沈黙の艦隊。 マンガ[沈黙の艦隊] が最後どうなったか教えて下さい!

漫画「沈黙の艦隊」を全巻読んだ感想:おもう。思う。想う。

沈黙の艦隊

沈黙の艦隊 ジャンル 、・、 漫画 作者 出版社 掲載誌 レーベル モーニングKC 発表期間 - 巻数 全32巻 アニメ 原作 かわぐちかいじ 監督 脚本 キャラクターデザイン 加藤茂 メカニックデザイン 音楽 アニメーション制作 放送局 放送期間 - OVA 原作 かわぐちかいじ 監督 高橋良輔 脚本 吉川惣司 キャラクターデザイン メカニックデザイン 山根公利、平井久司 アニメーション制作 サンライズ 発売日 VOYAGE 2 VOYAGE 3 - 『 沈黙の艦隊』(ちんもくのかんたい)は、によるの作品。 『』()にて、からまで連載。 に第14回一般部門を受賞。 累計発行部数(25巻まで、総集編含む)は2500万部以上。 ・化もされている。 戦を描いた物に、や等の問題提起を絡ませ、各方面から注目を集めた。 作品解説 [ ] タイトルの「 沈黙の艦隊」とは、「潜水艦戦力」を意味する英語の「 Silent Service」の直訳による。 足掛け8年・全32巻という長期に渡って連載された物語だが、劇中で実際に経過した時間はわずか2ヶ月である。 折しもその連載中に・終結など現実世界の世界情勢が劇的に変化しており、本作の設定やストーリーにも影響を及ぼしている。 本作の連載終了後に、番外編として『モーニング』にて連載された作品『瑠璃の波風 沈黙の艦隊〜海江田四郎青春譜』がある。 また、の広報誌『』()では、官民の安全保障専門家が本作を分析する『「沈黙の艦隊」解体新書』が連載され、講談社によってに単行本化された。 後にかわぐちのコメントによると、『沈黙の艦隊』が生まれたのは彼の故郷のには寝泊まりする漁船が多く、「動く独立国」の発想として『』の影響が大きかったと述べている。 単行本 [ ] 単行本は版が全32巻、モーニングデラックス版(愛蔵版)が全11巻、講談社漫画文庫版が全16巻。 他にも、登場人物の背景やその後に触れた特別編が描かれた。 話数は「VOYAGE XX(XXは数字)」で表される。 また、単行本のカバーを外した表紙・裏表紙には、その巻に収録された「やまと」航海の記録が記されている。 中央官庁・国会での反響 [ ] 連載当初から一般にはもちろん、関係者には特に話題にはなっており、当時まだ六本木にあった防衛庁周辺では『モーニング』発売の木曜日朝早くから売り切れが相次いだ。 タイミングとしても一番注目されたのはが勃発してによる、問題などが話題となっていた時期であり、のでは、が防衛庁長官のに対し「防衛庁長官はこの作品はお読みになったことございますか」と質問している。 ストーリー [ ] 日本の近海でが発生した。 沖で、の潜水艦「やまなみ」がロシアのと衝突し、「やまなみ」艦長の海江田四郎二等海佐以下全乗員76名の生存が絶望的という事故の報道は日本に衝撃を与える。 しかし、海江田以下「やまなみ」乗員は生存していた。 彼らは日米共謀により極秘に建造された原子力潜水艦「 シーバット」のメンバーに選ばれ、事故は彼らを日本初の原潜に乗務させるためのであった。 所属となった日本初の原潜「シーバット」は、海江田の指揮のもと沖での試験航海に臨む。 しかしその途中、海江田は突如艦内で全乗員とを起こし、で米海軍の監視から姿をくらまし逃亡。 以降、海江田を国家元首とする独立戦闘国家「 」を名乗る。 さらに出港時「シーバット」はを積載した可能性が高い事が発覚。 ベネットは、海江田を危険なとしてを図る。 海江田は天才的な操艦術と原潜の優れた性能、核兵器(の脅威)を武器に、日本やアメリカやロシア、に対峙してゆくこととなる。 の「やまなみ」艦長。 初登場時の階級は二等海佐だが、「やまなみ」沈没事故の偽装工作によりとされ二階級特進、海上自衛隊での最終的な階級は海将補となる。 秘密裏に日本初の「」艦長に任命されるが、処女航海で突如米原潜部隊に対し音響魚雷を放ち逃亡。 その後、の前に浮上し戦闘国家「やまと」の独立を宣言し自らの思想の表明と実現のために「やまと」を駆使する。 「海自始まって以来の英才」と呼ばれ、で米「」を5回沈めた実績を持ち、その操艦能力は米海軍に「慎重」と評された。 おおむね冷静沈着だが、必要に応じて大胆な策をとる事もある。 また、軍事のみならず政治、国際情勢についても深い理解と読みの鋭さを持つ。 非常に高い性によって全乗員を統率し、既存の戦略技術に捕らわれない超人的な操艦能力で次々と米露の攻撃を打ち破る。 その操艦能力から、敵対する海軍に 「海の悪魔」「モビーディック()」などと呼ばれ恐れられた。 を好み、なかでもの曲を流すシーンが多く出てくる。 ちなみに、作中で最初に聴いていた曲は「」。 (特番では、最初に聴いていたのは、同じくモーツァルトの交響曲40番)ニューヨーク沖海戦時には、の「」を流した。 ニューヨーク上陸の際には同行しようとする深町に対し「自分のいない『やまと』には深町の全てが必要」とやまとを託して国連に向かう。 その後、総会での演説中に狙撃され状態に陥るが心肺停止には至らず、その心音は世界に発信された。 妻と1人の子供がおり、母は鎌倉在住。 亡き父・海江田巌海将(VOYAGE239「原潜たる意味」では海将補となっている)は「海上自衛隊の立役者」と言われている。 自衛隊出身の日本人であるが、「シーバット」は米海軍所属の艦なので、海上自衛隊の制服の上に米海軍のキャップをかぶっている。 階級は二等海佐。 昇進に値する能力を持っているが、粗暴な言動が妨げになっている。 海江田とはの同期であり良き競争相手で、後に海江田が「自分に対抗しえる能力を持っている」「自分の予想を裏切ることがある」と認めた唯一の人物。 海江田の思考をある程度予測できるらしく、「やまなみ」沈没事故時の海江田の行動に疑問を抱き、組織に内緒で真相究明のため独自に調査を進める。 海江田と対峙する事も多かったが、最後には「あいつは友達」と発言した。 