俺ガイルss 結婚。 いろは「八幡と結婚して。」

俺ガイル 誕生日SS

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【】 平塚「こうしてはおれん、急がねばっ」ダッ 八幡「あれ、平塚先生。 どうしたんですかそんなに急いで」 平塚「む、比企谷か。 それがな、どうやら私の元カレが交通事故にあったらしく早急にお金を振込んで欲しいと言ってきてな。 銀行に行くんだよ」 八幡「・・・・・・その元カレって電話した時名前とか名乗りました?」 平塚「いや、特には名乗ってはいなかったな。 風邪気味の声で『 俺だけど』とは言っていたが」 平塚「まぁ、元彼とはいえ『 お前にしか頼めない、お前じゃなきゃ駄目なんだ』とまで頼られたらな。 早口言葉しようよー」 雪乃「嫌よ。 今、本を読んでいるからあとにしてくれないかしら」 結衣「そんなこと言って、ゆきのんって本当は早口言葉苦手なタイプなんでしょー?それなら仕方ないねー!」 雪乃「ねぇ、さん。 私がそんな易い挑発に乗ると思っているの?だとしたらとても残念だわ。 そんな幼稚な挑発に乗るのなんてこの世界中探してもそこにいる比企谷君くらいなものよそれになにより私が彼と同レベルであなたに見られているという事が非常に悲しくなってくるのだけれどこれからあなたとの付き合い方を少し考えた方がいいのかしらところでさん早口言葉のお題は一体何にするのか決まっているの?」 結衣「・・・・・・やっぱ、後でいい、かなぁ・・・・・・」 八幡「・・・・・・えげつない、雪ノ下さんまじえげつない」 【りらいと】 「けぷこんけぷこん!さて、八幡よ。 昨日渡した我の新作の感想を承ろうではないか!」 八幡「分かった。 おい雪ノ下、出番だ」 雪乃「・・・・・・」スゥゥ 雪乃「ケシテェェェェェェェwwwwリライトシテェェェェェェェww クダァラ ナッチョッガッソンwwwwww ワスゥラ ガッソンザッカンペーwwwwケシカッセェェェェェwwwリラットシテェェェェェェ」 八幡「だそうだ」 「おそとはしってくるううぅぅぅぅわぁぁーん!!!」ドスドスドス 【 にっ!】 八幡「平塚先生がおもちゃ売り場の前で立ち止まってるな。 何してんだあの人」 平塚「・・・・・・」ジー 八幡「目線の先は・・・・・・まさかあの大安売りしてるの子供用コスプレ衣装か?」 平塚「・・・・・・熟れたてフレッシュ、か。 ふん、熟れているのにフレッシュなわけなかろう。 こうして売れ残っているあたり、まるで私のような気がして親近感が湧くな」ボソッ 平塚「・・・・・・仕方ない、買ってやるか」フッ この日の平塚先生の背中を、俺は永遠に忘れられないだろう。 【普通の】 いろは「あれ?先輩じゃないですかー」 八幡「おう」 いろは「奇遇ですねー。 何かお買い物ですか?」 八幡「ああ。 ちょっとが欲しくてな」 いろは「ちょ、急に何言ってるんですか!?告白ならもっとシチュエーション考えてからにしてくださいごめんなさい!!!」 八幡「いや、お前のことじゃないから。 今日もいつも通りうまい。 やはり、俺の好物がマッ缶なのはまちがっていないな、うん」マッカンノミー 三浦「げ、ヒキオじゃん。 なにしてんの?アンタ」 八幡「普通にマッ缶飲んでるんだが」 三浦「ふーん。 ま、あーしには関係無いけどさ。 ってか、それメッチャ甘いヤツっしょ?おいしいワケ?」 八幡「ああ、美味いな。 なんならこれより美味い飲み物を知らないまである」 三浦「そ、なら一口ちょーだい」グイ 三浦「んくっ」ゴクリンコ 八幡「え、いやお前・・・・・・」 三浦「う〜、なにコレ・・・・・・甘過ぎ。 こんなんばっか飲んでっと糖尿病になるし!ヒキオも自分のカラダの事とか今からでも気にしないと手遅れになるよ?」 八幡「・・・・・・お、おう」ドキドキ 三浦「じゃ。 あーし教室戻るから」スタスタ 八幡「・・・・・・」ドキドキ 八幡「りゅうってすごい」ドキドキ 【 見た目は大人頭脳は子供】 結衣「ねぇねぇヒッキー、ここって何県だっけ?