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狭心症とは?原因・症状と治療・手術方法を解説|ニューハート・ワタナベ国際病院

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心理相談のこと。 健常な 来談者 がいだく心配,悩み,などを,面接,手紙,日記などを通じて本人自身がそれをすることをする方法。 精神医学では,しばしばと同義に用いられる。 積極的にやを与える指示的カウンセリングと,それを与えない非指示的カウンセリングとがある。 は C. が 1942年に提唱したもので,クライアント中心に話合いを進め,クライアントの発言に対する一切の評価判断を差し控え,との間に受容的,許容的な雰囲気をつくり,クライアントが自己洞察を深め,人格的に成長することにより精神的問題を克服していくのを援助する。 では,専門のカウンセラーの資格が規定されている。 教育場面では,学校における児童生徒の基本的な活動単位であるを,教育的な目的に即して組織化し,教育活動を充実させていく教師やのカウンセラーの仕事をいう。 教師にとっては,の適用,諸事務の処理による学級管理とは異なり,主体的なに支えられた教育活動であるとされる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について の解説 さまざまな心理的な問題や不安などを抱え、その解決・解消を求めようとする個人(クライエントclient。 クライアントとよぶ場合もある)に対して、専門的な視点・観点から心理的な援助・支援をすすめる対人行為の総称である。 [増田 實] カウンセリングと心理療法他者への心理的な援助・支援行為は、その問題状況に応じて、〔1〕治療的therapeutic、〔2〕予防的preventive、〔3〕進展的developmentalな働き(機能)に大別されてすすめられるが、カウンセリングは、これら三つの機能を包含した対人的援助・支援行為である。 これに対して、心理的外傷(トラウマtrauma)などに基づく問題をもつ個人への対応は、治療的な援助・支援としてなされるので、これを心理療法(精神療法psychotherapy)とよんでいる。 カウンセリングと心理療法は、このように心理的な援助・支援という共有部分をもちながら、後者における問題などの特異性がとくに強調され、カウンセリングと区別してとらえられることが多い。 [増田 實] 分類と理論実際のカウンセリングでは、クライエントの問題などはさまざまであるから、それらに対する具体的な対応(アプローチあるいは対処の仕方)はそのクライエントに即して、その機能を生かしてすすめられる。 その実践領域には、教育・保育、厚生・福祉、医療・看護、産業・経営、矯正・司法、防衛(自衛隊)など、生活や生きることのすべてが含められる。 カウンセリングを導く理論は、多くの心理臨床的な事実や事象の探究・検証などを通して構築され、また再構成されて、今日ではさまざまな面からの探索に伴って、多くの理論が心理的援助・支援の実践に生かされている。 そのうち代表的な理論は次の三つである。 1 精神分析的カウンセリング 精神科医フロイトによって構築された心理治療に基礎をおき、クライエントの自由連想を中心にすすめられ、クライエントの内面の深層を分析することを通して、そのなかに潜むコンプレックスを解除しようとする。 2 行動療法的カウンセリング 行動主義的カウンセリングともよばれる。 1950年代後半からカウンセリング理論として構築され始めたが、行動理論と学習理論に立脚し、クライエントの行動の変容が目ざされる。 悩みや不安、恐怖などを個人の行動の面から解決・解消するよう、さまざまな対応がくふうされている。 3 来談者中心的カウンセリング パーソンセンタード・カウンセリングperson-centered counselingともよばれるが、ロジャーズにより創始・提唱され、個人の成長力や問題解決力を信じ、それにゆだねてクライエントの自己実現を図りながらすすめられる心理的対人援助・支援である。 