死の王。 死の王 ヘル(シノジェネレイドヘル)カード情報・考察

死の王

もくじ• 評価:85点 ブンブンがドキュメンタリーに嵌るキッカケとなったのは王兵の 『鉄西区』と出会った時だった。 高校時代、NHKで山形国際ドキュメンタリー映画際とのコラボ企画で王兵作品を放送しており、そこで『鉄西区』を観たのだが、朽ち果てた世界の悲しさと美しさに心奪われた。 と同時に、 「いつか山形国際ドキュメンタリー映画祭に行きたい」と思った。 それから10年後、遂に山形の地を踏んだ。 しかし、史上最強クラスの台風が私を山形に着かせまいと妨害してきた。 それに耐え、文字通り地を這って今回の王兵8時間マラソン『死霊魂 読み方は《しれいこん》 』の会場に足を運ぶことに成功した。 さて、王兵について語っておくとしよう。 王兵は、中国を代表とするドキュメンタリー作家である。 外国の監督、ジャーナリストがたどり着くことのできない中国アンダーグラウンドを、フランス等の助けを借りて製作している。 常に資金不足故、劇映画が撮れず仕方なくドキュメンタリーで中国を描いているという背景があるため、彼の描く世界は毎回ドラマティックだったりする。 1996年に北京フィルムアカデミーを卒業後、テレビドキュメンタリーを数本製作する。 そして2003年に、かつて中国産業を支えた工業地帯の衰退を9時間かけて描いた『鉄西区』で衝撃のデビューを果たす。 彼は長い時間観客を被写体と対峙させることで、知られざる中国暗部に没入させる手法を撮っており、 14時間かけてゴビ沙漠の油田労働者に迫る『原油 CRUDE OIL』 ドキュメンタリーマガジンneoneo 2018夏号 ダイレクト・シネマの現在によればたった3日で撮影されたとのこと や3時間48分かけて中国南西部雲南省にある中国の精神施設を捉えた『収容病棟』などを製作している。 そして驚くなかれ、というよりかは必然と言えるであろう。 山形国際ドキュメンタリー映画際で大賞にあたるロバート&フランシス・フラハティ賞と市民賞の2冠を達成しました! 第30回山形国際ドキュメンタリー映画祭 2019 受賞結果 インターナショナル・コンペティション 審査員:オサーマ・モハンメド(審査員長)、ホン・ヒョンスク、サビーヌ・ランスラン、デボラ・ストラトマン、諏訪敦彦 【ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)】 ・『死霊魂』監督:王兵 【山形市長賞(最優秀賞)】 ・『十字架』監督:テレサ・アレドンド、カルロス・バスケス・メンデス 【優秀賞】 ・『ミッドナイト・トラベラー』監督:ハサン・ファジリ ・『これは君の闘争だ』監督:エリザ・カパイ 【審査員特別賞】 ・『インディアナ州モンロヴィア』監督:フレデリック・ワイズマン アジア千波万波 審査員:楊荔鈉(ヤン・リーナー)、江利川憲 【小川紳介賞】 ・『消された存在、__立ち上る不在』監督:ガッサーン・ハルワーニ 【奨励賞】 ・『ハルコ村』監督:サミ・メルメール、ヒンドゥ・ベンシュクロン ・『エクソダス』監督:バフマン・キアロスタミ 【市民賞】 ・『死霊魂』監督:王兵(ワン・ビン) 【日本映画監督協会賞】 ・『気高く、我が道を』監督:アラシュ・エスハギ 受賞結果総評 まあ、順当に受賞といった感じでしょう。 王兵とワイズマンの力強さにはなかなか新鋭監督は歯が立たないもの。 『ラ・カチャダ』や『理性』といった、長い時間かけて魂をぶつけた作品もあったが、『死霊魂』の12年を8時間に積み込み、観客に強制的に没入させるチートには勝てるわけがありませんでした。 それでも、『ミッドナイト・トラベラー』の《スマホ》という代物がドキュメンタリーにおいて最強の武器であることを証明し、優秀賞に輝いたのは嬉しいところ。 YIDFFの常連監督だけに賞を与えないところに、映画祭としての意志を感じさせました。 ノーマークだった『十字架』や『これは君の闘争だ』はいつか観てみたいなと思いました。 個人的に注目しているのは奨励賞を受賞した『エクソダス』。 アッバス・キアロスタミの息子という下駄を履かせなくても、十分ドキュメンタリー作家として鋭い視点がありました。 被写体に許可を取らずして撮影するという倫理違反をしているのだが、それをしないと撮ることのできない不法移民をコントロールするイミグレーションの姿をワイズマンに劣らないユーモラスでキレッキレな繋ぎで描く快作でした。 これは日本公開してほしいし、なんならドキュメンタリー映画を学ぶ者全員に観てほしい問題作である。 会場の様子 別の記事でしっかり会場周りのリポートを書こうと思うのですが、取り敢えず軽く『死霊魂』上映会場である山形市民会館大ホールをリポート。 山形駅から徒歩10分のところにある山形市民会館大ホールは収容人数1202席と非常に大きい。 尚、小ホールとは内部では繋がっていないので、《CL》と書かれた扉から入りましょう。 入り口で、事前に購入しておいた10枚券 7,500円 を引き換えます。 ネット予約にしてしまうと、システム構築等で予算がかかってしまい、2年に一度の映画祭だと割に合わない。 ここは評価したい。 入り口ではマルシェが開催されており、ドキュメンタリー映画に関する貴重な資料、YIDFF過去回パンフレット入手することができます。 YIDFFは応援したい映画祭、故にできるだけお金を落としたいと思い、幾つか資料を購入しました。 