未来 の ミライ 結末。 未来のミライ 感想・レビュー|映画の時間

ネタバレ映画『未来のミライ』内容10個の疑問を徹底考察&解説

未来 の ミライ 結末

映画『未来のミライ』解説と考察 解説:くんちゃんの家に起こる不思議な現象はなぜ起こるのか くんちゃんが不思議な世界に行ったりミライちゃんがなぜか過去に来たりと謎の現象が起きている世界でしたが、これの元になっているのは家の庭に生えている樫の木が原因でした。 くんちゃん宅の樫の木は図書館で本を探すときのようにインデックスが出来ており、家系の現在過去未来全ての出来事がカードのような形になって収められているのです。 インデックスの中は球体状になっていてそこには系統樹が張り巡らせ、一本の枝から更に枝分かれするような形で記録が残されているのだとか。 そこから行きたい場所を見つけるのは困難ですが、くんちゃんはなぜかその不思議な空間に迷い込んでしまったことで過去の家系を旅する冒険をしてしまったというのがこの作品のお話でした。 考察:樫の木の索引の第一発見者はミライちゃん説 未来からくんちゃんのいる場所に来たミライちゃんは将来のお話をしていたり索引の使い方をくんちゃんに教えていたり何かと知っている素振りを見せていました。 そんなミライちゃんは実は索引を初めて発見した子なのではないかと思います。 というのも過去に行っても家系の人の中には索引のことを知っているような人は誰もいませんでしたし、唯一知ってそうだったのは未来のくんちゃんくらい。 母親も当然知らないわけでやはり現状知っているのはミライちゃんとくんちゃんくらいです。 これなら第一発見者がミライちゃんだったことも正解です。 ただこの先の家系に樫の木から過去現在未来に行けるなんてことが知れたらタイムパラドックスが起き放題になりそうなのでくんちゃんとミライちゃんだけしか知らないでおいたほうが良さそうですね。 考察:同時に二人は存在できないという謎と矛盾 未来のミライちゃんが来たときにはひな壇のお片付けに奮闘していたわけですが、その時赤ん坊のミライちゃんはいなくなっていました。 ミライちゃんいわく「同じ時間に二人で存在出来ない」とか言っていたことを覚えています。 この設定は終盤でくんちゃんが赤ん坊のミライちゃんを妹と認めた時に大きくなったミライちゃんがやってきた場面でも守られていましたが、くんちゃんに関しては矛盾があったんです。 その矛盾というのはくんちゃんが大きくなったくんちゃんと出会った場面。 本来なら二人は同時に存在出来ない設定があるわけですからくんちゃんが大きくなったくんちゃんと出会うというのもおかしな矛盾です。 これに関して考えたのは「未来から過去へ行く場合は二人は存在できない」、「過去から未来なら二人は存在できる」というパターンです。 このルールなら一応矛盾を避けられるので無理やりですがこういうことにしておきましょう。 解説:くんちゃんの家で飼われるペットが犬な理由 くんちゃん宅で飼われているペットは犬のゆっこだったことはわかると思います。 そしてゆっこはくんちゃんと元気に遊ぶ姿がよく見られましたが、お母さんが好きな動物は猫でした。 母が猫好きであることはくんちゃんが不思議世界に迷いこんだ際に出会った少女(小さい頃の母)がお母さんかお婆ちゃんかの靴に猫が飼いたい旨の手紙を何度も入れて根負けさせようと頑張っていたことからも明らかです。 それならばくんちゃんの家で買われるのは本来犬ではなく猫が飼われるはずでは?と思うのになぜか飼われているのは犬のゆっこです。 この答えが明らかになるのは終盤の話。 未来のミライちゃんとくんちゃんが過去を巡っている最中に血を流した小さな鳥の雛を抱える少女(母)がいました。 この時の鳥がやられたのは猫の攻撃によるものであり、母は猫に鳥を攻撃されたのを見て猫が嫌いになってしまったのです。 ちなみに鳥の巣はくんちゃんが住んでいる家にもまだ残っている描写もありました。 動物を飼わないという選択肢もありそうですが、お母さんは少女のときから動物と打ち解けやすい性格をしていた話もあったりするので飼わない選択肢はなかったのかもしれません。 考察:映画『未来のミライ』は結局どういう話なの? 映画『未来のミライ』はただ見ているだけでは勝手に始まってくんちゃんがぐずって気づいたら映画が終わってたレベルで何が言いたかったのかよくわからなかったという方もいるんじゃないでしょうか。 実際私自身も初めて見たときは「ミライちゃんの出番少なくない?」とかその程度の感想しか沸かず今まで見てきた細田守監督作品の中でも何が伝えたいのかよくわかりませんでした。 