これら以外にもカウンセリングに関連する理論が多く実践されているが、心理療法的色合いの濃いアプローチ・手法として、次のような理論があげられる。 1 認知行動療法 エリスA. 2 自律訓練法 ドイツの精神科医シュルツJ. 3 芸術療法 音楽が人間の生理と心理に及ぼす機能的効果を応用した音楽療法、また、絵画や造形、フィンガー・ペインティングなどを含む作業を行ってすすめる心理療法、あるいは、今日一つのアプローチとして確立されてきたコラージュ療法。 4 催眠療法 催眠そのものの治療効果をねらって実施する場合と、催眠を利用してほかの心理療法の効果を付加的に高めようとする場合があるが、それらを含めた催眠の特性を利用して行う心理治療。 また、集団的なアプローチとして次のような療法などがある。 1 家族療法 家族関係における機能不全を克服し、それを機能的なシステムに変化するよう介入援助する方法。 2 サイコドラマ(心理劇) 心理学者のモレノによって創始され、演劇による心理治療効果(カタルシスなど)を利用しながら、自己啓発、教育など治療以外にも適用される集団的方法。 さらに、次のような理論が心理的な援助・支援の実践に適用されている。 1 ゲシュタルト療法 パールズF. これらの理論は、いずれもその支柱をなす人間観(人間をどのような存在としてとらえるか)に基づいて導き出されているが、G・W・オールポートの所論によれば、これらの人間観は、〔1〕反応する存在a reactive being、〔2〕深層で反応する存在a reactive being in depth、〔3〕生成過程にある存在a being in process of becomingの三つに大別してとらえられるが、行動療法的カウンセリングは〔1〕から、精神分析的カウンセリングは〔2〕から、来談者中心的カウンセリングは〔3〕から導き出されている、といえる。 [増田 實] 実践における原則と技法カウンセリングの実践に際しては、その相手=クライエントがだれであっても、一個の人間a human beingとしてみるということが肝要であるが、そこで形成されるクライエントとの関係では、次の三つが顧慮され、そして、心理臨床的対人援助・支援者(カウンセラーなど)に体得されるよう求められる。 これには「傾聴」が欠かせない。 これを続けていくなかで、共感empathyや共感的理解empathic understandingが生じ、クライエントとの相互的な深いつながりやクライエントの問題解決・解消に導かれる。 これがなされるには、対人援助・支援者(カウンセラーなど)として器の大きさや柔軟さ、感受性の豊かさなどが問われるが、クライエントとのこのような関係の成立がその援助・支援に結びつく。 以上の三つは、ロジャーズのいう3条件(無条件の積極的関心、共感的理解、自己一致)にほぼ符合するが、これらはカウンセリングの実践においてその土台をなすと考えられ、そして、それぞれのカウンセリング理論の展開、技法の適用や活用は、この土台の上で成り立つ、という認識が望まれる。 [増田 實] 現状と課題カウンセリングということばが今日ほど多く使われることは、これまでなかった。 それは、個人的また社会的な問題解決・解消に対するカウンセリングへの期待の表れである、と思われる。 これらの期待にこたえ、また、カウンセリングや心理療法の果たす役割をより確かにするため、カウンセリングに関する資格化が広く求められてきている。 そのなかで、医師、弁護士などのような、いわゆる国家資格までにはいまだ至っていないが、1980年代の後半以降、準公的性格を有する資格が急速に制度化されるようになった。 日本臨床心理士資格認定協会による「臨床心理士」をはじめ、日本カウンセリング学会の「認定カウンセラー」、日本産業カウンセラー協会などの諸機関・団体による認定資格(「産業カウンセラー」など)がそれである。 これらの資格の生かされ方はそれぞれ異なるが、「臨床心理士」の資格は、とくに「スクールカウンセラー」としてもっとも多く活用されている。 しかし、カウンセリングに関して、一般的には誤りのない理解や認識が得られているとはいえない現状であり、誤解も多い。 