどまる 普通車。 車間距離保持義務違反が想定するのは、過失に基づく先行車への接近だから、恐怖心を与えるためのあおり運転とは本質的に違う。 危険性も大幅に異なる。 」とも記している。 これらあおり運転の事例を受けて、警察庁は道路交通法に「あおり運転」を新たに規定する方針を固めた。 具体的な罰則はまだ決まっていないが、2~3年の懲役刑を想定している。 違反点数も15点以上になりそうだ。 従ってあおり運転をしただけで、運転免許が即座に取り消される。 運転免許を再び取得できるまでの欠格期間も、1年以上は設けるという。 2020年の通常国会に、道路交通法の改正案を提出することになりそうだ。 余談だが、大阪府警があおり運転の防止を呼びかける動画 を作製したが、その内容はアオリイカが「あおり 運転は イカん! 」と怒っている低俗なもの。 あおり運転は死亡事故を誘発する危険な犯罪だから、ダジャレは不謹慎に思える。 先に述べた通り罰則も重いため、取り締まりを行う警察車両やヘリコプターなどから、動画で撮影する必要も生じるだろう。 またあおり運転は、相手車両に対する加害性を伴う犯罪だから、単独の速度違反などとは異なり常に被害者が存在する。 ドライブレコーダーの映像などを証拠として、被害者が犯罪の発生を申告可能にする必要もあるだろう。 そうしないと、あおり運転の被害に遭い、恐怖を感じたドライバーや乗員を救済できない。 証拠とするには、相応の能力を備えたドライブレコーダーも求められる。 エスカレートすると、ドライバー同士が互いの運転を監視し合うような状態にもなりそうだ。 またあおり運転が犯罪なのは当然だが、我々ドライバー側にも防ぐ手段は多岐にわたる。 高速道路の右側車線は追い越し車線だ。 追い越しを済ませたら、左側の走行車線に速やかに戻るのは当然のこと。 そんな当然のルールもあまり守られているようには思えない。 あおり運転の厳罰化は有効だと思われるが、根本的な解決方法ではない。 「あおりたい」欲求を根絶することを考えたい。 [筆者:渡辺 陽一郎] 世界をめぐる自動車評論家に素朴な疑問を訊いてみた 「海外でも、あおり運転は社会問題になっているのか?」 2019年に日本で一気に話題となった「あおり運転」について、そんな疑問を持つ方もいるのではないだろうか? 国内外で取材活動を続ける国際派ジャーナリストの桃田 健史氏が、海外でのあおり運転事情について解説する。

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「あおり運転」の厳罰化。無謀な運転者は減るか?

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他の車の走行を妨げる「あおり運転」を「妨害運転罪」として新たに規定する改正道路交通法が、30日から施行される。 近年、あおり運転で発生した死傷事故が社会問題化するなか、悪質なドライバーが後を絶たない現状を受けた厳罰化。 飲酒運転と同程度の罰則が初めて設けられた。 対象となる行為は「車間距離不保持」「急ブレーキ」「割り込み運転」「幅寄せや蛇行運転」「不必要なクラクション」「危険な車線変更」「パッシング」「最低速度未満での走行」「違法な駐停車」「対向車線からの接近」の合わせて10類型を規定。 通行を妨害する目的でこうした行為を繰り返し、交通の危険を生じさせる恐れがある場合をあおり運転として取り締まる。 違反すると、3年以下の懲役または50万円以下の罰金。 高速道路で停車させたり衝突事故を発生させたり、著しい危険を生じさせた場合は、酒酔い運転と同じ5年以下の懲役または100万円以下の罰金。 行政処分では違反すれば事故を起こしていなくても一回で即免許取り消しとなる。 違反点数は25点で欠格期間2年、高速道路で著しい危険を生じさせた場合は35点で同3年。 さらに、改正自動車運転処罰法でも、危険運転の適用範囲が拡大されており、改正道路交通法の行政処分に加え、他の車を妨害目的で停車させて人を死傷させる行為は、危険運転として刑事処分の対象になる。 あおり運転をめぐっては2017年に神奈川の東名高速で、あおり運転を受けて停車したワゴン車が後続のトラックに追突され、一家4人が死傷。 今月8日にも、埼玉県の国道で乗用車の前に割り込み、蛇行運転やモデルガンのような物を向けて進路をふさいで、急停車させた疑いで男が逮捕されるなど、全国で問題になっている。 施行を前に御坊署もポスターで啓発。 「車を運転する際は時間にゆとり、気持ちに思いやりを持ち、譲り合いの運転に努めてください。 妨害運転を受けたときは交通事故に遭わない場所に避難するとともに、車外に出ることなく110番通報してください。 また、ドライブレコーダーは運転行為が記録されることから、悪質・危険な運転行為の抑止に有効です」と呼びかけている。

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