わかんなくなっちゃたから教えて!」エヘヘ 八幡「ちょ、おい急に後ろから迫ってくるなよビックリするだろうが」 結衣「ゴメンゴメン。 でもお願いヒッキー!この課題今日中に提出しないといけなくて時間がもう無いからぁ」ムギュ- 八幡「・・・・・・おい、そんなくっつくな」 八幡「 ・・・・・・いろいろあたってるんだよ、胸とかおっぱいとか胸とか。 やだ、八幡煩悩にまみれ過ぎぃ! 」 八幡「で、何がわからないんだ、ってこれただ47府県の名前書くだけだろ」 結衣「うん、千葉と東京と沖縄と北海道は入れたんだけど他が忘れちゃって・・・・・・」 八幡「 コイツ見た目だけしてきたんじゃないか・・・・・・? 」 その頃のゆきのん 雪乃「最近肩が重いわね。 これは恐らく胸が大きくなったせいよねきっと」フフン 【 さんっ!】 ある日の休日 ー公園にてー 平塚「・・・・・・ふぅ」タバコスパー 平塚「・・・・・・・・・・・・ふぅ」タバコスパー 平塚「・・・・・・あまり吸い過ぎるのもあれだな、帰るとしよう」 男の子「おーい、そこのおねーちゃーんボール取ってー!!」 平塚「む、ボールというと・・・・・・これか」 平塚「そうだ。 ただ返すのもつまらんし、あの子達に目にものを見せてやろう」 平塚「いくぞっ、はぁああッ!!」ドッチューン 子供たち「ワーワー!! スゲェ!! イマノシュートナンダ!? メチャクチャマガッタゾ!! アノヒトニオシエテモラオーゼー!! 」 子供たち「おねーちゃん一緒にサッカーしよーっ!!」 平塚「そうか、そんなに私とサッカーしたいか。 いいだろう、いいだろう!!」ニパー ワーワー!! オネーチャンサッキノシュートオシエテ!! そんなこと」 葉山「・・・・・・いや、待てよ?俺が考えるんじゃなくて、俺が比企谷の気持ちになって考えてみたら理解出来るんじゃないか?」 葉山「早速やってみよう」 葉山「比企谷っ!君はどうしていつもそんなやり方しか出来ないんだ!」 葉山「君一人で何でも解決して、背負って、君が傷付くことで悲しむ人がいることがどうしてわからない!」 葉山 八幡 「俺はお前とは違う。 ぼっちだからな。 誰かに頼るなんてやり方がそもそもわからないんだよ」 葉山 八幡 「大体、ぼっちの俺が傷付いたところで誰が悲しむんだ?」 葉山 八幡 「今までそんな奴はいなかったからな。 きちんと言葉にしてくれなきゃわからねーよ」 葉山「すくなくとも、俺はそう思ってる!!」 葉山「 ん?違うな。 あえて気づかないフリをしたんだよ」 川崎「尚更タチ悪いよ。 こういう時って普通一緒に入るか、くらい言うもんじゃない?」 八幡「ばっかお前、俺だぞ?そんなこと言ったら間違いなくドン引きだわ。 また今度あげるね!」 八幡「帰りに買お 使命感 」 「帰りに買わなきゃ 使命感 」 川崎「帰りに買わないと 使命感 」 雪ノ下「放課後、内のを全て買い占めるわ 使命感 」 いろは「早退して買って放課後先輩にアレをします 使命感 」 【はるのんのなく頃に】 ー八幡の部屋ー 陽乃「ねぇ、比企谷くん?」 八幡「な、なんでしょうか・・・・・・?」セイザ 陽乃「このちょっとエッチな雑誌は何」 八幡「ちょっと、あの、出てる作品が違うと思うんですけど・・・・・・」 陽乃「そんなことは聞いていないの 真顔 」 八幡「・・・・・・怖ぇぇ」ガタブル 陽乃「まぁ、男の子ならそういうのに興味あるのは普通だし、別に問題ないの」 陽乃「でもね?」 陽乃「全部黒髪ロングの貧乳女子高生モノだけなんて酷いよぉっ!!」 陽乃「どうして黒髪ショートのお姉さん系巨乳モノは持っていないの!?」 陽乃「お姉さんはがっかりだよ・・・・・・」 八幡「ほっといてください、マジで・・・・・・」 【 ふぉー!】 結衣「最近、雨ばっかりだねー」 雪乃「仕方ないわ、六月の梅雨真っ盛りですもの」 結衣「あっ、六月といえばさ、だね!」 