失敗 学 の すすめ。 【失敗から学ぶ】失敗のイメージを壊す6つの要素。(失敗学のすすめ)

『失敗学のすすめ』の読書感想

失敗 学 の すすめ

目次 キーワードは、 失敗と 創造 この本で、失敗に次いで何度も登場するワード、それが「創造」です。 失敗と創造。 これまでの僕には、この2つがつながっているとは思えませんでした。 著者はこの2つについて以下のように言っています。 創造力とは新しいものを作り出す力を意味している以上、 失敗を避けて培えるものではありません。 創造力を身につける上でまず第一に必要なのは、 決められた課題に解を出すことではなく、自分で課題を設定する能力です。 では創造力がなぜ必要なのか。 学校の授業で教える知識は、すでに改良が加えられて、 課題から結論までが無駄なく一直線上の状態にあるものがほとんどです。 学校で勉強してきた「これが正解」という 唯一の解が通用する場面は実社会では滅多にありません。 受験勉強などで、ある決められた仕事をこなすためには、 「こうすればうまくいく」話はたいへん有効です。 しかしあたなたじきに「こうすればうまくいく」話だけでは 不十分だということに気づくでしょう。 なぜなら「うまくいく」話をもとにつくった企画は 「どこかで見聞きした企画」にすぎないからです。 略 「こうすればうまくいく」といういわば 陽の世界の知識伝達によって新たにつくりだせるものは、 結局はマネでしかありません。 学校で学ぶ知識も大事だけど、 それだけでは解決できない問題が世の中にはたくさんあります。 そんな時に必要なのが創造力であり、 創造力を養うためには行動しなければならない。 すると当然失敗する。 自分にとって、世の中にとって新しいことだから。 社会人になって6年以上が経って、本当に著者の言う通りだなーと感じています。 社会には法律というルールがあり、 社内にはあらゆる規則があり、 それに則って実行すればいいように思えます。 でも実際は、いろんな要因を加味して、 いろんな解決案があって、いろんな人の思惑があって、 どこにどう落とし込むかという点で悩むことが多々あります。 正解がどれなのか、正解なんてあるのかさえわかりません。 どれが正解かなんてわからないけど、 どれかを選んで行動しなければ、 正解か失敗かどうかも分かりません。 だから まずは行動してみる。 そこで失敗したらどうすればいいの? その答えは、 実例をもとに失敗を学びに変える方法が本書に掲載されているので ぜひ読んでみてください。 (今後、アウトプット10選でも実行します。 ) どんな人が書いてるのか そんな失敗と創造をつなげて考えている著者は一体何者か。 著者の 畑村洋太郎先生は、元東京大学工学部の教授であり、 現在は名誉教授としてご活躍されています。 専門は 失敗学、創造的設計論、知能化加工学、ナノ・マイクロ加工学 と、素人の僕にはさっぱりわかりませんw 本書に挙げられている実例も、東大での授業内の実験のことや、 工学の専門分野の内容が多々あります。 というのも、元をたどるとこの本は、工学書として1996年に発行された 『続々・実際の設計ー失敗に学ぶー』という本をもとにしており、 約20年前の2000年に、より多くの人へ知ってもらうべく再編されたのが この 『失敗学のすすめ』なのです。 ここでお願いです! どうか 「工学」「20年前」 というワードで毛嫌いしないでください! 工学書だけど・・・ 一般の人にとっては馴染みが薄い分野ですが、 読んでみると説明が分かりやすく、 学生へ指導しているかのような優しい語り口調のため、 読んでいて、頭の中で言葉が流れた時に、とても心地がいいんです。 つまり、 難解な専門書ではありません! 20年前の本だけど・・・ また20年前というと、僕はまだ小学生ですw その頃に発行された本なのに、全く色褪せてません。 むしろ失敗について考えてこなかった僕にとっては、 恐ろしく新鮮でした。 それは「失敗」というのが、いつの時代にもつきまとう普遍的なものだからです。 20年前に考えられていた失敗と、現代の失敗では内容は違っても、 人間が関わる限り、同じような性質の失敗なのではないでしょうか。 「歴史は繰り返す」とも言いますしね。 それを裏付ける一つの記事が。 世界経済フォーラム、通称ダボス会議にて、 2020年に必要とされる トップスキルの3位に「創造力」がランクインしています。 ここで注目したいのは、3位に入っていることではなく、 2015年では10位だったということです。 AIなどのIT技術の発展からか、 ビジネスに必要とされるスキルも5年で大きく変化しています。 20年前、畑村洋太郎先生は、 このような世の中を予想して本書を出したんでしょうか。 いつかお会いしてみたいです。 最後に この本は僕と同じように、 自分の本棚に自己啓発本が並んでいる人にぜひ一度読んでもらいたいです。 成功したい、成長したいという気持ちは痛いほどよく分かります。 でも、それにはいろんな人の成功例ではなく、 自分の失敗に向き合うことの大切さをこの本は教えてくれます。