また、カウンセリングということばが適切な使われ方をされていない場合も散見する。 さらに、低レベルでのカウンセリングがなされていることによる弊害も生じている。 カウンセリングに関する適切な啓蒙 けいもう とともに、カウンセリング関係有資格者の質の向上が、今後よりいっそう求められる。 また、カウンセリングのみでは対応しきれない問題も多いので、その実施に際しての限界を見極めることも課題の一つにあげられよう。 語源は「ともに考慮すること」を意味するラテン語のconsiliumに由来し,相談する・協議する(take counsel)と,意見を述べる・助言する(give counsel)の二つの意味をもつ。 『旧約聖書』(箴言)の英訳では,「助言者」はcounselor,そして賢者の「勧め」はcounselと書かれている。 カウンセリングは人類の歴史始まって以来,人びととの生活の中で知恵者が行なっていた一味違った「相談」とか「助言」を意味していたと受け止めることができる。 知恵者の相談・助言が科学的基礎のある働きとして確立され,カウンセリングの先駆となったのは,1909年に出版されたボストン職業局のパーソンズParsons,F. の著書『職業の選択Choosing a Vocation』だといわれている。 カウンセリングが心理学に基づいた専門的行為という意味で使われたのは1938年,アメリカにおいてパターソンPatterson,O. ,シュナイドラーSchneidler,G. ,ウィリアムソンWilliamson,E. による著書『学生ガイダンスの技法Student Guidance Techniques』においてである。 翌年,ウィリアムソンは『学生カウンセリングの方法:臨床カウンセラーの技法マニュアルHow to Counsel Students:A Manual of Techniques for Clinical Counselors』を著わし,カウンセリング・カウンセラーという用語を使って,特性因子理論に基づく学生支援論を展開した。 カウンセリングとは,学生の適合,環境の変化,適切な環境の選択,必要なスキルの学習,態度の変容を支援することであり,臨床的カウンセリング技法とは,分析,総合,診断,予後,カウンセリング,フォローアップの6段階を踏んだ個別対応であるとした。 ところが,1942年ロジャーズRogers,C. が『カウンセリングと心理療法Counseling and Psychotherapy』で,カウンセリングと心理療法psychotherapyは,個人との持続的・直接的な接触によって,その個人の行動・態度の建設的な変容をもたらす面接であり,基本的に同じ方法を活用しているとして両語を互換的に用いた。 このことにより,両語を区別する立場とほぼ同じとみなす立場の違いについての議論が続くこととなった。 その結果,教育的支援と治療的支援を区別して,開発的カウンセリングと治療的カウンセリングとよぶこともある。 2004年,が発表した定義では,カウンセリングとは,クライエントが尊重される人間関係を基盤として,クライエントが自己資源を活用して人間的に成長し,自立した人間として充実した社会生活を営み,生涯において遭遇する諸問題の予防と解決のための専門的援助活動としている。 2010年,アメリカ・カウンセリング学会(ACA)は新たなカウンセリングの定義を採択し,「多様な個人・家族・集団がメンタルヘルス,心身の快適性,教育,キャリア目標の達成をエンパワーする専門的な関係」としている。 以上のような経緯から,カウンセリングとは,心理学に基礎をおいた成長モデル指向の支援関係と考えることができる。 治療者との人間関係に重点をおくもの 精神分析,カウンセリング から特殊な状況のなかでの変容を期待するもの 森田療法,内観療法 等,また,理論や利用する手段に従ってさまざまな分類がある。 不安および不適応行動の成立についての科学的理論とそれに基づく技法がないと精神療法とはいえないが,宗教による〈癒し〉のみならず,日常生活の中の人間関係の支援にも共通するメカニズムを見いだすことはできる。 出典| 株式会社平凡社 世界大百科事典 第2版について.