雪乃「そうね。 の結婚生活の女神『JUNO 』と六月である『 JUNE』が似ていることから来ているわ」 結衣「それしってる!テレビでこの時期になったらよく特集やってるよね!」 八幡「まぁ、それが定番の理由だが日本の場合はぶっちゃけ違うぞ」 八幡「日本は六月が梅雨だからな、雨の日に結婚式を挙げる人間は少なかったんだよ。 だから海外のそういった話を輸入して情報戦略をした訳だ」 八幡「バレンタインやクリスマスと同じパターンだ」 八幡「だから俺は六月に結婚式は挙げない、企業の戦略に騙されてたまるか」 結衣「なんか聞きたくなかったかも・・・・・・」 雪乃「大丈夫よ比企谷くん。 心配しなくても貴方と結婚式を挙げてくれる人なんて今世紀には現れないもの」 八幡「それは言い過ぎだ。 もしかしたらこんな腐った目にときめいちゃう物好きがいるかもしれないだろ」 結衣「自分で物好きって言っちゃうんだ・・・・・・」 八幡「あ、あともう一個あるぞ、理由」 八幡「昔のヨーロッパは三月から五月までは農作業が忙しい時期らしくてな、その時に挙げるのは無理つーことで忙しく無くなる六月になったって説もーー」 平塚「ということはあれか!私が結婚出来ないのは私が『 若手』で!仕事が『忙しいから 』だということだからか!そっかーそれならやむ無しだなぁ!あっはっはっ!」 八幡「・・・・・・」 雪乃「・・・・・・」 結衣「・・・・・・」 その平塚先生の必死な姿を見て、俺達はなんとも言えない気持ちで部室を後にした。 【 ふぉー!】 結衣「最近、雨ばっかりだねー」 雪乃「仕方ないわ、六月の梅雨真っ盛りですもの」 結衣「あっ、六月といえばさ、だね!」 雪乃「そうね。 の結婚生活の女神『JUNO 』と六月である『 JUNE』が似ていることから来ているわ」 結衣「それしってる!テレビでこの時期になったらよく特集やってるよね!」 八幡「まぁ、それが定番の理由だが日本の場合はぶっちゃけ違うぞ」 八幡「日本は六月が梅雨だからな、雨の日に結婚式を挙げる人間は少なかったんだよ。 だから海外のそういった話を輸入して情報戦略をした訳だ」 八幡「バレンタインやクリスマスと同じパターンだ」 八幡「だから俺は六月に結婚式は挙げない、企業の戦略に騙されてたまるか」 結衣「なんか聞きたくなかったかも・・・・・・」 雪乃「大丈夫よ比企谷くん。 心配しなくても貴方と結婚式を挙げてくれる人なんて今世紀には現れないもの」 八幡「それは言い過ぎだ。 もしかしたらこんな腐った目にときめいちゃう物好きがいるかもしれないだろ」 結衣「自分で物好きって言っちゃうんだ・・・・・・」 八幡「あ、あともう一個あるぞ、理由」 八幡「昔のヨーロッパは三月から五月までは農作業が忙しい時期らしくてな、その時に挙げるのは無理つーことで忙しく無くなる六月になったって説もーー」 平塚「ということはあれか!私が結婚出来ないのは私が『 若手』で!仕事が『年中忙しい』から!だということだからか!そっかーそれならやむ無しだなぁ!あっはっはっ!」 八幡「・・・・・・」 雪乃「・・・・・・」 結衣「・・・・・・」 その平塚先生の必死な姿を見て、俺達はなんとも言えない気持ちで部室を後にした。 【いちもじ】 結衣「やっはろー!」 雪乃「こんにちわ」 八幡「うす」 雪乃「・・・・・・あの、ふと気になっていたのだけど、さんのその挨拶はオリジナルなのかしら?」 八幡「それ、俺も地味に気になってたわ。 どうなんだ、?」 結衣「そだよー、やっほーをちょっとアレンジしてハローと合体した感じかな!」 雪乃「意外と考えられてるのね」 八幡「全くだ。 【2週目】 八幡「なぁ、雪ノ下。 俺と友達になってくれないか?」 雪乃「いいわよ」 雪乃「この少しおバカな世界でなら、飾らない私で居られて『本物』を手に入れられそうな気がするもの」クスッ 終 元スレ 八幡「やはり俺達の日常一コマはまちがっている。

