ファイティング ダディ。 ファイティング・ダディ 怒りの除雪車

『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』タイトルだけで観てもいい映画NO1の内容とは・・・

ファイティング ダディ

あらすじ 何十年も除雪のみを続け市民賞を受けるようなベテランおじさんの息子が薬物事案で殺害され晒し者にされた。 おじさんはすべてをなげうち復讐を果たそうとするが武器は優良市民的な生真面目さと除雪車だけ。 一方で薬物マフィア側でも抗争が芽吹きかけており予想外の事態へ転がりだしていく。 押さえておきたいポイント ノルウェー情勢。 マフィアと移民マフィアが血で血を洗う勢力争いをしている。 ノルウェー気候。 雪がずっと降っている。 新雪と氷河に囲まれ道を踏み外すとフィヨルドが口を開けて待ち構えている。 ノルウェー親子。 数々の親子関係が登場する。 関係性は一筋縄ではいかないが混乱することはないので落ち着いて。 見所 ノルウェーの雄大な自然 雪のスケールが違う。 北海道でもこうはいかないかもしれない。 躊躇のない決断的な復讐 本当に善良な市民なの? 本当に今まで誰も殺めたことがないの? 拳で殺し腕力で殺し銃で殺し……死体は簀巻きにして雪の滝からフィヨルドへ落とす手際。 あなたリーアム・ニーソンかなんかでしょ? 全てを失った男たちの悲哀 この物語には様々な喪失が描かれている。 現状を破壊するための最大の力は怒りと共感だ。 私は特に、 小さな子供へ読み聞かせるための絵本や娯楽性のあるものが一冊もないおじさんが除雪車のカタログでスペックを読み上げるシーンに泣いてしまう。 滑稽さがあふれるブラックコメディのセンス 緊迫状況すぎて笑いがこぼれる、わけのわからない展開に笑みがこぼれる、立ち位置が不安定な奴の扱いに爆笑する。 この怒りの映画には非常に多くの笑いがちりばめられている。

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『スノー・ロワイヤル』感想(ネタバレ)…除雪作業中は近づかないで : シネマンドレイク:映画感想&レビュー

ファイティング ダディ

北欧映画『ファイディング・ダディ 怒りの除雪車』を観ましたので一言感想を。 以下、ネタバレ注意ということで。 ノルウェーの田舎で除雪車で道の雪かきをするのを仕事にしているニルス・ディックマンという初老の男がおりまして、真面目にごくごく平凡な日常を送っている。 ところが、彼の息子のイングヴァルの友人がギャングの麻薬をくすねたことから、イングヴァルが巻き込まれて殺されてしまうんですな。 しかし、表向きは麻薬の多量摂取が元で死んだということにされ、警察も相手にしてくれない。 それで、悲しみのあまり、ニルスの奥さん(イングヴァルの母親)は精神異常を来たし、家を出てしまう。 真面目な息子が麻薬などやるはずがないと確信するニルスは、ただ一人、息子の仇を取ることを誓い、ギャングの親玉である「伯爵」の部下を一人、また一人と誘拐し、殺していくんです。 それで、いよいよ「伯爵」が誰であるかを突き止めるのですが、さすがに伯爵を素人の自分が殺すのは難しいということで、昔別のギャングのメンバーで、今は引退している兄貴のところに行き、「チャイナマン」という殺し屋を紹介してもらうわけ。 で、チャイナマンを雇ったまではいいのですが、こいつがまたくせ者で、ニルスからお金を受け取ると、その足で「伯爵」のもとを訪れ、お金をもらって、ディックマンという男がお前さんを殺そうとしているよ、という情報をもらしてしまうんです。 で、「伯爵」は、そういえば昔、ディックマンというギャングがいたよな、と思い出し、ニルスの兄貴のところへ行って兄貴を殺してしまう。 自分の不注意で、息子だけでなく兄貴まで殺されてしまったニルスは、もうこうなったら、自分で息子と兄貴の仇をうつしかないと思い、「伯爵」をおびき寄せる手段として、「伯爵」の息子を誘拐することを企てる。 ところで、その頃、「伯爵」は「伯爵」で窮地に陥っていたんですな。 というのは、部下が次々に殺された時、てっきりライバルのセルビア人ギャングの仕業と思って、その一人を見せしめに殺してしまっていたんです。 ところが殺した男が、なんと、セルビア人ギャングの親玉の息子だった。 で、その親玉は、「目には目、血には血、息子には息子」とばかりに、「伯爵」の息子の殺害をもくろむわけ。 かくして、ニルスとセルビア人ギャング、双方から狙われることになった「伯爵」の息子ですが、わずかにニルスが先んじることとなり、セルビア人ギャングの目の前でニルスは「息子」の誘拐に成功する。 もっとも、誘拐の時に使ったクルマを手がかりに、「伯爵」はニルスの家を探し当てることに成功します。 一方、「伯爵」の部下の裏切りで、セルビア人ギャングの方にもニルスの居場所の通報があった。 そこで、「伯爵」とセルビア人ギャングの双方が、ニルスのところに急行することになるのですが、果してニルスは、息子の仇を討てるのか? 「伯爵」側対セルビア人ギャングの抗争はどうオチがつくのか?? というようなお話。 で、この映画に対する私の評価点はと言いますと・・・ 「77点」でーす! 割と高評価! っていうかね、案外、拾いものでしたよ、この映画。 タイトルからして、ダサダサのB級映画かと思いきや、もちろんB級ではあるのですけれども、非常に出来の良いB級映画ではあった。 適度に緊張感のあるストーリー展開なのですが、その端々に独特のユーモアがあって、それが妙に可笑しいんですわ。 といって、ここで笑わせよう、というような作為はないので、ストーリーの緊張感を損なうものでもない。 で、作中、人が死ぬ度に、画面がブラックアウトして、墓標が掲げられるのですけど、その処理が斬新。 戦争映画でもギャング映画でもそうですけど、暑い所で繰り広げられる抗争って、なんか血みどろ・汗みどろで汚い感じがするのですが、ノルウェーみたいな雪ばっかりのところで行なわれる抗争って、どこかこう、ファッショナブルで美しいところがある。 『ドラゴン・タトゥーの女』もそうでしたが、北欧サスペンスって、綺麗でいいよね。 ということで、『ファンティング・ダディ 怒りの除雪車』、教授の熱烈おすすめ!です。