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子宮筋腫|公益社団法人 日本産科婦人科学会

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更新日時:2018年6月16日 子宮筋腫とは 子宮筋腫は珍しくない腫瘍です。 小さなものも含めると、30歳以上の女性の20-30%にみられます。 がん(悪性の腫瘍)ではありませんが、貧血や痛みなど様々な症状の原因となります。 筋腫は卵巣から分泌される女性ホルモンによって大きくなります。 閉経すると、逆に小さくなります。 複数個できることが多く、数や大きさはさまざまです。 大きさやできる場所によって症状が違ってきます。 できる場所によって、子宮の内側(粘膜下筋腫)、子宮の筋肉の中(筋層内筋腫)、子宮の外側(漿膜下筋腫)に分けられます。 どのような症状がありますか? おもな症状は、月経量が多くなることと月経痛です。 その他に月経以外の出血、腰痛、頻尿(トイレが近い)などがあります。 症状はできる場所と関係があります。 子宮の内側にできた筋腫は小さくても症状が強く、月経量が多くなります。 逆に子宮の外側にできた筋腫は大きくなっても症状がでない傾向があります。 そのため、治療必要かどうかもできた場所や症状によって異なってきます。 妊娠しにくい(不妊)、流産しやすい(習慣流産)などの症状もみられることがあります。 診断方法は 婦人科診察と超音波検査で診断します。 大きな筋腫や手術を考える場合にはMRI検査をすることもあります。 大きな筋腫は悪性の子宮肉腫との区別難しいことがあります(大きな筋腫の約0. 5%は子宮肉腫といわれています)。 MRI検査結果や大きさ、年齢、大きくなるスピードなどで判断します。 どのような治療法がありますか? 小さくて、無症状の場合は治療の必要はありません。 治療法には手術と薬があります。 手術では子宮を取ってしまう(子宮全摘術)のと筋腫だけ取る手術(筋腫核出術)があります。 将来子供がほしい人や子宮を残す希望の強い人では筋腫だけ取る手術を実施しますが、手術の際、出血が多くなるのが難点です。 また、直接見てもわからないような小さな筋腫が取り残される可能性があり、数年後に子宮筋腫が再発してくることもあります。 最近、腹腔鏡を使って手術行う施設も増えてきましたが、大きさやできた場所によって腹腔鏡での手術が難しい筋腫もあります。 子宮筋腫を根本的に治す薬は、今のところありませんが、薬で子宮筋腫を小さくしたり、出血や疼痛などの症状を軽くすることができます。 薬の治療には、月経を止める治療(偽閉経療法)が行われます。 治療薬には毎日の点鼻薬(鼻からのスプレー剤)と4週間に1回の注射薬の2種類があります。 この治療では女性ホルモンの分泌が少なくなるので更年期様の症状がでたり、骨量(カルシウム)が減少するおそれがあるため長期(半年以上)の治療できません。 また、治療初期には不規則な出血を認めることもあります。 治療中は子宮筋腫が半分近くまで小さくなりますが、治療を中止すると元の大きさに戻るのが普通です。 このような理由から、薬による治療は、手術前一時的な使用や、閉経が近い年齢の方などの一時的治療として行われることが多いようです。 そのほか、ピル(経口避妊薬)を服用することもあります。 女性ホルモン量の少ないピルを使うことで、筋腫が大きくならず、症状も楽になることがあります。 その他の治療法として、子宮を栄養する血管をつめてしまう治療法(子宮動脈塞栓術)もあります。

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子宮筋腫の診断・治療・手術療法