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【俺ガイル】 八幡「比企谷…小雪?」

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【朗報】俺ガイルのオーディオブックが1冊無料でもらえます みんな知ってる使ってる「Amazon」 Amazonでは、本を声で聴く「」というサービスもやっています。 知っていましたか? いや知らなかったって人、オーディブルのに登録すると、好きな本が1冊無料でもらえます。 安い本も高い本もどんな値段の本でも、無料でもらえます。 無料体験中に退会で料金は一切不要 無料体験期間中に「やっぱ退会したい…」そう思うかもしれません。 「お金ってかかるの…?」 いいえ、無料体験期間中に退会した場合、お金は一切かかりません。 また、無料体験中にもらったオーディオブックは、退会後も引き続き視聴可能です。 比企谷八幡、二十五歳。 比企谷小町、二十三歳。 小町「お兄ちゃん、まだ起きてたんだ?」 八幡 家族の寝静まった頃。 居間で少し親父の日本酒を飲んでいると、小町が顔を出した 八幡「まあ。 お前もまだ起きてたのかよ、さっきおやすみっつったろ」 小町「うーん、なんか寝れなくて。 vip2ch. 24 小町「……へー、お兄ちゃんがそういうの見るって珍しいね」 八幡 小町は泣いているような笑っているような困っているような、そんなよく分からない顔をしていた 八幡「いいだろ、別に。 それより、明日は早いんだからもう寝ろよ」ポン 八幡 軽く頭を撫でてやると小町は目を細めた。 そんな顔を見ていると、やっぱり昔から変わらないなと思う 小町「うん。 ……でも、もうちょっとだけ。 12 八幡 返事をして、かるく日本酒をあおった 八幡 これはまろやかな味わいが売りの日本酒だが、何故か今日はほろ苦く感じる 八幡 そんな風に感じる自分の心境を自覚して、少しだけ苦い笑いがこぼれた 八幡 最初のページからアルバムを眺め始めた小町を置いて、窓を開けて夜空を見上げる。 三月の夜空には、たくさんの星が浮かんでいた。 62 八幡「……」 小町「……」 八幡「…………」ハア 小町「!…………おこったの?」グス 八幡「ばか、怒ってない。 68 小町「…………」グス 八幡「ちょ、なんで泣くんだよやめろよ泣くなよおい」 小町「ごめ、ごめん、なさい。 おにい、ちゃんの、おもちゃ、小町、こわし、ちゃって……」グスグス 八幡「……え?……うわ、真っ二つじゃん。 マジか……」 小町「ごめんなさい……」グスグス 八幡 怒ろうと思った。 何してんだよ馬鹿、って。 23 八幡「……まあ、いいよ。 多分直せるしな」 小町「え?……ほん、と?」グス 八幡「ああ、まあ多分だけど。 いい、しょうがない。 だからほれ、顔拭いて鼻かんでこい」クイッ 小町「そっか……。 比企谷小町、十歳。 小町「おにいちゃん!卒業おめでとう!」 八幡「おお」 小町「今日はおにいちゃんの卒業祝いで、お寿司だって!お寿司!お兄ちゃんナイス!」 八幡「ふ、もっと褒めろ。 42 小町「へへへーいっぱい食べるよー!」 八幡「そのちっこい身長伸ばせるようにな」 小町「おにいちゃんうるさい。 ポイント低いよ?」 八幡「あっそ」 小町「もう。 比企谷小町、十二歳 小町「あれ、お兄ちゃんなんか元気ないね?どうしたの?」 八幡「……別に」 小町「別にーなんて言う人は、そんなウサギみたいな目してちゃいけませんー。 小町に話してみてよ!」 八幡「お前もどうせ、面白がるんだろ」 八幡 クラスメイトに笑いものにされていた頃だからだろうか。 35 小町「大丈夫だよー、ひとしきり笑って馬鹿にしてからちゃんと励ましてあげるから。 56 八幡 女の子に振られてクラスメイトに笑いものにされた情けない兄を、小町は笑った。 比企谷小町、十六歳。 某大学の掲示板前 小町「……お兄ちゃん、番号あった……?」 八幡「……」 小町「……そっか、でも大丈夫だよ。 