操艦技術も確かで、海江田と並びリムパック演習で米空母「カールヴィンソン」を5回撃沈した実績を持つ。 その操艦は米海軍に「大胆」と評され「シーバット」艦長候補として海江田と共にその名が上がったことは、作中でディーゼル潜水艦「たつなみ」の潜行能力や潜行時間の制約を省みない運用による危険な状況を演出する上での伏線となっている。 海江田とは正反対の性格ながら、乗組員に対するカリスマは負けず劣らず絶大なものを持っている。 作中での原潜「やまと(シーバット)」護衛時に海自潜水艦初の実戦をおこない、圧倒的な艦の性能の劣勢を感じさせず(の平均水深は30mで、原潜の性能が最大限発揮できなかったことも大きい)米海軍ロス級原潜5隻中3隻(ハート・フォード、サンタフェなど)を戦闘不能に陥れた。 作中、立場(肩書き)を変えて複数回「やまと」に乗艦した唯一の人物。 名前のモデルは。 初登場時は日本民自党所属。 「やまと」事件発生当初は「オンチ」「本命までの中継ぎ政権」「ボケガミ」などと国内外で酷評されていたが、海渡からは密かに首相まで上り詰めたこと自体を認められていた。 事態が深刻になる中で覚悟を決め、次々と重要な決断を下し、国論を二分しつつも首相としてふさわしい力を備えたとして成長する。 時代に米国代表と通訳なしでで会談していたことがある。 反対論が強い中で「やまと」と友好条約を結び、「やまと」に浮き「サザンクロス」を提供したり、決議で「やまと」独立が承認されるまでの間、・・及び原潜「やまと」の指揮権を国連に委ねるといった大胆な外交策をとる。 しかし、それがもとで与野党から批判を受け、総理権限によりしてを行う。 その際に日本民自党を離れて自らを党首とする新民自党を結成。 総選挙後のにおいて再選された。 作者曰く、「もう一人の主人公」。 (ただし、「シーバット」反乱事件発生前の大統領選挙時には、を唱えていたと見られるシーンも存在する)での子孫。 「強いアメリカ」を体現する、アメリカの象徴的存在でもあり、「アメリカ大統領は当然、世界に君臨するキングだ」や「(アメリカは)50年後も最も責任のある国だ」という言葉を残す。 当初は「シーバット」の反乱で海江田を早く捕まえ、彼に協力しようとする日本に再占領計画をつきつけて事件の決着をつけたがっていたが、シーバット改め「やまと」を正面から撃沈することにこだわった結果、の壊滅や多くの原潜が撃沈及び大破し、の艦が多数戦闘不能になるなど、計22万トンの艦艇の損失や350名の死傷者を出してしまい、副大統領や議会から批判されも予定されていた。 一方、「やまと」と第3艦隊との戦いに際しては「第3艦隊が(やまとが使用する)核で壊滅すれば、日本再占領は行いやすい」とも語っており、あえて損害を大きくすることでやまとや日本を悪者に見せるような戦略を採ったとも描写されている。 次第に海江田の行動分析に興味をもつようになり、物語が進むにつれて、自身の思いや考えと、大統領として下すべき結論に悩み葛藤する。 では、ついに海江田と直接出会うことになる。 海江田の影響を受け、「アメリカは国連の決定を尊重する」と世界に表明し、初めてアメリカ大統領として国連にイニシアチブを預けた。 作者のかわぐちは作中で一番好きなキャラクターとして挙げている。 莫大な資産と人脈を有し、「影の総理」と呼ばれる日本政界の。 「シーバット」が逃亡した時は、兵器の純国産化を視野に、米ソよりも早く捕獲させ、アメリカへ返却する前にとして乗りこなし、データ収集を行うよう命令する。 やまとの独立国承認を認めず、あくまで日本政府の支配下に置こうとする。 様々な形で日本の政界に暗躍するが、最後は息子の渉に引導を渡された。 海原大悟の実子。 竹上派のサラブレッド。 計画が露見したときの影響を考え、海原大悟の判断により、「シーバット」計画には不参加であった。 天津とは昔からの仲である。 やまと問題の処理においては、かなり強硬な姿勢でアメリカと交渉した。 政界再編においては竹上の新民自党を結成に参加、となる。 「やまと」事件において浮き「サザンクロス」の発注や、駐日米・・で海原と共にアメリカとの交渉を行う。 外務事務次官になった経緯は影山誠治外務大臣のお声がかりとされる。 を信用していない天津は、アメリカのの下で、いつもアメリカに頭を下げてばかりの日本の現状を憂いており、日本外交をアメリカとの穏やかな決裂に誘導することで日本を自立させて、を含む「環太平洋共同体」を日本外交の基軸にすることを画策していた。 そのために、官民一体の原潜保有計画である「シーバット計画」を利用することを目論む。 「シーバット」逃亡後は、「シーバット」を、日本に先んじてアメリカからの自立を表明した、新しいもう一つの日本であるとして、による撃沈処分に反対し、あくまで日本は米・ソ海軍から「シーバット」を守るべきと主張した。 海渡一郎 日本民自党。 名前と容姿のモデルはと。 民自党最大派閥に所属。 政治家としては「他人の尻拭いばかりして民自党幹事長に就任した」と語っており、「やまと」の処理問題は自分の一世一代の尻拭いであると考えている。 「やまと」政策を巡って竹上と対立し、竹上の離党及び新民自党結成後、彼に代わって民自党を率いる。 「やまと」を巡って対立しているものの、竹上への政治家としての評価は高い。 「やまと」との同盟関係を破棄し、アメリカとの関係を修復すべきと主張する徹底した路線の全面協力策や、衆院選挙後にのために金銭をばら撒くも、最後は河之内の行動を読みきれずに票を落とし、総理にはなれなかった。 竹上再選後はに加わることを拒否、公民クラブなどを吸収合併し、巨大野党となった民自党を率いる。 河之内英樹 の日本社民党副書記長。 海原とは同期。 衆議院解散後、「世界社会主義」を掲げ、総選挙に向けて公民クラブ・革産党ら各野党議員を集めて革新連合を結成し、日本独自の国家を目指す。 総選挙後は大滝の鏡水会との連合で比較第一党派を目指すが、首相指名選挙を目前に海渡の策略により、公民クラブなどの議員を切り崩され少数党派となる。 