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子どものころは、周囲の人や保護者にフォローされて、あまり目立たなかった特性が、社会に出て、自分の責任で生活を営むようになると、困難として目立つようになるという場合が多いようです。 例えば、仕事に集中できない、計画的に行動できない、対人関係がうまくいかないなど、周囲から仕事を行ううえでの問題を指摘されたり、本人も24時間、朝から夜まで「生きづらさ」を経験したりしている人が、実は発達障害だったとわかる例が増えています。 この記事では、特にADHDの特徴を中心に、症状やメカニズム、病院での診断や薬物療法などの治療、個性を活かしたはたらき方や支援、周囲の方に向けた、ADHDの人との接し方などについてご紹介します。 こうした特性がある人たちは、障害とは気づかれにくく、必要なサポートを受けられずに困っていることがあります。 また、多くの人は自分なりの工夫や対策を考えて努力していますが、それにもかかわらずなかなか状況が改善されません。 そのため、自分自身を責めたり、本人が怠けている、悪気があってやっている、あるいは親の育て方のせいといった非難や誤解にさらされたり、つらい状況に置かれがちです。 しかし、こうした問題は、本人の努力不足や家族のせいではなく、脳の発達特性によるものであると考えられます。 自閉スペクトラム症、限局性学習症、ADHDの特徴 それぞれの発達障害は、どのような特徴があるのでしょうか。 ここでは、それぞれの発達障害の特徴を簡単にみていきます。 ・通常の会話のやりとりが苦手であったり、ほかの人と感情を共有することが少ないという特徴があります。 ・相手の表情や身ぶり手ぶりから、気持ちを読み取ることが苦手です。 ・実際に目の前にないものや、架空の事柄を想像したり空想することが難しい場合があります。 また、仲間に対する興味が薄いという特徴がある場合もあります。 ・ものを並べたり、たたくといった単調な行動を繰り返すという特徴がある人もいます。 ・同じ習慣への強いこだわりがあり、少しの変化にも苦痛を感じることがあります。 ・興味の範囲が狭く、特定のものにこだわるという特徴があります。 ・聴覚、嗅覚、触覚、視覚など、特定の感覚が非常に敏感または鈍感な人もいます。 ・誤った発音をする、文章の文字や単語を抜かして読む、読んでいるものの意味を理解することが難しい、などの状態です。 ・誤った文字を書く、句読点を間違える、単語のなかに誤った文字が混じる、文法的な誤りの多い文章を書く、などの状態です。 ・数の感覚、計算の正確さに困難がある、数学的推理の正確さに困難がある、などの状態です。 この記事では新しい名称を採用しています。 ADHDについては、この後のトピックで詳細をご紹介します。 ADHDの特徴的な症状 大人のADHDの主な症状とは、どのようなものでしょうか。 不注意 (気が散ってしまう) 多動性 (じっとしていられない) 衝動性 (思いついたらすぐ行動してしまう)• ・仕事などでケアレスミスをする• ・忘れもの、なくしものが多い• ・約束や期日を守れない、間に合わない• ・時間管理が苦手• ・仕事や作業を順序立てて行うことが苦手• ・片付けるのが苦手• ・落ち着かない感じ• ・貧乏ゆすりなど、目的のない動き• ・思ったことをすぐに口にしてしまう• ・衝動買いをしてしまう 不注意 (気が散ってしまう)• ・仕事などでケアレスミスをする• ・忘れもの、なくしものが多い• ・約束や期日を守れない、間に合わない• ・時間管理が苦手• ・仕事や作業を順序立てて行うことが苦手• ・片付けるのが苦手 多動性 (じっとしていられない)• ・落ち着かない感じ• ・貧乏ゆすりなど、目的のない動き 衝動性 (思いついたらすぐ行動してしまう)• ・思ったことをすぐに口にしてしまう• ・衝動買いをしてしまう このような特徴は、子どものころからあったものの、大人になって、家庭や仕事の場面で責任が生じたり、学校や職場でほかの人たちと接するなかで障害として気づかれる傾向があります。 また、子どものときには保護者や教師がフォローしてくれていたのに、大人になると誰もフォローしてくれなくなり、自分の行動が厳しく評価されるようになるということも、よくあります。 特に職場においては、1つの不注意が周囲に大きな影響を与えて、上司や同僚から「仕事ができない」といったレッテルを貼られてしまうこともあります。 