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『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』タイトルだけで観てもいい映画NO1の内容とは・・・

ファイティング ダディ

北欧映画『ファイディング・ダディ 怒りの除雪車』を観ましたので一言感想を。 以下、ネタバレ注意ということで。 ノルウェーの田舎で除雪車で道の雪かきをするのを仕事にしているニルス・ディックマンという初老の男がおりまして、真面目にごくごく平凡な日常を送っている。 ところが、彼の息子のイングヴァルの友人がギャングの麻薬をくすねたことから、イングヴァルが巻き込まれて殺されてしまうんですな。 しかし、表向きは麻薬の多量摂取が元で死んだということにされ、警察も相手にしてくれない。 それで、悲しみのあまり、ニルスの奥さん(イングヴァルの母親)は精神異常を来たし、家を出てしまう。 真面目な息子が麻薬などやるはずがないと確信するニルスは、ただ一人、息子の仇を取ることを誓い、ギャングの親玉である「伯爵」の部下を一人、また一人と誘拐し、殺していくんです。 それで、いよいよ「伯爵」が誰であるかを突き止めるのですが、さすがに伯爵を素人の自分が殺すのは難しいということで、昔別のギャングのメンバーで、今は引退している兄貴のところに行き、「チャイナマン」という殺し屋を紹介してもらうわけ。 で、チャイナマンを雇ったまではいいのですが、こいつがまたくせ者で、ニルスからお金を受け取ると、その足で「伯爵」のもとを訪れ、お金をもらって、ディックマンという男がお前さんを殺そうとしているよ、という情報をもらしてしまうんです。 で、「伯爵」は、そういえば昔、ディックマンというギャングがいたよな、と思い出し、ニルスの兄貴のところへ行って兄貴を殺してしまう。 自分の不注意で、息子だけでなく兄貴まで殺されてしまったニルスは、もうこうなったら、自分で息子と兄貴の仇をうつしかないと思い、「伯爵」をおびき寄せる手段として、「伯爵」の息子を誘拐することを企てる。 ところで、その頃、「伯爵」は「伯爵」で窮地に陥っていたんですな。 というのは、部下が次々に殺された時、てっきりライバルのセルビア人ギャングの仕業と思って、その一人を見せしめに殺してしまっていたんです。 ところが殺した男が、なんと、セルビア人ギャングの親玉の息子だった。 で、その親玉は、「目には目、血には血、息子には息子」とばかりに、「伯爵」の息子の殺害をもくろむわけ。 かくして、ニルスとセルビア人ギャング、双方から狙われることになった「伯爵」の息子ですが、わずかにニルスが先んじることとなり、セルビア人ギャングの目の前でニルスは「息子」の誘拐に成功する。 もっとも、誘拐の時に使ったクルマを手がかりに、「伯爵」はニルスの家を探し当てることに成功します。 一方、「伯爵」の部下の裏切りで、セルビア人ギャングの方にもニルスの居場所の通報があった。 そこで、「伯爵」とセルビア人ギャングの双方が、ニルスのところに急行することになるのですが、果してニルスは、息子の仇を討てるのか? 「伯爵」側対セルビア人ギャングの抗争はどうオチがつくのか?? というようなお話。 で、この映画に対する私の評価点はと言いますと・・・ 「77点」でーす! 割と高評価! っていうかね、案外、拾いものでしたよ、この映画。 タイトルからして、ダサダサのB級映画かと思いきや、もちろんB級ではあるのですけれども、非常に出来の良いB級映画ではあった。 適度に緊張感のあるストーリー展開なのですが、その端々に独特のユーモアがあって、それが妙に可笑しいんですわ。 といって、ここで笑わせよう、というような作為はないので、ストーリーの緊張感を損なうものでもない。 で、作中、人が死ぬ度に、画面がブラックアウトして、墓標が掲げられるのですけど、その処理が斬新。 戦争映画でもギャング映画でもそうですけど、暑い所で繰り広げられる抗争って、なんか血みどろ・汗みどろで汚い感じがするのですが、ノルウェーみたいな雪ばっかりのところで行なわれる抗争って、どこかこう、ファッショナブルで美しいところがある。 『ドラゴン・タトゥーの女』もそうでしたが、北欧サスペンスって、綺麗でいいよね。 ということで、『ファンティング・ダディ 怒りの除雪車』、教授の熱烈おすすめ!です。

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