棒銀くん。 2020年2月更新! 現在最強将棋エンジン白ビールこと「Kristallweizen改0.4」を導入する

近年優秀な矢倉対策として認められた、相居飛車左美濃急戦の組み方(1)【玉の囲い方 第83回】|将棋コラム|日本将棋連盟

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将棋の大体のルールを覚えたけどなかなか実戦で勝つことができない... そんな方にまず覚えてほしいのは「戦法」です。 戦法は将棋の攻め方といっても良いでしょう。 得意な戦法を一つ持つことで、序中盤を自分の有利な展開にしやすくなります。 今回は王道の初心者向け戦法である戦法の指し方について解説していきますが、意外にもたくさんの戦法があります。 特に初心者におすすめの戦法やとの違いなどの戦法の基礎については、こちらの記事で紹介しているので、あまり知らないという方はぜひ見ておいてください。 また、の戦法としてはもう一つ「右戦法」というおすすめの戦法があります。 非常に攻撃的な戦法である点はと同じですが、かなりの違いのある戦法でもあります。 興味のある人はこちらの記事で紹介しているので目を通してみるのがおすすめです。 戦法とは 戦法はの速攻戦法の一つ。 は飛車を2筋の初期位置においたまま戦うの特徴ですが、この飛車の縦のラインに銀を加えることによって「 飛車+銀」による数の攻めでの2筋突破を狙っていきます。 正直、最初のうちはさえ知っていれば無双できるといったくらいに強力な戦法です。 上図はのよくある形。 1五の銀+2八の飛車での2筋突破が何といっても最大の狙いです。 竜は将棋の数ある駒の中でも一番強力な駒なので、序盤で竜を作ることができれば大きなアドバンテージ。 もちろん先手が優勢です。 これらの攻めは飛車に加えて銀の助けがなければ成立しません。 2つの駒による数の攻めは一見単純なようですが、攻撃力のある形です。 数の攻めに加えて、相手の角の頭(つまり2三の地点)を集中攻撃して攻めているというのもポイント。 角は見て分かるように頭が弱点なので、攻める箇所としては最適です。 金一枚の受けに対する指し方 無策は一瞬で突破 相手が2筋を金一枚でカバーしようとしている場合は、最初の章でも見ていただいたように、かなりの確率で敵陣突破が可能です。 それに対して角頭を守るために金を7八(3二)に上げるのは基本中の基本です。 先手も7八~2七と銀を繰り出していきます。 「2八の飛車」「1五の銀」「2四の歩」の3つが揃ってしまうと、後手は先手の攻めを受けきることができません。 もうこうなればの成功は確実。 ただ受けるだけでなく反発していこうという一手です。 銀を助けるには2六に引くしかありませんが、銀を引くようでは攻めが遅くなってしまいます。 そんな後ろ向きなことを考えてはいけません。 銀損はしたものの、金と角の両取りとなっているので駒は取り返すことができます。 後手の受けはもう間に合わない状況となってしまっています。 矢倉に対する指し方 に対する対策としてしばしば使われるのが矢倉と呼ばれる構えです。 矢倉というのは古くからある相用の玉の囲いの名前で、しっかり組むと金矢倉と呼ばれる下図のような形になります(手数はかなりかかります)。 (こちらの記事でも矢倉囲いとそのバリエーションについて触れています) ここまでがっしり組まれると、正直だけで敵陣を崩すのは大変です。 なので、「この形になる前に速攻で仕掛ける」という方針で攻めていきます。 簡易的な矢倉には銀交換からの端攻め 矢倉の途中段階としてよく使われるのが、下図のような3三に銀を、3二に金を置いた形です。 金一枚の受けとの大きな違いは、3三の銀が2四にしっかり利いているということ。 先程のように一方的な数の攻めによる突破は難しいので、ここは「銀交換」に目標を切り替えます。 銀交換とは、具体的に言えば「の銀(攻めの銀)」と「後手の3三の銀(守りの銀)」の交換です。 将棋において、自分の攻めの駒と相手の守りの駒を交換することは基本的に得です。 攻め駒というのはどこでも自由に使うことができるのに対して、相手は銀という大きな守りに使っていた駒が無くなった分陣地が薄くなります。 同じ駒でも価値に違いがあります。 相手陣の弱体化が狙えるうえ、銀が持ち駒になれば好きな場所で使えるようになるので、「自分の攻めの銀」と「相手の攻めの銀」の交換は積極的に狙っていきたいところです。 攻めがひと段落して、銀交換でももちろん満足です。 ですがここではもう少し厳しく迫ります。 矢倉の最大の弱点は「端」。 ここから先手は後手の1筋方面に目をつけて攻めていきます。 このようにを吊り上げておいてから出来たすきに駒を打ち込むのは、よ端攻めでく見られる手筋です。 角には角で対応する 3三銀と3二金の形は強力ですが、銀交換から端攻めを狙えばこちらのペースで攻めを続けられることが分かったと思います。 もう少し工夫を凝らした矢倉の形が、「3三銀・3二金・4二角(下図)の構え」です。 この形は銀と角を2四に利かせ、金で2三をカバーするという2筋の攻めに対して非常に強い構えになっています。 これは単純な飛車損で、大失敗。 このままでは先手の攻め駒の数が足りていないので、先手としても少し工夫していく必要があります。 初手からの指し手を見ていきましょう。 ここは2四の地点に駒を足す意味で、8八の角を引いて使っていく指し方がおすすめです。 それではまずいので、後手と同じように先手も7七の銀と7八の銀の形(矢倉の最低限の形)を作ります。 これで先手の攻めの陣形は整備完了。 ここからは早速2筋の銀・飛車と遠く敵陣を睨む自陣の角で攻めていきます。 後手陣は駒の利きがしっかりとしているので単純突破というわけにはいきません。 ここでは先程と同様に銀交換を積極的に狙っていきましょう。 先ほども言ったように、では銀交換ができればひとまず満足。 ですが、今回も同様にさらに端攻めで攻めの継続を図ります。 まとめ 相手が2筋を金一枚で受けてくる場合と、矢倉の形で手厚く受けてくる場合の2通りを見てみました。 金一枚でカバーしてくる相手には、数の攻めが刺さって比較的簡単に突破できます。 矢倉の形でカバーしてくる相手には、場合によっては角の利きも足して「銀交換」+「端攻め」を狙って指していくのがおすすめです。 今回は一切触れませんでしたが、には角交換した状態で戦う角換わりと呼ばれる指し方もあります。 角交換した分双方の攻撃力が上がっており、定跡もより複雑になっていきます。 角換わりは角道を開けなければ避けることができるので、指したくなければ指さないこともできます。 必ずしも最初の段階で学ぶ必要はないと思いますが、指し方をある程度知っておくと戦い方のバリエーションが増えるでしょう。 おすすめ関連棋書.