お兄ちゃん、頭いいんだしさ。 もう一年頑張ったら絶対通るよ!」 八幡「……いや、あった……。 46 八幡「だから、あったんだって。 俺の番号」 小町「……うそ、本当に?」 八幡「このことでお前に嘘つくわけねえだろ。 ……あったんだよ、俺の番号」 小町「や……やったー!おめでとうお兄ちゃん!良かった、良かったよう……」 八幡 小町は顔をくしゃくしゃにすると、その場にへたりこんだ。 00 八幡「なんでお前が泣くんだよ、馬鹿」 小町「だって、嬉しいんだからしょうがないよ……。 お兄ちゃんの代わりに、小町が泣いてるの」グスグス 八幡「……ったく」 八幡 泣き虫なのは昔から変わんねえな、なんて思いながら。 ……明日だね」 八幡「ああ。 ……何、優しくて素晴らしい兄がいなくなるのが寂しいのか?」 小町「……小町ポイントひくーい」 八幡「はいはい。 ていうか暇なら荷造り手伝ってくれ、小町。 まだ半分くらいしか終わっとらん」 小町「うん。 ……ねえ、本当に一人暮らしするの?」 八幡「今更だな。 別に、俺だってしたくてするわけじゃねえよ。 95 小町「あーあ、寂しくなるよー小町は。 いいの?」 八幡「バカそんなん俺の方が寂しいに決まってんだろ」 小町「うわー適当だなー。 65 小町「お兄ちゃん。 …………今更だけど高校卒業おめでとう」 八幡「……本当に今更だな。 変に間を取るから告白でもされんのかと思ってドキドキしたわ」 小町「あっはっはバカだなー。 ……ま、今日は素直に言ってあげようかなーって。 なんとなく思ったの」 八幡「……サンキュ。 愛してるぞ小町」 小町「はいはい小町もだよー。 多分ね!……あっち行っても、ちゃんとご飯食べなよ?」 八幡「お袋かお前は」 小町「何言ってんの、可愛い妹だよ」 八幡「知ってる」 小町「うん、なら良し」クス 八幡 小町は頷いて、部屋から出て行った。 比企谷小町、十八歳 小町「ひゃっはろー、お兄ちゃん。 今日からよろしくね!」 八幡「おい。 62 八幡 大学生活も三年目に入ろうかというある春の日、小町が俺の部屋に引っ越してきた。 ちょっとそこらに出かけるように、デイパックを肩から提げている 小町「後から引っ越し業者さん来るから、お兄ちゃんも手伝ってね」ポン 八幡 鼻歌まじりに俺の肩を叩いて、小町は部屋の中を探索し始めた 八幡「……はあ」 八幡 うちの大学の近くにある専門学校に入ることは知っていたが、まさか俺の部屋に引っ越してくるとは 小町「ねーお兄ちゃん、後から小町の食器とか買いに行くから付いてきてね」 八幡 そう言ってニッコリ笑う小町。 小町はいつものように自転車の後ろに座っている。 秋になって少しずつ肌寒くなり、夕焼けの色は深い赤になってきた 小町「思うんだけどさー」 八幡「何を、だよ」 八幡 緩やかな上り坂になってきた。 が、いくら緩やかでも後ろに人乗せてりゃきつい。 10 小町「お兄ちゃんに彼女できない理由。 小町なりに考えてみたのですよ」 八幡「へえ……。 何だよ?」 八幡 余計なお世話だが、聞いてみよう 小町「もっと飲み会とか合コンとか行ってきなよ!出会いが足りてないよ!出会いが!」 八幡「はっ」 八幡 出会いですよ!出会い!プロデューサーさん!とか言いそうなテンションだ。 何ドルマスターだよ 八幡 それにしても発想が浅いなーこいつ。 75 八幡「あっそ。 まあ、頭に入れ、とく、わ」 八幡 ペダルを漕ぐ方に集中しよう。 足を着きそうになると、小町が「がんばれー」なんて適当な応援をしてくる。 それを聞くのも癪なので、できるだけ疲れた素ぶりは見せたくない 小町「うん。 13 八幡「一色だよ。 ビックリしすぎて固まったわ」 小町「あーいろは先輩かあ。 でもよかったじゃん、知り合いがいて!何か話した?」 八幡「話したよ。 逆に一色以外の女子とは『何頼む?』『あ、生で』ぐらいしか話してないまであるぞ」 小町「お兄ちゃん……」 八幡 小町はしばらく呆れたようにこちらを見ていたが、「まあいっか。 