アフリカ映画好きとして、アフリカのドキュメンタリーに関する資料をまず手にし、 neoneoのマガジン《ダイレクト・シネマの現在》を購入しました。 王兵やフレデリック・ワイズマン、ボブ・ディランのドキュメンタリー『ドント・ルック・バック』などに関して重厚な理論を展開したもので、映画分析のよき手本となりそうなので手にしました。 あとはパンフレットも買った。 会場は一般的な公会堂といった感じ、飲食禁止なので長丁場を耐えるには結構過酷なのですがそれは致し方がない。 実はこの会場のアリーナ席は最前列だったりします。 最前列は敬遠されがちですが、寧ろ王兵のようなラスボスを迎え撃つには最適の場所でした。 最前列中央で、メモ片手に、「一生に一度しか観られないのだから、全てを目に、メモに焼き付けておこう! 」と挑みました。 『死霊魂』概要 1950年代後半に起きた中国共産党の反右派闘争で粛清され、ゴビ砂漠の中にある再教育収容所へ送られた人々。 劣悪な環境のなか、ぎりぎりの食料しか与えられずに過酷な労働を強いられ、その多くは餓死した。 生き抜いた人々が語る壮絶な体験と、収容所跡に散乱する人骨の映像から、忘れ去られた死者の魂の叫び声が聞こえてくる。 クロード・ランズマンの作品同様、写真や過去映像にできるだけ頼らず、強烈な証言だけを提示することで、観客の脳裏にヴィジョンを焼き付けるものとなっている。 そして同じく今年最強の尺を持っている『サタンタンゴ』と比べると、目まぐるしい情報量で駆け抜けていくので然程苦痛を感じませんでした。 第一部では、1957年反右派闘争によって夾辺溝や明水に送られた者の時代を、無知な者が全体像を把握できるようにエピソード配置する。 当時の中国は、完全な階級社会で、上司の言うことは絶対であった。 何かをするにしても権力が必要とされている時代だった。 政府は百家争鳴をスローガンとし、「中国共産党に対する批判を歓迎する」という姿勢をとっていたが、それは反抗的な知識人を炙り出す為に使われ、学校教師や哲学者、医者といった人が次々「右派分子」とレッテルを貼られ、突然家族に十分別れを言う時間すら与えられずに夾辺溝へ送られた。 夾辺溝や明水は、不毛の地であり、食物は全く育たない。 また、物資配給が極端に少なく、1日250gの僅かな食材しか与えられない状態で肉体労働に従事する必要があり、 最初は1日数人餓死していたのが、最終的に1日数十人規模の餓死者を出す結果となった。 ツゥオ・ゾンホウの証言によれば、乾燥土に茣蓙を引くレベルの寝床で、朝はとても寒いとのこと。 ある日、役者で同居人のリー・ディオティンを起こそうとしたら、冷たくなっていたとのこと。 生き残った人の多くは料理人だったりする。 料理人は、監視員の目を盗んで組織ぐるみでつまみ食いを行い、なんとか生命を維持していた。 『鳳鳴 中国の記憶』でも、飢えに耐えきれず、台所に盗みに入る場面があるが、料理人はそのリスクを冒す必要がないので生存率が上がったと考えることができる。 そして、食料にもランクがある。 レンゲ2杯で満腹になる 《麦こがし》は、食料の中で最高ランクのアイテムだ。 次いで、ヨモギの葉やナツメの花をすり潰して食べていた。 中には、上司に植えるよう言われていたヒマワリのタネなんかも食されその結果、ますます沙漠に作物が実らなくなったり、亡くなった人の内臓や自分の尿を口にしたという酷い状況が物語られたりする。 そして皆、口を揃えて言うのが、「ヒエの皮はヤバい」とのこと。 便秘になり、棒で肛門から便を掻き出さないといけないとのこと。 こうまでして図太く食料にありつかないと、体全体がムクれあがり、かと思うと骨と皮だけに萎んだりと身体に変調をきたし、立って動くこともままならなくなるのだそう。 倫理観が、道徳がなんていってられないのです。 明水に乱雑に放置されている頭蓋骨類を調査する、第一部の人物たちと記憶の間からアッセンブルする鳳鳴の記憶の感動的なオープニングから始まる第二部は、まるで マーティン・スコセッシ映画のような饒舌さでもって各々の物語が紡がれる。 そして、エピソードの随所で3時間以上積み上げられていった物語の断片が伏線として繋がっていく。 それによって、中国史を知らぬ者であっても、強烈に惨状が脳裏に焼きつくこととなる。 哲学教員から夾辺溝に送られ、人肉食いを目撃した男がやがて町医者に転身するまでの数奇な人生、中国の『大脱走』と言わんばかりのジャオ・ティエミンの何度絶望の淵に立たされても立ち上がる逃走劇など次々と迫り来る物語に熱くなっていく。 そしてクライマックス第三部では、故郷に残された者や再教育プログラムを行う側の視点からさらなる肉付けが行われる。 「貴方だったらどうする? 倫理的に行動できるのか? 」 という問いが木霊し、明水に無数に並ぶ骸を前にカメラは死霊魂を成仏していくのだ。 彼12年の集大成は、ニコライ・ゴーゴリの『死せる魂』で狡猾に生き延びていくチチコフさながらの物語を持つ、生き残り達の微かな言葉によって見事あの時代の惨状アーカイブすることに成功した。 若干、後半失速した感じはあれど、素晴らしい作品でした。 また、山形に地を這って訪れた甲斐がありました。 YIDFF2019関連記事 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・.