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失敗学のすすめ:株式会社日立総合計画研究所

失敗 学 の すすめ

目次 キーワードは、 失敗と 創造 この本で、失敗に次いで何度も登場するワード、それが「創造」です。 失敗と創造。 これまでの僕には、この2つがつながっているとは思えませんでした。 著者はこの2つについて以下のように言っています。 創造力とは新しいものを作り出す力を意味している以上、 失敗を避けて培えるものではありません。 創造力を身につける上でまず第一に必要なのは、 決められた課題に解を出すことではなく、自分で課題を設定する能力です。 では創造力がなぜ必要なのか。 学校の授業で教える知識は、すでに改良が加えられて、 課題から結論までが無駄なく一直線上の状態にあるものがほとんどです。 学校で勉強してきた「これが正解」という 唯一の解が通用する場面は実社会では滅多にありません。 受験勉強などで、ある決められた仕事をこなすためには、 「こうすればうまくいく」話はたいへん有効です。 しかしあたなたじきに「こうすればうまくいく」話だけでは 不十分だということに気づくでしょう。 なぜなら「うまくいく」話をもとにつくった企画は 「どこかで見聞きした企画」にすぎないからです。 略 「こうすればうまくいく」といういわば 陽の世界の知識伝達によって新たにつくりだせるものは、 結局はマネでしかありません。 学校で学ぶ知識も大事だけど、 それだけでは解決できない問題が世の中にはたくさんあります。 そんな時に必要なのが創造力であり、 創造力を養うためには行動しなければならない。 すると当然失敗する。 自分にとって、世の中にとって新しいことだから。 社会人になって6年以上が経って、本当に著者の言う通りだなーと感じています。 社会には法律というルールがあり、 社内にはあらゆる規則があり、 それに則って実行すればいいように思えます。 でも実際は、いろんな要因を加味して、 いろんな解決案があって、いろんな人の思惑があって、 どこにどう落とし込むかという点で悩むことが多々あります。 正解がどれなのか、正解なんてあるのかさえわかりません。 どれが正解かなんてわからないけど、 どれかを選んで行動しなければ、 正解か失敗かどうかも分かりません。 だから まずは行動してみる。 そこで失敗したらどうすればいいの? その答えは、 実例をもとに失敗を学びに変える方法が本書に掲載されているので ぜひ読んでみてください。 (今後、アウトプット10選でも実行します。 ) どんな人が書いてるのか そんな失敗と創造をつなげて考えている著者は一体何者か。 著者の 畑村洋太郎先生は、元東京大学工学部の教授であり、 現在は名誉教授としてご活躍されています。 専門は 失敗学、創造的設計論、知能化加工学、ナノ・マイクロ加工学 と、素人の僕にはさっぱりわかりませんw 本書に挙げられている実例も、東大での授業内の実験のことや、 工学の専門分野の内容が多々あります。 というのも、元をたどるとこの本は、工学書として1996年に発行された 『続々・実際の設計ー失敗に学ぶー』という本をもとにしており、 約20年前の2000年に、より多くの人へ知ってもらうべく再編されたのが この 『失敗学のすすめ』なのです。 ここでお願いです! どうか 「工学」「20年前」 というワードで毛嫌いしないでください! 工学書だけど・・・ 一般の人にとっては馴染みが薄い分野ですが、 読んでみると説明が分かりやすく、 学生へ指導しているかのような優しい語り口調のため、 読んでいて、頭の中で言葉が流れた時に、とても心地がいいんです。 つまり、 難解な専門書ではありません! 20年前の本だけど・・・ また20年前というと、僕はまだ小学生ですw その頃に発行された本なのに、全く色褪せてません。 むしろ失敗について考えてこなかった僕にとっては、 恐ろしく新鮮でした。 それは「失敗」というのが、いつの時代にもつきまとう普遍的なものだからです。 20年前に考えられていた失敗と、現代の失敗では内容は違っても、 人間が関わる限り、同じような性質の失敗なのではないでしょうか。 「歴史は繰り返す」とも言いますしね。 それを裏付ける一つの記事が。 世界経済フォーラム、通称ダボス会議にて、 2020年に必要とされる トップスキルの3位に「創造力」がランクインしています。 ここで注目したいのは、3位に入っていることではなく、 2015年では10位だったということです。 AIなどのIT技術の発展からか、 ビジネスに必要とされるスキルも5年で大きく変化しています。 20年前、畑村洋太郎先生は、 このような世の中を予想して本書を出したんでしょうか。 いつかお会いしてみたいです。 最後に この本は僕と同じように、 自分の本棚に自己啓発本が並んでいる人にぜひ一度読んでもらいたいです。 成功したい、成長したいという気持ちは痛いほどよく分かります。 でも、それにはいろんな人の成功例ではなく、 自分の失敗に向き合うことの大切さをこの本は教えてくれます。