本人は、決して不真面目に仕事をしているわけではないのに、そのような状況になってしまうことを「生きづらさ」と感じ、朝から夜まで1日を通して、苦しんだり悩んだりしていることが多いのです。 一般に、女性では「不注意」の症状が強く出る人が多く、男性では「多動性」や「衝動性」の症状が強く出る人が多いといわれています。 また、「多動性」は子どものころには目立つものの、大人になるとおさまってくることもあります。 ただし、症状の現れ方や強さにも個人差があり、いろいろなタイプの人がいます。 神経伝達物質(ドパミンやノルアドレナリン)のはたらきが不足気味 脳内では、神経細胞の間で情報伝達役を務める神経伝達物質がはたらいています。 ADHDではドパミンやノルアドレナリンといった神経伝達物質のはたらきが不足気味であることがわかっており、これによって、不注意や多動性が現れるのではないかと考えられています。 神経系はいくつもの神経細胞がつながっていて、外から受け取った刺激を脳や全身に伝達しています。 神経細胞と神経細胞の間にはすき間(シナプス)があり、ドパミンやノルアドレナリンをはじめ、さまざまな神経伝達物質が、シナプスでの情報伝達役を務めています。 神経伝達物質が次の神経細胞の受容体と結合することで、前の神経細胞から伝わってきた情報を伝えていきます。 受容体と結合しなかった神経伝達物質は取り込み口(トランスポーター)から元の神経細胞に再び取り込まれるのですが、ADHDではこのトランスポーターが過剰にはたらいて、神経伝達物質を取り込みすぎてしまうといわれています。 結果として、シナプスにあるべき神経伝達物質が足りなくなり、情報伝達が十分に行えなくなってしまうのではないかと考えられています。 ADHDと遺伝について ADHD発症と遺伝の関連については、まだよくわかっていないことが多いのですが、最近になって、関連する遺伝子が複数あることがわかってきました。 そのため、ADHDは同じ家系で出やすいといわれています。 ただし、ADHDが必ず遺伝するということではありません。 ADHDに関連する遺伝子のすべてがそっくり受け継がれるわけではないからです。 血縁者だとADHDに関連する遺伝子をもちやすいといった「家族性」がみられるという意味です。 現代医療によるADHD症状の改善について ADHDは生まれたときからもっている脳の特性であるため、医学的な処置によってADHDの特性を消し去ることはできません。 しかし、適切な治療を受けることで、不注意や多動性・衝動性といったADHDの症状を改善し、その症状が原因で生じる1日を通した困難を軽減することが期待できます。 ADHDに起因する二次障害(うつ病・不安障害など)の可能性について ADHDは、「二次障害」が起こりやすい病気として知られています。 二次障害とは、もともとあった障害や病気がきっかけとなって起こる障害のことで、「合併症」とも呼ばれます。 ちなみに、ある障害や病気の発症時から本人がもっていた障害は「併存症」と呼ばれています。 ADHDにみられる二次障害(合併症)として、反抗挑戦性障害や行為障害(素行障害)、うつ病、双極性障害、不安障害などが挙げられます。 子どものADHDでは、ADHDと診断された後、二次障害や併存症についても的確に診断され、治療につなげられるケースもあります。 しかし、大人の場合、これまでADHDとわからずにきていることもあり、二次障害の症状を訴えて受診するとうつ病や不安障害と診断されてしまう場合があります。 そのため、うつ病や不安障害の症状の背景にADHDがあることにたどり着きにくいことがあります。 【診断・治療】 ADHDの診断・治療の方法や費用は? ADHDの人は、社会や家庭などにおいて、朝から夜まで1日を通して多くの困難に直面しています。 思うようにいかず落ち込んだり、自分を低く評価することも多いのではないでしょうか。 ADHDの診断を受けることは、単に疾患名を確定することではなく、自分の特性を理解し、個性に光をあて、生活を見直すことで悪循環から抜け出す第一歩となります。 また、ADHDの診断を受けることで、日々の困難からくるつらさや、そこから起こりうる二次障害を防ぐ対策として適切な治療も可能になります。 