新民自党に取り込まれることをも良しとした大滝を「違反」と叱責し、仕方なく少数で革新連合を率い監視役として野党に徹しようとするも、逆に革新保守連立政権を目指す大滝に叱咤・説得され、指名選挙当日には自分に投票される筈だった票を自身の1票以外全て竹上に纏め上げ見事彼に再選を果たさせる。 その後は革新保守政権のため新民自党・鏡水会と連立。 新民自党幹事長の大滝によって河之内の入閣構想が出た。 大滝淳 民自党の派閥である鏡水会の幹事。 後に鏡水会ごと民自党を離党し、政党化した「日本鏡水会」の党首に就任。 選挙区は山口3区。 政軍分離・軍備永久放棄・常設国連軍創設を政策として主張。 「やまと保険」を提唱し、北極海沖でACNテレビ・クルーと共に海江田と会見し、海江田から「やまと保険」の了承を得た後、独断専行でライズとの交渉まで行う。 総選挙後は自ら新民自党の幹事長を要望した上で新民自党に合流し就任。 さらに、国連の「沈黙の艦隊実行委員会」委員長も自薦し、就任した。 影山誠治 声 - 日本国外務大臣。 天津や海原とともにアメリカの補佐官ターナーとの日米交渉や、ハワイにおける日米首脳会談や東京における日本やまと首脳会談に同席した。 第2次竹上政権において組閣構想に参加していた。 シーバット計画に関わった人物の一人で、「シーバット」完成式に参加する。 浜本啓介 声 - 日本国。 日本政府から親善大使として「やまと」に乗艦。 海江田の考えを信じ、友好条約締結の準備に乗り出す。 衆議院総選挙では竹上と同じく新民自党に入り、見事当選を果たす。 選挙区は福岡3区。 倉池栄 日本国大蔵次官()。 ・で大滝と共に「やまと保険」成立のためライズ保険会社との交渉を行う。 永江 公民クラブ幹事長。 社民党、革産党とともに革新連合の一翼を担っていたが、総選挙後民自党に大金を積まれ、河之内に工作を蹴るよう必死に説得されるも切り崩され、公民クラブは民自党への吸収合併を選ぶ。 モデルは。 原子力潜水艦「やまと」関係者 [ ] 山中栄治 声 - 「やまと」副長。 階級は三等海佐。 「やまなみ」の副長でもあり10年間同乗している。 真面目で海江田からの信頼は非常に篤い。 海江田が国連本部出席中に「やまと」が奇襲を受けた際、海江田が唯一依頼したのは山中の安否確認のみであり、「彼(山中)が無事であれば、全乗組員が無事です」と発言している。 操艦能力も深町が認めるほど堅実で優秀。 海江田の国連総会参加時は、代わりに「やまと」の指揮を執る。 「やまと」沈没時においては「やまと」乗員の中で最後に脱出。 脱出後は、ストリンガーの「タービュレント」に助けられた。 海江田の負傷後は他の乗組員と共にストリンガーの指揮下に入った。 内海 声 - 、(VOYAGE3) 「やまと」航海長。 階級は三等海佐。 「やまなみ」の航海長でもあった。 山中と並んで海江田を直接補佐する存在で、敵艦の性能や進路を分析している。 「やまなみ」のソナーマンでもあった。 が特徴。 南波が「自分の次に耳の良い」と認めるライバル同士。 海江田が負傷した際には、山中から海江田を見舞うよう命じられニューヨークに上陸。 海江田の呼吸音を聞き、「俺の艦長は生きてるんだ!」と叫ぶ。 階級は海将。 シーバット計画に関わった人物の一人で、沖及び海戦で竹上と共に関わる。 その後は天津と共に深町ら「たつなみ」クルーの「やまと」派遣をサポートする。 階級は海将補。 海江田・深町の防大時代の教官。 部下の「活躍」に頭を悩ませている。 深町らに「たつなみ」で「やまと」の追跡及び護衛を命じたり、「やまと」のニューヨーク入港の際にニューヨークへの派遣を命じる。 階級は一等海佐。 旗艦である「」にて自衛隊として初の実戦(沖縄沖及び東京湾海戦)を指揮する。 5年前の八丈島沖の哨戒訓練で、海江田が指揮していた「やまなみ」に完敗させられた経験を持つ。 しかしその実力・カリスマは高く、海江田が「アメリカ海軍に対峙してをフルに運用できる唯一の自衛官」と評するほどの有能な人物。 上層部からひたすらに徹する事に加え、艦隊がなすがままになっている中でも敵味方問わず救助に当たるよう命令された時は「まるで」と漏らす。 板ばさみの中で苦心しつつ指揮を執り、最後まで専守防衛の域を出ることはなく任務を完遂した。 速水健次 声 - 「たつなみ」副長。 階級は三等海佐。 理知的な性格。 一見すると女性に見まがうかのような優男風の容姿ではあるが、その実力は確かで深町の右腕として補佐している。 深町と対照的に言葉遣いは丁寧である。 「たつなみ」沈没後は国連特別調停員及び和平特使の一員としてニューヨークへ向かう。 渡瀬吾郎 声 - 「たつなみ」航海長。 階級は三等海佐。 「たつなみ」沈没後は国連特別調停員及びニューヨーク和平特使の一員としてニューヨークへ向かう。 階級は海曹長。 海自一のソナーマンを自負している。 「やまなみ」沈没事故の謎を解くため、深町の命令でテープの解析を行う。 「たつなみ」沈没後は国連特別調停員及びニューヨーク和平特使の一員としてニューヨークへ向かう。 アメリカ海軍関係者 [ ] スタイガー 声 - 司令官。 階級は。 シーバット計画の首謀者。 「シーバット(やまと)」脱走に伴い、・を投入して拿捕及び撃沈を図る。 ボールドウィン 司令。 階級は。 アラン・B・ランシング 声 - 第3艦隊司令。 階級は少将。 旗艦である「」で指揮を執る。 沖縄沖海戦では、「やまと」を掩護する日本の海上自衛隊第2護衛艦隊を攻撃し、「」ので「」を撃沈する。 その後、「」も損傷させたが、「やまと」の入りのハープーンで電子機器が狂わされた隙に魚雷攻撃を受けて「ミッドウェイ」を沈められたのを皮切りに、次々に艦艇を失う。 リチャード・ボイス 声 - 「」の艦長で、第7艦隊司令も兼ねる。 階級は。 感情的な性格の持ち主で、ランシングからは「ヒステリック・ボイス」と呼ばれているが、海江田の発言によると叩き上げの優秀な軍人らしい。 「カール・ヴィンソン」で指揮を執り、「シーバット」の拿捕又は撃沈を謀るが海江田の戦闘国家「やまと」独立宣言に翻弄される。 