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【YIDFF2019】『死霊魂』ロバート&フランシス・フラハティ賞&市民賞W受賞!王兵渾身の8時間チェ・ブンブンのティーマ

死の王

内容(「Oricon」データベースより) 1週間に渡って繰り広げられる7つの自殺の形。 「ネクロマンティック」のユルグ・ブットゲライト監督の悪夢のような衝撃作。 レビュー ドイツが生んだ鬼才、ユルグ・ブットゲライト。 彼が『ネクロマンティック』に続いて放ったカルト・ホラー。 1日1件、1週間にわたって繰り広げられる7つの自殺を描く。 -- 内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより) 製作・撮影: マンフレッド・O. それにしても、この監督。 雨に濡れた路地、そこを歩く悲しみや憂いの表情の女性、なんて繊細な描写も得意なくせに、そこに腐食していく死体をサブリミナルのように挟んだり、「彼女とヤルと彼女、血が噴き出すんだ」とおかしなセリフ吐かせたり、確信犯的にえげつない(苦笑)。 純粋の象徴のような女の子が「死の王は人を死に連れて行くの」と囁くエンディングの締め方も詩的で、続くエンドロールも手書きタッチの字体や絵が妙にファンタスティックでオシャレ。 エンドロールの映像だけ見れば「どんな映画だったんだろう?」と見たくなる人大勢いるはずです(『カリギュラ』の格調高いオープニングで期待するのと同じ感じ)。 こんな映画を撮るのは、きっと年を取ってオタクなバーホーベンみたいなおっさんだろうと想像していたのに、意外と監督(撮った当時だが)若い! しかも、金髪で監督業の職種の範囲内ではイケメンといえなくもありません。 あまり、明記されていませんが、DVDにはメイキングが収録されており、そんな監督のご尊顔、撮影風景が確認できます。 様々な「死の形」をたどっていく、オムニバス形式の映画。 一話ごとに自殺や死の、いろんな形が描かれる。 セリフが少なく、淡々とした映像でストーリーを語っていく、私好みの作風ではあります。 映画技術的には、長回しや、パンを多用して状況説明やストーリーテリングをしていき セリフは「語り」や「独白」が多く、「詩」みたい。 その話の合間に、腐っていく人間の死体の映像がたびたび挿入されるんですが これがやたらと諸行無常観を効果的にかもしだすんですね。 かなりリアルで。 エンドロールは手書き風で味がある。 死生観も虚無感も感じるし 死は永遠の謎なわけだし 死って何だろう的に思いにふけることもできる作品ではありますね。 「死」を、「詩」にして「朗読」してるような作品です。 正直、意味はよく分からない。 ひょっとしたら意味はないのかもしれない。 監督がどこまで死を描きたかったのか、私にはちょっと判らなかったけど 全体としては面白い試みの作品ではないでしょうか。 特に日本人は「タブー」を避けたり「臭いものにはフタ」をしたり 見たいものしか見なかったりする傾向があると思うけど 時にはこういう「死」を直視し 土にかえる死体と対峙することがあってもいいのではないでしょうか。 普段考えないことを考える、よい機会になるかもしれませんね。 この作品は一週間毎日、一人ずつ自殺していく人を追うんですが、なぜ自殺に至ったのか全く描かれません。 つまり、自殺に至る葛藤や衝動は死んだ本人にしか分からないという作りです。 最後の男に至っては、部屋の中で苦悩してる場面から始まり、苦悩の末、頭をいたる所にぶつけて死にます。 一体何があったのかと。 この映画は内容を楽しむものではなく、感じる映画ですね。 それ相応の感性を持ち合わせてないと 最後まで見ていられないです。 むしろそれが正常かも。 彼らの自殺を追う一方、誰かの死体が徐々に腐っていく映像を合間に挟むんですが、これがリアルすぎて若干引く。 身元不明の死体というだけでも不気味なのに、あの完成度と来たら。 この死体が腐っていく映像は、九相図を思わせますね。 野に打ち捨てられた人間(主に美女)が徐々に朽ちていくさまを描いたこの図は、どんなに美しいものでも いずれは蛆が沸き醜く朽ちていくものだという、諸行無常を修行僧に教えるために作られたものですが (最近では美人画家の松本冬子さんもこの図を描いてますね) 果たして監督がこういう高尚な意思を持っていたかどうかは分かりません。 とにかく救いのない映画です。 この映画を見たのはもう10年も前ですが(悪い意味で)頭に焼き付いてます。 途中で橋のアーチを延々と流していくシーンがありますが、あの橋は自殺の名所だそうで。 それにしても何が不気味かって、特典映像のスタッフはめちゃ楽しそうにしているとこ。 和気藹々という表現がピッタリ。 キャッキャ言いながらリアル死体を作成していく様は、内容とのギャップもあって不気味という他ない。 この映画はただのキチガイが作った意味不明の作品なのか、それとも人間の深淵に踏み込んだ芸術とも呼ぶべき 作品なのか、見る人によって真っ二つに別れるでしょう。 