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「医療版失敗学」のすすめ -インシデントから学び、真の医療安全にトライする-

失敗 学 の すすめ

世界の三大失敗をご存知だろうか。 タコマ橋の崩壊、コメット飛行機の墜落、リバティー船の沈没…。 これらは人類に新たな課題を与え、それと向き合うことで我々はさらなる技術向上の機会を得た。 一方日本では、JCO臨界事故、三菱自動車のリコール隠し、雪印の品質管理の怠慢など、失敗の隠匿がさらなる悲劇を引き起こした。 本書によると、失敗は、未知との遭遇による「良い失敗」と、人間の怠慢による「悪い失敗」の2種類に分けられる。 不可避である「良い失敗」から物事の新しい側面を発見し、仮想失敗体験をすることで「悪い失敗」を最小限に抑えることが重要である、と筆者は説いている。 また、過去の豊富な例から学ぶことで失敗の本質を多角的に検証する方法や、時間がたつと形骸化してしまう失敗例を効果的に伝承する方法についても言及している。 さらに、マニュアル化した対応方法では前例のない事態が生じたときに対応できなくなるとして、とっさの判断力や創造力を養う失敗経験を教育に取り入れることを提唱する。 本書は、親しみやすい入門書の形で我々に「失敗学」の重要性を伝えている。 世界の失敗の歴史についても多く扱っているので、読み物としても楽しめる。 (佐藤敏正) メディア掲載レビューほか 失敗学のすすめ 著者は、日本社会には、失敗を恐れ、失敗を恥じ、失敗を隠そうとし、失敗に学ばないという欠点があると主張している。 その原因は、明治以来、欧米のマネをすることで失敗を避け、効率よくキャッチアップしてきたために、失敗を真摯に見つめ謙虚に学ぶ文化やシステムが生まれなかったことにあるという。 著者は、東大で機械工学を教えているが、こうした問題意識があるため、最初はあえて学生に手本を示さずに課題を与え、挫折を経験させる。 すると学生の勉学に対する態度が変わり、習得した知識の応用も利くようになるという。 All rights reserved. -- ブックレビュー社 長年、大学で設計について指導している著者が痛感したこと。 それは失敗といかにつき合うかによって個人の成長、組織の発展が大きく違ってくるということ。 起きてしまった失敗に積極的に取り組んでうまく生かせば、その後の創造の大きなヒントにもなるし、また次にくる大きな失敗を未然に防ぐこともできる。 反対に失敗を避けて隠していれば、成功もおぼつかないし、大きな失敗を防ぐこともできない。 いま続発している企業不祥事や事故の多くも失敗に対しきちんと対処してこなかったのが原因だ。 失敗の定義、種類から、正しい失敗の伝え方、生かし方、大失敗の防ぎ方まで。 失敗を総合的にとらえた「失敗学」をやさしく解説する。 内容(「MARC」データベースより).

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