ジョン・アレキサンダー・ベイツ 声 - 「アレキサンダー」艦長。 階級は大佐。 米政界の名門ベイツ・ファミリーのとなった生まれの孤児。 自分を受け入れてくれたベイツ・ファミリーと義兄のノーマンに多大な感謝と信頼を寄せており、ノーマンを大統領におさめ、自らは統合参謀本部議長になる夢を描いていた。 オーロラ作戦ではノーマンと連携し、最新鋭艦の能力を駆使して「やまと」を追い込む。 しかし、ノーマンとの立場の違いから来る戦い方・位置取りの差異を海江田に読まれ、ノーマンの艦を撃沈されてしまう。 なおも気力を奮起し闘うが、氷塊下での激戦の末部下の命を最優先にと考え、肉弾戦を回避し降伏する。 その勇猛果敢な戦いぶりは、海江田をして「今まで遭遇した中で最強の艦」と言わしめた。 その後も「アレキサンダー」の艦長を務めており、艦内にて深町の演説を聞いている様子が描かれている。 ノーマン・キング・ベイツ 声 - シーウルフ級原子力潜水艦「キング」艦長。 階級は少将。 ベイツ・ファミリーの長男で、ジョンの義兄。 ジョンとの連携プレイで「やまと」を追い詰める。 僚艦「アレキサンダー」の戦術によって格好の位置から「やまと」へ魚雷を発射するが、その動きを読んだ「やまと」の雷撃を受け戦死する。 次期大統領候補の一人と称されたほどの人物。 戦死後、ジョンが艦長を務める「アレキサンダー」の艦内に、彼の遺影が掲げられている。 アレックス・P・ナガブチ 「」艦長。 階級は大佐。 で軍人の父を持つ。 ネルソンと比べて理知的で聡明。 「自分が何者なのか分からなくなった時は仕えるもののために私心を捨てることができる日本の侍精神を思い出すこと」を父から教えられている。 ローリング・サンダー作戦で「やまと」に挑むが、「やまと」が戦意を見せなかったため、攻撃を中止する。 その後、対潜ヘリ攻撃隊で新たに攻撃を行うが、五ヶ国原潜の登場と「やまと」のニューヨーク港への強行突破を防ぐことはできなかった。 ケリー・J・ネルソン ニミッツ級原子力空母「」艦長。 階級は大佐。 攻撃的で頭に血が上りやすい熱血漢でアメリカを象徴する人物の一人。 ナイアガラ・フォールズ作戦などで襲いかかるも「やまと」には探信音による戦略で終始翻弄されていた。 しかし、ニューヨーク沖海戦における最終判断は、責任者にふさわしい冷静な判断であった。 テレンス・B・カーバー 声 - 第3艦隊所属の最新鋭艦である、「」艦長。 階級は大佐。 沖縄沖海戦で第3艦隊が大きな損害を受ける中、辛抱強く「やまと」の捜索を続け、発見後は「」「」と連携して戦闘を行う。 海江田に「石の橋も渡らぬ艦長か? 」と評されるほど非常に慎重な性格で、「やまと」への攻撃に通常より爆薬量を増した対潜魚雷を使う。 魚雷の爆発で巻き上げられた土砂に埋まった「やまと」に、念を入れてとどめを刺そうとするが、その攻撃を脱出に利用されてしまう。 また、を使ったオリジナル戦術で「やまと」を攻撃するも、予想を超えた「やまと」の攻撃に動きを封じられ、敗れる。 大破した艦から脱出する描写がなく、生死不明。 デビット・ライアン 声 - 「シーバット(やまと)」。 階級は大佐。 「やまと」独立宣言をはじめとする海江田の行動に反感を覚え拘束されるが、海江田達の思想や行動に一貫性とある種の正当性を感じ、米海軍人ながら「やまと」の理解者となる。 自走浮きドック「サザンクロス」沈没の際に「サザンクロス」クルーと共に陸上自衛隊ので脱出した。 その後、ネイサン研究所長とともに、ホワイトハウスを訪れ、ベネットに海江田に対する意見を述べた。 ヘンドリック・ドール 声 - 稲葉実。 海戦及び沖海戦時に作戦の指揮を執る。 後に彼も海江田の思想に興味を抱くようになる。 モデルは当時に統合参謀本部議長だったと、同じく大将で司令官だった。 アメリカ政府関係者 [ ] アンディ・リード。 海江田の超国家原潜艦隊や世界政府の創設に可能性があることを感じ、彼を支持したことで敵視していたベネットと対立する。 ハロルド・D・ベイカー 声 -。 ベネットの側近としてやまとに関する外交政策をとる。 「大統領のマシーン」の一員として初めて紹介された際、名字が「ベイカー」でなく「ベイガー」になっているという誤記があった。 ジャック・ターナー 声 - アメリカ大統領特別補佐官。 沖縄沖海戦時の海原らとの日米緊急首脳会談上では汗一つかかない態度を見せる。 眼鏡を着用していることから、海原から「おい、そこのメガネ」と呼ばれた。 リチャード・ローゼンバーグ 声 - アメリカ。 元アメリカ合衆国連邦議会上院議員。 にて日本側の「やまと」擁護を痛烈に批判する。 アンドリュー・ギル ニューヨーク。 海江田のニューヨーク入港の際に尚も攻撃を続けようとする政府及び軍に反旗を翻し、「やまと」との友好同盟締結のためマスコミを通じてアメリカからの市の独立国家化を宣言し、「やまと」擁護を市民に訴える。 ナガブチとは旧友。 カール・シュルツ 議長。 ベネットが「沈黙の艦隊」支持に心変わりするのを察して、これを良しとしない意思を伝える。 上下院をまとめて弾劾裁判を予定しようとした。 アメリカ・その他 [ ] リー・ゴールドウェル イースト・ウェスト・ダイナミックス社社長。 ニューヨーク沖海戦での海江田の行動に深い関心と敵対心を抱き、軍事費を削減したベネットをも敵視する。 「やまと」の国連参加では軍備永久放棄実現を恐れ、各国のマスコミやアメリカ政府への圧力を通じて反「やまと」キャンペーンを促して牽制を目論む。 代表の一人。 アイザック・ネイサン ネイサン研究所長。 ベネットの大学での1年後輩であり、教授でもある(ベネットの在学中にネイサンがになった)。 ライアンと共にを訪れ、ベネットに海江田の沈黙の艦隊「 SSSS(Silent Security Service from the Sea)」構想という完全的核抑止力の素晴らしさを訴え、そして素晴らしいが故に「SSSSはアメリカによって設立されねばならない」と説き、海江田の排除を提案する。 