俺は…ギリギリ前者かなあ…この映画の本質を理解してしまったら、それはそれで危険な気がする。 window. head e. getElementsByTagName "head" [0] e. createElement "script" ;d. onload ;c. insertBefore d,c. ssl-images-amazon. tags. indexOf "usesAppStartTime" b. transition. type?! transition. u :l ;a. previousSibling e. nodeName;1! getAttribute return a. getAttribute k? getAttribute k :f a. left 0,y:C. top 0,w:C. width 0,h:C. width 0,h:h. getAttribute y ,w:a. w,h:a. h,d:a. d, x:a. x,y:a. y,t:b,k:"ewi",cl:a. f e. x,g. y,g. w,g. h,g. getAttribute y ,w:a. w,h:a. h,d:a. d,x:a. x,y:a. getElementsByClassName b. c :b. getElementById b. id ]:h. querySelectorAll b. s ;b. t-s[c-1]. pop ;B. ns;d. 0 ,f ; clearInterval t ;d. performance ,a. registerModule "mouse move module",a. a throw"";a. open "POST",b,! 0 ;a. sendBeacon c, d b. navigator. cordova. cordova. prototype. toISOString? toISOString :a. toFixed 3. 1 ;! length b. f[b]? event. ssw "eelsts". ssw "eeldata". event. onSushiUnload. onSushiFlush. attach "beforeunload",F ;d. attach "pagehide",F ;d. event. srcElement a. t,dt:g. dt,x:a. pageX,y:a. pageY,p:e. getXPath c ,n:c. button ;c. type ;c. extractStringValue c. href ;c. id ;c. className. className. x a. srcElement a. now - a. filter A ;a. length! a return! type? target. parentElement:a. target;if! hasAttributes! attributes return! 1;Object. keys c. attributes[a]? attributes[a]. value:""; c[a] "". a return! extractStringValue a. nodeName "". extractStringValue a. type "". extractStringValue a. href "". extractStringValue a. id "". split " " ; if -1! indexOf "http" -1! indexOf a return! count "armored-cxguardrails. unresponsive-clicks. violations",h ;ue. count "armored-cxguardrails. unresponsive-clicks. addEventListener "mousedown",w,! 0 ,b. addEventListener "beforeunload",l,! 0 ,b. addEventListener "visibilitychange",l,! 0 ,b. addEventListener "pagehide",l,! 0 ;b. 0,attributes:! 0,characterData:! 0,subtree:! errorHandlers e. errorHandlers. getElementsByTagName "html" [0]. substr 0,b. split String. max b. slice d,b. length-1 ;a. length? length? errorHandlers a. errorHandlers. com? count "WeblabTriggerThresholdReached",1 ,b. error "Number of max call reached. 2E3.