診断方法、費用・期間について ADHDの診断を受ける場合は、神経科や精神科、心療内科などを受診します。 しかし、専門の医師がいない場合もあるため、事前に電話などでADHDの治療が受けられるかどうか、問い合わせをしてから受診するとよいでしょう。 ADHDを診断する際の問診では、次のようなことが確認されます。 日頃の様子を振り返ることができる記録・日記や、子どものころのことがわかる通知表、母子手帳などを持参するとよいでしょう。 ・現在の状況:生活の様子、悩み、ほかの医療機関にかかっているかなど• ・これまでの経緯:子ども時代のこと、家族がみてきた印象、過去の病歴など ただし、必要な情報が十分にそろわず、診断に時間を要するケースや、二次障害や併存症の症状があり、ADHDかどうか見極めが難しいケースもあります。 このような理由から、一度診断が下された後に診断名が変わったり、最終的にADHDと診断されるまでに時間がかかることも珍しくありません。 ADHDの診断基準 ADHDの診断によく使われるのは、DSM(『精神疾患の分類と診断の手引き』アメリカ精神医学会発行:最新版DSM-5)の診断基準です。 この基準は不注意の症状9項目、多動性および衝動性の症状9項目から成り立っており、大人の場合はいずれかの症状のうち5項目以上が6ヵ月以上持続していること、症状のいくつかが12歳になる前から存在していたこと、症状のいくつかが2つ以上の状況(家庭と職場など)で存在することなどが、診断の根拠になります。 しかし、この診断基準のみから診断が確定されるわけではなく、問診結果やさまざまな検査結果、他の疾患である可能性などを総合的に評価して、最終的な診断が確定します。 気になる方は、まずはこちらでチェックしてみましょう。 ADHDの診察費用は保険適用となる 初診料、診察代、検査費、治療費、薬代など、医師が必要と認めれば保険適用となります。 自立支援医療制度の活用 精神疾患の通院による自己負担分を軽減する「自立支援医療制度」は、発達障害も対象となります。 受給者証を受けると、診察や投薬など通院治療にかかる費用の負担が1割になります。 都道府県が行っている制度で、市区町村の窓口で申請することができます。 申請時に指定した病院や薬局以外では適用されませんが、この制度を活用することで、通院にかかる費用負担を少なくすることができます。 ADHDの治療について ADHDの治療は、「不注意」「多動性」「衝動性」からくる行動特徴によって、心身および日常的に生じる生活上の困難やトラブルを軽減することを目的に行われます。 ADHDの治療では、お薬を使わない心理社会的治療、お薬を使う治療(薬物療法)が行われています。 心理社会的治療について 心理社会的治療としては、環境調整や認知行動療法などが行われます。 環境調整は、自分の苦手なことや短所を補うために、生活環境を調整したり、人間関係を見直したりすることです。 例えば、刺激に反応しやすく気が散りやすい人の場合は、余計な刺激を防ぐために、机を窓が見えない位置や壁際にしてもらったり、周囲の机との間に仕切りを立てたりする工夫が考えられます。 認知行動療法は、うつ病などの精神疾患の治療によく使われる心理療法です。 認知面(考え方)では、自分をいつも卑下したり、ものごとを悪く解釈したりしてしまうといった考え方のゆがみやかたよりを改善していきます。 行動面(ふるまい)では、社会的コミュニケーションの作法やソーシャルスキルを学習して、年齢相応の適応行動をとれるようトレーニングをしていきます。 こうした認知面と行動面での治療によって、ADHDの人がセルフコントロールをできるようになっていくことを目指します。 お薬を用いた治療について ADHDの人の脳内では、ドパミンやノルアドレナリンなど神経伝達物質のはたらきに問題があり、神経伝達がスムーズに行われていないことから、「不注意」「多動性」「衝動性」といった症状が生じるのではないかと考えられています。 この点を改善することを目的にしているのがADHDの治療薬です。 どちらも医師の処方によって服薬することができます。 