マルス・ベネット ベネットの息子。 野球好きな少年でのファン。 「やまと」や海江田に興味を抱き、ベネットに海江田の思想を尋ねる。 ベネットが東洋のになぞらえてマルスに説くと大いに興味を示し、ベネットに海江田と会うよう約束させた。 狙撃手(名称不詳) カメラマンに扮して国連本部内に進入し、演説中の海江田を暗殺しようとしたスナイパー。 テレビカメラに偽装したライフルを発砲直後に駆けつけた警備員二人に対し、隙を突いて一人を銃撃して重傷を負わせるが(生死は不明)、残る一人に射殺された。 彼の行動が自発的な行動か依頼によるものかは一切不明だが、協力者または依頼者らしき人物が少なくとも一人存在し、過去にも別のターゲットが存在していたことが示唆されている。 イギリス海軍・政府関係者 [ ] クリス・ストリンガー 「タービュレント」艦長。 階級は大佐。 豪快で率直な人物。 イギリス海軍屈指のエリート。 各国原潜のなかで最初に「やまと」に理解を示し、リーダー的役割をになった。 ニューヨークで「やまと」が沈没した際には「やまと」乗組員を全員救出した。 ジョセフ・ローリィ。 原潜「タービュレント」の「やまと」擁護による 沈黙の艦隊結成を承認する。 ジュリアス・ロードン イギリス大手保険会社ライズ社(モデルは)筆頭アンダーライター。 大滝の「やまと」に対し、世界中の発生を理由に反対するが大滝の保険内容と信念に賛同し、受け入れることに。 ウィリアム・スコット ライズ保険委員会会長。 海江田を「真に世界平和を求める英傑か、それとも核による世界制覇を目指す狂人か」と評するなど、随所に老獪さを窺わせる人物。 一方で、会議中には委員会メンバーに自由に発言をさせ、自分の意見は最後に述べるなどの鷹揚さも併せ持つ人物でもある。 ゴッドフリー・ローレンス ライズ保険委員会副会長。 ロードンが発表する大滝の「やまと保険」の内容について常設国連軍誕生とアメリカに代わって「やまと」の存続による加盟国間の新たなる安保体制の誕生に関心を示し、容認。 ワシントン・サミット時は「やまと保険」を実行すべくローリィと同行する。 コーエン ライズ保険委員会のメンバー。 当初は「やまと保険」について「危険すぎる」と強硬に反対するが、ローレンスの説得により最終的には賛成した。 ソビエト連邦海軍・ロシア海軍関係者 [ ] ユーリ・アンドロポフ ソビエト連邦海軍司令。 「」で指揮を執り、米第3艦隊と共に「やまと」撃沈に出るも「ミンスク」の航跡を利用した攻撃を受け、次々と艦艇を失う。 アンドレイ・ロブコフ ソビエト連邦海軍「レッド・スコルピオン」艦長。 階級は大佐。 貧しい農家の出身の叩き上げでまだ若いが、能力の極めて高い気鋭の軍人。 その技量の高さは海江田が前任者のボロジンと比較して「2年前に日本海で遭遇した奴とは違う」と言わせるほど。 党に絶対忠誠を誓っている。 長身巨躯で、片手でボロジンの首をつかんでその体を持ち上げ、首をへし折り処刑するなど常人離れした怪力の持ち主。 愛読書は。 を使った戦法で米原潜2艦を衝突させ大破させるも「やまと」には裏をかかれ、敗れる。 その後、ソビエト連邦解体後のロシア海軍でも「レッド・スコルピオン」の艦長を務めており、基地の埠頭にて深町の演説を聞いている様子が描かれている。 イワン・ボロジン ロブコフの前任の「レッド・スコルピオン」艦長。 階級は大佐。 突然「レッド・スコルピオン」の艦長を解任されたことを不満に思っていた。 自分に比べて年若いロブコフと、彼を後任の艦長に任命した党を愚弄した結果、ロブコフによって処刑された。 2年前に日本海にて、「やまなみ」艦長時代の海江田と対峙したことがある。 ミハイル・セルゲイビッチ ソビエト連邦海軍艦長。 で階級は大佐。 「やまと」が「レッド・スコルピオン」との戦いに勝利したため、海江田に同盟締結を試みるが拒否され、止む無くロブコフに撃沈を命じる。 ロシアを母国と呼んでいるが、自分の英語を訛りだと言っている。 ソビエト連邦・ロシア政府関係者 [ ] アントノフ ソビエト連邦の事実上の元首である共産党の書記長。 ミハイル・マレンコフ 声 - ロシア連邦大統領。 ロシアの民主化運動の指導者で「やまと」の北極海通過に基づき、ベネットとので話し合った結果、テレビを通じた共同声明で北極海に展開中の米()露()両戦略ミサイル原潜を一時撤退することを発表する。 ユーリ・ゴルシコフ 駐日ソビエト連邦大使。 ターナーとの極秘会談で彼から「レッド・スコルピオン」の米原潜攻撃を不問に付すのと同時に「やまと」撃沈の共同作戦を持ちかけられ、引き受ける。 ビクトル・ロザク ロシア国防議長。 北極海の米ソ戦略ミサイル原潜一時撤退やワシントン・サミットでマレンコフと共に行動する。 フランス海軍・政府関係者 [ ] ジャン・ルオー・メルビル 「」艦長。 各国原潜が「やまと」に向かう中、ただ本艦だけは待機するよう命じた。 ピエール・モルガン。 皮肉屋で鼻炎持ちである。 シャルル・アリダ フランス外相。 米ソのミサイル原潜撤退の共同声明で海原からフランスを中心とした核軍縮の実現を促され、「やまと」支持で日本のが一つに纏まることを条件に引き受ける。 ワシントン・サミットではモルガンと同行する。 ドイツ・中国関係者 [ ] ルートヴィヒ・キージンガー 連邦共和国()。 サミットでは日本以外では唯一の非核保有国として出席した。 このため、ニューヨーク沖への5ヶ国原潜接近の報がサミットの席にもたらされた際、何が起こったのか理解できなかった。 国連が第二次世界大戦期の連合国が母体になった組織という経緯から、国連が真に公平な国際機関とは考えておらず、各国首脳に対して国連の解体と、真に公平たる「新国連」の誕生の必要性を説いた。 張有為(チャンヨウウェイ)。 サミットでは核保有国首脳として、東洋の文化からやまと問題についての見解を語る。 サミットに出席する一方で自国海軍のをニューヨーク沖へ派遣する。 報道関係者 [ ] セシル・デミル アメリカのテレビ局ACN社長。 