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2020年2月更新! 現在最強将棋エンジン白ビールこと「Kristallweizen改0.4」を導入する

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今回のコラムでは、 「左美濃」をご紹介します。 ミレニアム同様、あれ? 左美濃も前やったじゃないの。 と、思われるでしょうが、以前はでした。 今回は 相居飛車戦での左美濃について見ていきます。 近年、さまざまな矢倉対策が出てきましたが、 左美濃急戦が優秀であるということがわかってきました。 では、どのようなものか、見ていきましょう。 相居飛車における左美濃急戦の特徴 囲いの特徴:第1図をご覧ください。 後手の陣形は飛車先は切られていますが、コンパクトにまとまっております。 対して先手陣は矢倉ですが、囲いの完成までまだまだかかる、という状況で仕掛けられています。 相居飛車での左美濃は以前からありましたが、この将棋あたりから、爆発的に増えました。 以前は右四間飛車(次のコラム予定です)や棒銀と組み合わせたり、金を6七(4三)に上がって持久戦になったりする将棋が指されていましたが、銀を4七(6三)に上がって角筋を生かしてガンガン攻めて行くのが破壊力があり、優秀な矢倉対策として認められました。 近年、矢倉が激変した一因でもあります。 矢倉側もいろいろと工夫をしていきますが、左美濃側もその対策を上回る攻め筋を見せていきます。 今後、矢倉側にさらなる工夫が出て、逆に左美濃が下火になることがあるのか、にも注目していきたいですね。 相居飛車における左美濃急戦に組むまでの手順 それでは、これまで通り先手側の駒だけ配置して、相居飛車における左美濃急戦に組むまでの手順を見ていきましょう。 また、矢倉では銀は6八に上がりますが、左美濃なので7八に上がります。 次回は、居飛車左美濃急戦に組む際の注意点を見ていきましょう。 玉の囲い方.

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初心者から中級者に駆け上がる!将棋の戦法「矢倉囲い+棒銀」

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そのため創始者の名前をとって「宮坂流」あるいは「UFO銀」などと呼ばれることがある。 などが得意としている。 一方で後手も中央の位を張り、に組み替えられるのを避けている。 角換わり棒銀 [ ] 戦型がの場合の棒銀は、相手がの場合に有効な手段とされている。 ただし棒銀対策が進化している現在では、指されることは稀となっている。 棒銀側の組み方の手順によって、、などが有力な対策。 加藤一二三は相居飛車においてこの戦型をよく用いる。 に対して先手が棒銀に出る対策も一時期よくみられた。 角換わり棒銀は腰掛け銀に有効とされているが、腰掛け銀側の手段としては、第3-6図の陣形のようにして完全に受け流す戦術が多かった。 第3-6図は1982年度(1983年2月)NHK杯テレビ将棋トーナメント、先手七段後手十段。 以降はしばらく棒銀側の戦い方は棒銀側のみ飛車先を交換し、2六の銀を3七から4六へと中央にもっていく指し方がみられ、さらに角換わりは棒銀から腰掛け銀が主流となっていく。 筋違い角棒銀 [ ] 初手から角交換し、棒銀とを併用して相手の二筋を攻める戦法。 などが用い、30年代に流行したが、対応策が出現し、廃れた。 矢倉棒銀 [ ] 模様から後手が単純棒銀で速攻を目指すのもあり、などが得意としていた。 ただし現在では受け方が確立している。 その後同年5月ので後手番をもって採用したもので、その時の相手は谷川浩司であった。 玉側の端歩は玉の退路を広げるのに非常に重要であるが、ここを安易に突くと矢倉棒銀の第一の狙いである端攻めからの棒銀速攻の餌食となる。 第4-2b図)。 またそのため、相手に端を突き越されることが多い。

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