どちらのお薬を使うかは、医師と相談のうえ決定されます。 用量や用法をきちんと守って服用し、副作用が出た場合などは医師と相談し指示を守ることが大切です。 ADHDの人に向いている仕事、向いていない仕事 職場での困りごとを軽減するためには、ADHDの特性を理解し、能力を最大限に発揮できる職種を選択することが大切です。 ADHDの人は、長時間の集中が必要な仕事や、計画性が重要な仕事、単調な流れ作業などはあまり得意ではないかもしれません。 一方で、行動力や発想力に優れた面があるため、そうしたひらめきが求められる職種には適性がある可能性があります。 向いている仕事:起業家、営業職、プロデューサー、音楽家、ゲームソフトやコンピューターソフトの制作・開発、その他クリエイターなど 向いていない仕事:乗り物の運転士、事務職、経理職、検品作業、校正作業など 注 ADHDの人すべてに当てはまるわけではなく、個人差があります。 就労移行支援事業所の利用といった福祉施設の利用について 仕事を探すにあたっては、各種の支援機関を利用することができます。 発達障害者支援センター 「発達障害者支援法」が制定されて以来、全国に発達障害者支援センターが設立されています。 同センターでは、医療・福祉・教育・労働など、発達障害のある人とその家族が心豊かな生活を送れるように支援することを目的に、さまざまな事業を展開しています。 就労についての相談にも応じており、ハローワーク(公共職業安定所)などの他の労働関係機関と連携して情報を提供してくれます。 就労移行支援事業所 就労を希望する障害のある人に、就労に必要な知識や能力の向上を目指したトレーニングや、求職活動にあたっての相談・支援をしてくれます。 また、就労した後の職場定着支援も行ってくれます。 地域若者サポートステーション(サポステ) 発達障害の人のみの支援機関ではありませんが、はたらくことに悩みや問題を抱えている15~39歳の人を対象に、就労に向けた支援を行っています。 就労相談や職場見学、職業体験、必要スキルの習得支援などを実施しており、職場定着に向けてバックアップしてくれます。 【周囲の方へ】 ADHDの人への対応とは? 就労の場では、職場の理解が大切 苦手なことは強要せず、周りがサポートする ADHDの人が困った問題を引き起こすのは、怠けているからでも努力をしないからでもありません。 脳の機能のかたよりによって自分をコントロールすることができないでいるからです。 そのことを理解したうえで接することができるとよいでしょう。 たとえば、ADHDの人は何かを計画したり、実行するためにスケジュールを管理することを苦手としています。 そのため、ADHDの人がこれに関連した仕事に就いているなら、同僚や上司によるチェックをしっかりする、上司が指示を出すときには、できるだけ具体的に指示を出すなど、接し方を見直してみましょう。 本人も安心し、特徴を活かしながらはたらけるようになるでしょう。 怒りを助長させないように注意する ADHDの人のなかには、ちょっとしたことで激高したり、その怒りを周囲に向けてしまい、トラブルを起こしやすい傾向がある人がいます。 こうした怒りのピークのときは、真っ向から反論すると売り言葉に買い言葉の激しい争いになってしまいます。 ADHDの人は、激高しても、怒りの持続時間は長くない場合が多いです。 ですから相手が激高したら、いったん退き、怒りが収まった後に冷静に話し合うようにしましょう。 また、何が怒りの引き金となりやすいのかを見極め、こうした引き金になりやすいことはできるだけ避けるようにするとよいでしょう。 ポジティブな感情は言葉にして伝える ADHDの人は、自分に対する評価が低く、「自分は足を引っ張る存在だ」「役立たずと思われているに違いない」などと気に病んでいることも多いです。 がんばっていることをほめたり、努力に対して「いつも助かっているよ」などの言葉にして気持ちを伝えることで、本人の自己肯定感につながり、良好な人間関係構築の第一歩となるでしょう。

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