ボブに海江田の真意を問うべく「やまと」乗艦を命じる。 また、海江田の主張する核廃絶・世界政府構想などの可否を確かめるべく、全世界のマスメディアを提携して情報サミットを開催し、世界市民投票を実施する。 作中、マスコミとして型破りな行動を行ったので、モルガンからデミルとをかけて、「情報の時代のデビル」と言われた。 モデルは社長の。 ボブ・マッケイ ACNレポーター。 大滝と共にで、また、ニューヨークで「やまと」に2度接触する。 「やまと」乗艦時に「やまと」国民となって他のクルーらと共に「やまと」を中心としたネットワーク網「情報国家 やまと」を創ろうとする。 モデルはジャーナリストの。 ルーカス・フォス ACNレポーター。 愛称はルーク。 国連総会で狙撃された海江田への取材クルーのリーダーに選ばれ、マッケイとは別ルートで行動する。 海江田の身柄が国連本部から病院に運ばれた後は、大滝を取材車に同乗させて海江田が運ばれたニューヨーク市内の病院へ向かい、マッケイや溝口たちと合流してから海江田の様子を報道する。 室岡 日本のテレビ局HNK プロデューサー。 日本の衆議院議員総選挙の投票日を前に、これまでの「党首同士のお茶を濁した対話」の感のあるそれとは異なる、「党首同士のバトルロイヤル」をコンセプトにした党首討論番組を企画して自ら司会を担当をし、番組の最後に「大海原にいてゴムボートで救助を待っているとして、10人いるグループの中の一人が感染症になっていることが判明し、やがて全員に感染し死亡する可能性があることが分かった時、あなたはこのグループのリーダーとしてどう行動するか」という内容を各参加者に順番を指名せず質問をした。 ウィンストン・サロー イギリスの老舗大手テレビ局BBC会長。 イギリス貴族の生まれで、デミルも一目置くヨーロッパ報道界の権威者。 デミルが試みる「情報のたれ流し」に対して、日本を除いたイギリスを含むサミット参加国各国政府が自国のマスコミに自粛を呼びかける中、デミルからの電話での申し出に対し、「すべてのマスコミが同じ方向を向けば、それはもうマスコミではない」と否定し、イギリス政府の判断に従う自らの決断を伝えた。 デミルや海江田を「やるべきこととやるべきでないことの内、やるべきことしか見えていない」と評している。 国際連合関係者 [ ] ジョージ・アダムス。 作中での任期は残り1年。 出身の親日家。 アメリカをはじめとする常任理事国の拒否権発動などで戦争や紛争への調停が上手くいかず、国際平和の実現が困難な国連の現状を打開しようと、海江田のやまと独立宣言及び国連加盟宣言をサポートする。 また、竹上の自衛隊の国連に対する指揮権移譲を高く評価し、竹上の考えが日本の総意となることを望む旨の発言をした。 現在では老獪かつ時に独走的でありながら行動的な面も見られるが、大滝によるとそれは40代以降のことで、それ以前はむしろ理想主義者で情熱的な政治家であったとのこと。 リック・ソーンバーグ 国連事務次官。 アダムスの片腕。 アメリカ出身だが、国連の一員という意識の持ち主。 日本政府が深町たちをニューヨークへ派遣した当初は、「日本政府の独断」という判断からアダムスに認めるべきではないと言うが、アダムスの言葉を受け判断を変え、アメリカ海兵隊の攻撃ヘリ部隊を手玉にとって国連本部へ到着した深町たちの身柄引き渡しを要求された際は国連憲章を盾に拒否した。 タワンダ・モヨ 国連大使。 海江田が出席した国連総会の議長を務める。 冷静に総会を進行し、海江田が狙撃された後にベネットが決議を翌日へ延期することを提案した際にはこれを受け入れ、最終的な決議を翌日へ持ち越した。 シャバール 国連大使。 国連総会で登壇した海江田の発言に対し、の非暴力不服従運動を引き合いに出して否定する。 その言葉によって、国家を否定する海江田に対し、国家肯定派の国連大使たちによる反論が始まった。 沈黙の艦隊で提示された政治的概念 [ ] 作中では、世界平和を達成するために、いくつかの政治的概念が提唱された。 政軍分離 [ ] 海江田が東京に上陸し、日本と同盟を結んだ会談上で提唱された概念。 政治と軍事を切り離し、軍事を超国家組織に集中しようとする考え。 強制力として常設軍を持った超国家組織をつくり、そこで国家間の利害対立を調整し、何らかの不法行為があったときは制裁措置をとる。 近代国家は、個人から武器を取り上げ、軍事力を政府に集中することにより国内を統治したが、それを国家と超国家組織に当てはめようとする考えである。 当初ベネットは、政軍分離の考えは自分も持っていたが、その主導権はアメリカが持っていなければならないと考えていた。 もし政軍分離が達成されたら、自衛隊も違憲ではなくなる。 なぜならば、「国権の発動たる」という拘束から初めて解放されるからである。 作中では、竹上総理が自衛隊の指揮権を国連に預けると突然表明したことで、その始まりとなる。 なお、海江田は日本と同盟を結ぼうと考えた理由について、日本はとを分離した「」を実現した国家と語り、加えて政教分離が可能ならば、政軍分離もまた可能だと語っている。 やまと保険 [ ] 大滝が提唱した概念。 やまとが存在し続けることが他国の利益になるような政治的構造を作ることを目的とした保険。 イギリス大手保険会社「ライズ」を介して日本政府がやまとに保険をかけ、理念に同意した各国政府を保険の引受人、国連を受取人とする。 これによりのように戦争が利益を生む構造ではなく、平和が利益を生む構造へシフトさせ、結果的に軍事バランスとも条約とも無関係に平和関係が成立するという、新しい安全保障体制である。 国連の沈黙の艦隊実行委員長となった大滝曰く「平和を金で買う」保険であり、彼は世界市民一人一人に1ドルからの株主を募り、配当として世界の核兵器廃絶と軍備永久放棄を目指す株式会社を設立することを提唱した。 世界政府 [ ] 常設軍を持った超国家組織としての世界政府。 将来的に既存のすべての国家は解体され、世界政府の一県や一州となる。 現在の国連をその母体とする。 