比企谷小町、十九歳。 八幡「ただいま」 小町「おかえりー」 八幡「あークソ寒かった……」 小町「バイトお疲れ様ー。 ご飯できてるよ」 八幡「おお。 70 小町「久しぶりにおでん作ったからね!小町もまだ食べてないんだー、一緒に食べよ」 八幡「待っててくれたのか。 48 八幡 小町は冷蔵庫からクリアアサヒと氷結をいそいそと運び、よっこいしょとオバサンくさいことを言いながらコタツに入った 八幡 コタツの暖かさに「極楽ぅ……」と目を細めてから、俺のグラスにビールを注ぐ 小町「はい、じゃあ今週もお疲れ様でした」カチン 八幡「お疲れ」カチン 八幡 軽くグラスを合わせて、喉にビールを流し込む。 84 八幡「はあ。 たまらん」 小町「おっさんくさいよお兄ちゃん……」 八幡「うっせ」 八幡 小町はおでんをほおばると、顔を綻ばせた 小町「んー。 お兄ちゃん、大根すごいおいしいよ」 八幡「ほう。 92 小町「ねー。 ……お兄ちゃんさー」 八幡「ん?」 小町「……いろは先輩と、付き合うことにしたの?」 八幡「…………まあ」 小町「やっぱ、そうだったんだ。 84 小町「……今だから言うけどさ。 お兄ちゃんは、なんだかんだで結衣さんと付き合うんじゃないかなって。 小町ずっと思ってた」 八幡「へえ。 ……あっそ」 小町「それは小町の願望も混じってたんだけどね。 ……だから、お兄ちゃんが高校三年生の時。 そうしなかったのは意外だったんだ」 八幡「……」 小町「ま、小町はお兄ちゃんの妹だからさ、結衣さんと付き合わなかった理由もなんとなく分かるし。 45 八幡「……あっそ」プイ 小町「あ、照れてる?お兄ちゃん照れてる?」 八幡「うるせうるせ」 小町「あはは。 あ、お湯わいたみたい」ピー、ピッピッピー 八幡「はあ。 ……お前も、とっとと彼氏の一人でもつくれよ」 小町「うわー調子乗ってる。 むかつくー。 47 小町 お兄ちゃんは照れたのか、少し頬を赤らめてテレビを眺めてる。 別に、彼女の存在を隠さなくてもよかったのにね 小町 小町は、お兄ちゃんがどんな人間なのかをちょっとだけ多く知ってる。 58 小町 昔は、そんなお兄ちゃんに「もっと自分を好きになればいいのに」とか思ってたけど。 いつだったか気づいたんだ。 きっと、そんな自分のことが好きなんだよね。 この人は 小町 だから、そんな馬鹿だけど愛おしいお兄ちゃんに彼女ができたことを、小町は嬉しく思う。 本人はきっと否定するけど、お兄ちゃんはこれまでいっぱい誰かの為に頑張ってきたんだし 小町 そろそろちょっとくらい報われてほしいな、って妹としては思うんだ 小町 お兄ちゃんのこと、モテるとは思わないけど。 お兄ちゃんのことを好きな人は、もっといてもいいんじゃないかなってずっと思ってたから。 ……これも、小町的にはポイント高いかも 小町 さて……猫舌なお兄ちゃんのために、もう少しだけ冷ましてからこのコーヒーは持って行ってあげよう。 比企谷小町、二十歳。 小町「ふー、お風呂あがったよー。 ……あれ、映画見てんの?」 八幡「ああ」 小町「ふーん。 09 八幡「あー……お前が連れてきた彼氏だけどな」 小町「うん……」 八幡「まあ、なんだ……。 良い奴だな」 小町「うん……。 04 小町「そっか。 ……お兄ちゃん何も言わないんだもん。 怒ってるのかと思った」 八幡「怒ってねえよ、別に。 ……ただ、何を話せばいいか分かんなかったんだよ」 小町「おかげで彼も、すごい居心地悪そうにしてたよ。 小町、一人で喋るの大変だったんだから」 八幡「そりゃ、悪かった。 ……あれだ、今度は泊まっていくようにでも言っとけよ。 43 八幡 正直、面白くはない。 まったくもって、面白くはない 八幡 だけど、俺の妹が好きになった男だ。 ……きっと、俺も仲良くなれば小町は嬉しがる 八幡 だったら、歩み寄ってやろうかと思うのだ。 兄として 八幡 それに、今日の彼は凄い頑張って俺と仲良くなろうとしてくれてたしな……。 