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『キングダム』王騎の最後とは?秦国の怪鳥を深掘りしてみた ココココ!!

死の王

王騎はもともと昭王に使える将軍のうちの1人で、秦国六大将軍のなかでも最強と謳われる武人でした。 王騎には六大将軍の1人で摎 きょう という婚約者がいましたが、彼女は実は昭王の娘。 身を守るため王騎の家で養女としてかくまわれ、王騎のもとで強く育ったのです。 彼女は王騎を慕い、「100個の城をとったら妻にしてほしい」と伝えていましたが、ついに100個目の馬陽に攻め入った際に龐煖 ほうけん によって殺されてしまいました。 以降、一線から退いていた王騎ですが、因縁の地・馬陽攻防戦で秦国総大将として復帰。 そして摎の仇である龐煖との一騎討ちとなります。 決着はつかず王騎は致命傷を負いますが、息を引き取る瞬間「摎も笑っています」と微笑んだ姿から彼女への深い思いが感じ取れますね。 魏での戦いで初めて王騎と信は出会います。 その時から信は王騎に対して、底知れぬ強さを感じ取り警戒していました。 王騎にからかわれ、躍起になる信ですが、王騎の力の前には役に立ちませんでした。 秦王・政を暗殺するために、王宮に刺客が送り込まれました。 政を助けるために信も王宮へと向かいましたが、そこにいた刺客の中に、魏との戦いでともに戦った羌瘣の姿がありました。 羌瘣に強さに圧倒され、自分の力不足を嘆いた信は、六大将軍、王騎将軍の元へ修行をさせて欲しいと申し出ることに。 しかし、王騎からかせられた課題は、争いの絶えない無国籍地帯の集落を平定させてみろ、と行って去ってしまうだけでした。 王騎はそこで、信に率いる者の強さ、重要さを伝えたかったのでしょう。 師として振る舞う一方で、茶目っ気ある王騎はジョークを信に放つことも。 入浴シーンでは「ココココ」と笑いながら自分に抱かれに来たのかと思ったという冗談で信に引かれており、まるで親子のような関係を築いていたのです。 王騎最後の戦いとなる対趙戦では信軍に「飛信隊」の名を与え、死に際には信に自らの矛を授けました。 信は王騎からもらった飛信隊の名とともに、彼の教えを胸にその後大将軍への道を邁進しています。

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