政軍分離を達成するために必ず存在しなくてはならない組織である。 世界政府が作られたら世界から戦争はなくなる。 なぜならば、それはもはや内乱や反乱に過ぎないからである。 リー・ゴールドウェルはこの考えを詭弁だと笑ったが、ベネットはそれが政治の戦争に対する戦い方だと述べている。 沈黙の艦隊計画 [ ] 別名SSSS(Silent Security Service from the Sea)。 安全保障体制は強制力を持った世界政府を作れば確立することができるが、それだけでは核を廃絶することはできない。 核兵器を持った世界の戦略原潜を国家から独立させ、すべての国に平等に核報復力を持たせる計画である。 そうすれば地上戦力として核を所有する必要性はなくなり、小国も新たに核開発を始めることはなくなる。 アイザック・ネイサンは、これを心理的核抑止と呼び、のように過剰に核戦力を蓄積するのではなく、SSSSには核軍縮を推し進める効果があると指摘している。 しかし、これはに反するため、ベネットは拒否し、逆に核管理の経験が豊富なアメリカに核を集中するように提案している。 やまとが当初独立宣言を行ったのも、核戦力を国家から解放、独立させるためである。 海江田はジョージ・アダムスからSSSSをアメリカに任せるのはどうかと尋ねられた際、アメリカを含む陸上の国家ではこれが不可能としている。 その理由はもしある国が核兵器を使い、アメリカがこれに対して制裁の核を打ち込めば、今度はアメリカに報復の核が降り注ぐ。 当然このような事態をアメリカ国民は許容せず、結果実際に核が使われてもアメリカが制裁を行うのは事実上不可能となってしまう。 また、海江田はSSSSを自分達が実施する大義名分として、「沈黙の艦隊とは、それ自体が核兵器を用いても、再報復する価値の無い存在」とも語っている。 劇中ではアメリカが広島や長崎に核を投下した件について触れられ、ベネットが「やまと」に核ミサイルを発射させようとする狙いについて「これでアメリカは、 世界唯一の実戦で核兵器を使った国家という汚名から解き放たれる」と言われており、沈黙の艦隊はこうした束縛の無い存在である根拠となっている。 全てに制約がなく、ありのままに公開されるマスコミ [ ] これまではパニックを引き起こさないようにさまざまに制限がなされ、一度も全てがありのままに公開されることはなかったとされる。 しかし、戦争を生中継したり、首脳のやり取りがありのままに公開されるジャーナリズムこそ真のマスコミであるという考え方。 登場兵器 [ ] 架空 [ ]• 「たつなみ」・「やまなみ」 実在 [ ]• 「」 - OVA版のみ• 「」 - OVA版のみ• 軍事的に不自然な点 [ ] 軍事評論家のは雑誌『』のなかで、「エンターテインメントではあるが」と前置きした上で、以下のような不自然な点を挙げている。 なぜか自衛隊がを持っている。 少しでも船殻に傷がついたらまずいのに、海江田自ら「やまと」とナイフで刻んでいる。 潜水艦はアップトリム90はできない。 それをする戦術的意味が無いため。 潜水艦は空は飛べない。 作中で高度を読み上げているシーンがあるが、どうやって測っているのか不思議。 また、防衛庁広報誌連載を単行本化したオフィシャル分析本『「沈黙の艦隊」解体新書』(講談社)では、「やまと」の船体形状について戦略原潜「」級に似ているので高速が出せそうにない(艦橋横から始まる凸部が上に向かってテーパーになっているのも不自然)、という指摘をしている。 ただし、艦橋横からの形状は違うものの、かつて旧ソ連の原子力潜水艦だった「」が最高時速44. 7kt(82. 8km)を記録しており、決して非現実的ではないと言える。 また、アップトリム90度の件は同書の座談会で現役海自潜水艦乗員が同じく指摘している。 一方、潜水艦である「やまと」が水上にジャンプする描写は、荒唐無稽ではあるが、潜水艦の回避運動の将来像として研究の余地はあるとしている。 「実際の米国海軍兵力は作中以上に強大であり、作中程度で米国艦隊が壊滅するようなことは現実的ではない」ともしている。 アニメ [ ] 当初、系列の2時間枠の特番としてテレビ放映する予定で「」との戦いまでが制作でアニメ化された。 しかし、諸般の理由でテレビ放映は中止され、12月18日にビデオでリリースされた。 その後、3月3日にTBS系列の深夜枠でテレビ放映された。 ~にかけて続編のが2本追加制作され、北極海海戦まで描かれている(VOYAGE2、VOYAGE3)。 冷戦終結など国際情勢の変化に合わせて内容は一部変更されている。 スタッフ [ ]• 原作 -• 監督 -• キャラクターデザイン - 加藤茂、• メカニカルデザイン - 、平井久司• 脚本 -• 絵コンテ - 、、、、外山九市• 演出 - 、芦沢剛史、日高政光、• 作画監督 - 清水恵蔵、、、一志勝利、山中英治• 美術監督 -• 撮影監督 - 長谷川洋一• 音響監督 -• 音楽 -• 製作 - 、、(テレビ版のみ)、ビデオチャンプ(OVA版のみ) 主題歌 [ ]• 同内容をヴァーチャル・サウンド・ムービー沈黙の艦隊()として1993年3月19日発売。 レーベルは。 ゲーム [ ] 下記のほか、用ソフトも開発が告知されたものの、未発売に終わった。 また、用ソフトが発売されたという資料もある が、実際には発売されていない。 用ソフト 『沈黙の艦隊』:講談社。 2000年9月28日発売。 パソコンゲーム• 用ソフト 『沈黙の艦隊』:ジー・エー・エム。 1992年4月1日発売。 12,800円。 用ソフト 『沈黙の艦隊』:ジー・エー・エム。 1992年5月発売。 12,800円。 用ソフト 『沈黙の艦隊』:ジー・エー・エム。 1993年4月10日発売。 12,800円。 用ソフト 『沈黙の艦隊』:。 2000年5月12日発売。 『沈黙の艦隊2』:。 2005年10月14日発売。 2001年3月12日配信開始、2012年5月31日終了。 脚注 [ ] [] 注釈 [ ].