自分の大人げない態度を思い出すと、少しへこむ。 あれはないわ 八幡 小町は嬉しそうに笑っている。 いつか、きっとそう遠くない未来。 比企谷小町、二十三歳。 都内某居酒屋にて 材木座「ぬふん。 では、久しぶりの再会を祝して。 11 八幡 『久しぶりに会おうよ』と、最初に言ってくれたのは戸塚だった。 話が出てから比較的早く、三人が都合の良い日が重なったのは幸運な偶然だろう。 いや、材木座とかいう邪魔虫がいるのは不幸な偶然かもしれないが 戸塚「ねえそれより八幡、小町ちゃんの結婚おめでとう」 材木座「ああ!そうであったな!おめでとう」 八幡「ん。 19 戸塚「この前八幡の結婚式したばかりな気がするのに、あれって一年前なんだよね。 なんか時が経つの、どんどん早くなるよね」 八幡「……戸塚の口からそんなオッサンじみた台詞聞きたくなかった」 材木座「昔から思っていたが、八幡は戸塚氏に幻想を抱きすぎではないか……」 戸塚「そうだよー、僕だってもう二十五歳の社会人。 営業マンなんだからね」 八幡「戸塚が営業マンか。 56 戸塚「ちょ、なんで写メ撮るの八幡!」 八幡「最高だ、待ち受けにする」 戸塚「もう酔ってるの八幡……。 そういえば、結婚式って一週間後くらいだよね」 材木座「たしかにそうであったな。 どうだ八幡、兄者としての心境は」 八幡「……控えめに言って最悪だよ」 戸塚「あー……。 小町ちゃん可愛いもんね。 それに、凄い美人になったよね。 02 材木座「うむ、我も八幡の結婚式で見た時は正直びっくりしたぞ。 時の流れとは恐ろしいものだな。 ……いや本当、可愛すぎて話すとき凄い緊張したぞ俺」 八幡「材木座は素でそういうことを言うな、通報したくなるから」 材木座「なんか八幡、我に対してちょっと当たりきつくない?」 戸塚「まあ、昔からだよね」ケラケラ 材木座「うぬぅ、戸塚氏は酔うと少しサディスティックになるのか……」カキカキ 八幡「そんな興奮した顔でメモを取るな、本当に通報するぞ。 酒豪将軍材木座義輝がこのぐらいの酒で酔うものか」 戸塚「んー……二人とも強いねえ」 八幡 戸塚はちょっと前から机に突っ伏して今にも寝そうな感じになっている。 08 いろは『お先に寝るので、のんびり楽しんできてください。 なんというかお主は、いい嫁を見つけてきたな」 八幡「は?なんだよ急に」 材木座「正直に申すと、高校時代からは考えられんよ。 今のお主は」 八幡「……」 材木座「丸くなった、というわけでもないが……。 66 材木座「いやいや、本当にそう思うぞ。 ……きっと、嫁様のお蔭だろう」 八幡「……は、どうかな」 材木座「我が保証する。 きっとそうだ」 八幡「うわ、信用度ゼロだわ」 材木座「何ぞそれ酷い。 ……まあなんというか、嬉しいぞ。 やはり、旧友のそういう幸せそうな様子を見るのは安心するというか、嬉しいものだ」 八幡「……決め顔で何言ってんだ、アホ。 17 八幡「…………いや、お前の気持ちなんて別に分かりたくないし気持ち悪い」 材木座「だから今日のお前は俺に対して当たりきつくない!? 」 八幡 思わずといった感じの素で喋る材木座を見て、久しぶりに俺は心の底から笑った 八幡 正面では昔から変わらず可愛い戸塚が、すやすやと穏やかに寝息を立てている。 小町の結婚式前日。 比企谷八幡、比企谷いろはの新居。 八幡「……ああ。 ……ああ。 ……三時くらいにそっち着くから。 ……はいよ、買っていく買っていく。 それじゃあ、また後でな」ガチャ 八幡「……はあ、嫌だ。 鬱だ」 いろは「どうしたんですかぁ、せんぱい。 電話切るなり膝を抱えて」 八幡「小町の結婚式が明日とかいう現実が嫌だ。 何で現実ってあんのかなぁ、誰も求めてないんだよなぁ……」 いろは「せんぱいそれ一か月くらい前から言ってますよ。 それより、実家に集まるんですよねー。 もうそろそろ着替えてくださいよ。 道路どのくらい混んでるか分かんないし、早めに出ましょー」 八幡「ああ……」ノソノソ いろは「わ、もう立ち上がるなり寄りかからないでください。 36 八幡「嫁が冷てえ……」 いろは せんぱいがこんな風に甘えてくるの珍しすぎて心臓に悪いよ…… ドキドキ いろは「もー。 報告された時は『え?……ああ、そうなんだ。 いいんじゃねえの。 おめでとう』ぷいっ、なんてすかした態度でいたくせに。 今更そんなこと言わないで下さいよぅ」 八幡「何その腹立つ人間は俺の真似?ぷいっ、なんてしてねえ」 いろは「してましたー。 80 八幡「あいつなあ……。 本当、あの野郎はなんであんな良い奴なんだよクソ。 おかしいだろ」 八幡「俺が前に一回事故して入院した時、お前の次くらいにお見舞い来る回数多かったし。 俺が仕事ミスってへこんでた時、朝までずっと酒付き合って愚痴聞いてくれたし。 自分は次の日朝一で、でかい会議があるのに」 八幡「ふざけんなよクソ……。 妹の彼氏じゃなかったら、俺が告白してふられるまであるぞ」 いろは「うーん久しぶりにせんぱいに引いたな~。 ……まあつまり、似たもの同士のお似合いカップルってことですよ。 あの二人は」 いろは せんぱいが一番それを分かってるくせに。 33 八幡「……はあ、そろそろ行くか。 いろは、俺のスーツちゃんと積んでるか、もう一回確認してもらっていいか?」 いろは「はいはい旦那さん、りょーかいです」 いろは 先輩は気だるげに自室の方に歩いていった。 でも、私は知ってる。 ああやって心底嫌そうな顔をしているのは、照れ隠しだって。 寂しかったりするのは本当だろうけど、嬉しいのも本当なんだよね いろは つまり私の前で、「うわあやべえ俺の世界一可愛い妹と俺を慕ってくれる超良い奴な弟分が結婚するの、死ぬほど嬉しいわー!」って顔をするのが恥ずかしいのだ いろは 相変わらず捻デレた先輩である。 うんうん、そんな先輩は可愛い いろは さてと、明日は私の可愛い義妹の結婚式。 あまり多くのことを喋った気はしなかったが、ふと時計を見るともう12時を回っている 八幡「おい、マジでもう寝た方がいい時間だぞ」 小町「え?……あ、本当だ。 30 小町「だって……」グス、グス 八幡「……」 小町「寂しい、よ……」グスグス 八幡「はあ。 本当、いつまで経っても泣き虫なのは変わんねえな。 09 八幡 俺の方が、寂しい。 今はただ寂しくて、たまらない 八幡 でもアルバムを見ながら小町と昔の話をするうちに、思った 八幡 俺たちはこれから新しい場所で、それぞれの日々を歩いていく 八幡 そしてその日々の中のふとした時に、お前のことを想う。 元気でいるだろうか。 42 八幡「小町、おやすみ」 小町「うん。 おやすみ、お兄ちゃん」 八幡 俺の目を見て微笑んでから小町は立ち上がり、自分の部屋に歩いて行った 八幡 日本酒を少しだけあおって、アルバムを閉じる 八幡 拗ねたような顔でそっぽを向いている俺と、その腕に抱きついて楽しそうに笑っている小町 八幡 表紙に貼ってある写真を見て苦笑する。 99 小町『小町ねー、大きくなってもお兄ちゃんとだけは結婚したくないな』 八幡『……はあ。 八幡的にポイント低いぞ。 ていうかお前みたいなあざとい奴、俺の方からフるまである』 小町『うわ、生意気だなぁ。 でもお兄ちゃんが誰とも結婚できなかったら、小町がずーっと一緒にいてあげるね!今のは小町的にポイント高い!』 八幡『はいはい。 59 八幡 いつだったか、そんな会話をしたことを思い出す 八幡 何故か、記憶の中の小町はいつも笑っていた 八幡 これからもずっとそうだったらいい。 05 いいなこういう雰囲気。 最近の投稿• カテゴリー• 633• 631• 619• 446• 408• 108• 144• 147• 174• 155• 189• 189• 2 アーカイブ• 128• 118• 242 メタ情報•

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