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沈黙の艦隊 VOYAGE2

沈黙の艦隊

国会(内閣委員会)で質疑された漫画。 すでに人気作家だった漫画家かわぐちかいじ氏が大ヒット作を産み続ける新ジャンルを開拓した画期的作品ーー。 『沈黙の艦隊』には様々な顔がある。 極秘に開発された日本初の「原子力」潜水艦が、政府や自衛隊の指揮下を離脱して独立国「やまと」を宣言する! 海上自衛隊随一の操艦技術を誇る艦長・海江田四郎(かいえだ・しろう)の狙いはいったい何なのか? 祖国・日本の自衛隊に追われるだけでなく、世界最強の米第七艦隊、さらに第三艦隊の巨大な包囲網が待ち受け、ロシア海軍や中国海軍までもが、最新鋭原潜の秘密を奪うべく虎視眈々と狙う。 事実上、世界のすべてを敵に回した闘いが、大海原で、深海で、展開されるのだ。 だが、海江田が操艦する「やまと」は追手はもちろん、同乗するクルーの予測、読者の想像を遥かに超えた戦術を繰り出し、絶体絶命の危機を次々と乗り越えて行くーー。 『沈黙の艦隊』は週刊漫画誌「モーニング」で連載。 1988年から始まり、1996年に最終回を迎えた。 その間、1990年には「第14回 講談社漫画賞 一般部門」を受賞。 累計発揮部数は2500万部突破という傑作であり大ヒット作だ。 そして漫画の枠を超えた話題も集めた。 ハリウッドのアクションスター、スティーヴン・セガール主演の映画『沈黙の戦艦』(93年日本公開)は、原題が「 Under Siege」(包囲下の意)だったが、『沈黙の艦隊』の人気・知名度にあやかって 『沈黙の戦艦』の邦題が付けられた。 以後、セガールの作品は設定的に何のつながりがなくても『沈黙の〜』と名付けられることが多く、「沈黙シリーズ」(?)が誕生することになったのだ。 また連載初期の1990年5月29日には国会でも注目を集めた。 衆議院内閣委員会で、当時、当選一年目だった山口那津男議員(現・公明党代表)が石川要三防衛庁長官に対して「防衛庁長官はこの作品はお読みになったことございますか」と切り出し、作品の詳細な紹介をしつつ、日本が原子力潜水艦を保有する可能性について質問している。 『沈黙の艦隊』では緻密で独創的な戦術、壮絶な戦闘シーンが迫力満点に描かれる。 読者はまず、潜水艦戦・艦隊戦をメインとしたミリタリー漫画として、すっかり取り込まれてしまう。 ところが、この作品の面白さと独創性は「戦記物」としての面白さだけに留まらない。 海上・海中の闘いと同時に、核戦争の恐怖や国際政治の覇権を巡る熾烈な駆け引きも組み込まれ、描かれる世界はミリタリーものから、ポリティカルサスペンス、さらにスタート時には思いもよらなかった「思考実験」の場へと拡がって行く。 漫画家・かわぐちかいじ氏は、麻雀ものや探偵ものなどの男臭い作品で、すでに人気作家となっていた。 この『沈黙の艦隊』では、得意の男臭いキャラクターを続々を登場させつつ、大状況の中に思考実験を盛り込んで「新境地」を開いた。 そして『沈黙〜』後も、太平洋戦争にタイプスリップした海上自衛隊イージス艦の闘いを描いた『ジパング』(全43巻)や、大震災で国土の五分の一を失い、アメリカと中国に分割統治された近未来の日本人を描く『太陽の黙示録』(全26巻)など、かわぐちかいじ氏の独壇場ともいえる作品群が生まれて行ったのだ。 かわぐち氏は今も、自衛隊初の(事実上の)空母「いぶき」と中国軍との闘いを描く『空母いぶき』 (原案協力/惠谷治、ビッ グコミック連載中、既刊12巻。 実写映画が5月24日全国公開)や、最新作『サガラ~Sの同素体~』(モーニング連載中、既刊2巻)では 『勇午』や『 イサック』で知られる真刈信二とタッグを組んで諜報サスペンスを放ち、エンタメ性とテーマ性が際立つ作品を手がけている。 『沈黙の艦隊』、連載開始時の1988年から世界は激変した。 しかし作品が描いた「世界観」は、むしろ切迫度を増している。 そして「海江田の壮大な構想」も色あせない。 漫画単行本として全32巻(モーニングKC版)に及んだ本作。 連載各回のサブタイトルは「VOYAGE」(航海)と表記されてきた。 最終話のサブタイトルを明かそう。 「VOYAGE 354 60億の出撃」(今の世界人口を当てはめれば「76億の出撃」)。 そこは予測不能の最終寄港地だ。

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【ネタバレ注意】マンガ「沈黙の艦隊」は最後はどうなるのか?

沈黙の艦隊

マンガ「沈黙の艦隊」は長期間にわたり連載されました。 単行本は全32巻になります。 最後は、どうなるか気になりますよね? ネタバレ注意ですが。 終盤の見所を紹介します。 終盤では、 ニューヨーク沖での 海江田四郎艦長のヤマトと、アメリカの艦隊の激闘シーンがあります。 普通に考えたら、多勢に無勢で勝負にならないと思ってしまいます・・ が、 原子力潜水艦に対抗するための戦術のセオリーは、少数精鋭で臨むというものです。 大部隊で攻めると、逆に混乱して同士討ちのリスクが高まるわけです。 相手は、深海も自由に行けること・・ 攻めるとすれば、強い火力の兵器が必要になることから 大部隊は不利とも言えます。 その点を、海江田艦長が上手く利用するわけです。 そして、ついにアメリカもヤマト排除を諦めて・・ニューヨークでの国連総会に海江田四郎艦長が出席することになります。 クライマックスでは 「政教分離」ならぬ「政軍分離」の思想や 「沈黙の艦隊計画」など、さまざまなアイディアが発表されます。 ところが 国連総会の壇上で、海江田艦長は何者かにライフルで狙撃されています。 狙撃者は、実は海江田艦長ではなくアメリカ合衆国のベネット大統領を狙っていましたが・・ 海江田艦長が、大統領をかばう形で被弾しました。 頭部をかすめる程度で、即死は免れましたが・・ その後、脳死状態になってしまいます。 死去するシーンはありあせんが、のぞみは無いでしょう。 ヤマト乗組員は全員無事ですが、ヤマトは撃沈します。 国連総会では「沈黙の艦隊計画」は否決されたものの、 活動は「世界の核廃絶の日まで続ける」ということで承認されます。 スケールの大き過ぎる話ですが・・自然に展開されていくところが凄いと思います。

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