ただ改めて考えると案外テーマ性を感じる部分があり、その一つはくんちゃんにミライちゃんを本当のお姉ちゃんだと認めさせるというものがあります。 元々くんちゃんはお母さんとお父さんから愛情を込めて育てられており、充実した毎日を送っていました。 しかしそんなくんちゃんに妹のミライちゃんが生まれたから状況が一変。 両親はミライちゃんに夢中でくんちゃんのわがままは聞いてくれず、くんちゃんもミライちゃんに愛情を奪われたことで嫌っています。 その嫌い具合は半端なく赤ん坊のミライちゃんを叩きつけようとしたり現実で考えても中々タブーな行為をしていたから驚きでしょう。 そしてくんちゃんはミライちゃんのことを「好きくない」と何度も何度も言い、未来のミライちゃんが自宅にやって来てもくんちゃんはミライちゃんのことを「好きくない」と言い「妹でもない」と言います。 しかし最後には謎の世界で赤ん坊のミライちゃんを守り、「ミライちゃんはくんちゃんの妹だ!」といった感じのセリフを言って妹であることを認めました。 これは散々ミライちゃんのことを好きじゃないし妹でもないと言っていたのに最後にミライちゃんを妹と認めて守ったわけですから「くんちゃんにミライちゃんを本当のお姉ちゃんだと認めさせる話」というのがテーマとして成立しています。 解説:映画『未来のミライ』はくんちゃんの成長物語がテーマ わがままなくんちゃんにミライちゃんを妹と認めさせるのがテーマの1つでした。 またこの映画にはくんちゃんの成長物語という側面も各所で見られたと思います。 その場面は不思議空間に何度も行ったくんちゃんが色々な物を目で見て、それから現実世界で経験を踏まえて新しい自我が芽生えるという描写が何度もあることからもわかります。 一番わかりやすいのは自転車に乗れるようになったこと。 くんちゃんは1人で自転車に乗れなかった上に乗るのを拒否していましたが、謎世界で出会った青年に「遠くを見る」というアドバイスを貰ったおかげでやる気になり見事自転車に乗れるようになりました。 このようにくんちゃんは色々なものを見ることで成長していったわけですから成長物語と言えます。 とは言っても見ていて生々しい感じに出来ない子描写があったと思いますが。 考察:くんちゃんが赤ん坊のミライちゃんを助けた理由 謎の世界で両親の名前を忘れてしまったくんちゃんは遺失物係の場所で唯一名前を覚えていたミライちゃんの名前を出していました。 そんなくんちゃんは赤ん坊のミライちゃんが歩いて電車に入ろうとするのを見て追いかけて助けています。 この理由は親元のわからない者はどこかよくわからない世界に電車で送られるという設定があったからですが、もう一つの理由はくんちゃんが両親からいわれたセリフにあります。 映画の冒頭のちょっとしたセリフなので忘れがちだと思いますが、両親がミライちゃんをくんちゃんに初めて紹介した時にこういったセリフを言っていました。 お母さん「何かあったら、守ってあげてね」 お母さんのこの言葉を思い出したくんちゃんは今まさに赤ん坊のミライちゃんが電車でどこかに連れていかれてしまうことに対して守ってあげなきゃという意識が働きいて助け出したわけですね。 考察:ミライちゃんが過去のくんちゃんの元に来た理由は? 制服姿でくんちゃんの前に仁王立ちしながら現れた未来のミライちゃんは口と鼻にくじらのクッキーを挟んでやってきて、くんちゃんに対してひな壇を片付けてほしいと頼んでいました。 そんなミライちゃんが未来からやってきた理由はミライちゃんも言っていましたが、「好きな人と将来結婚出来ない」とか「1日遅れたら1年、2日遅れたら2年婚期が遅れる」というものです。 結論から言うとミライちゃんが来た理由は「婚期を遅らせたくなかった」というのが正解だと思います。 ただひな壇の片付けが遅れたらなんで婚期が遅れてしまうのか?という疑問が湧くのも見た人の率直な意見でしょう。 これにはひな壇人形にまつわる迷信があります。 その迷信は分けると複数ありますが、今回の意味で言うと「早く雛人形を飾れば早く嫁に行ける」といった意味です。 これは早く雛人形を飾れば嫁入りも早く若いうちに結婚出来るという迷信ですが、逆に考えると遅く飾ったら嫁入りも遅れると捉えられます。 また片付けも早く済ませれば嫁入りも早く済ませられるという意味に捉えられ、遅ければ嫁入りも遅くなるのです。 この片付けの遅れによる嫁入りの遅れは1日で1年、2日で2年と劇中でも言われていた通りの遅れが迷信として信じられているため、今回のお話をキレイに当てはまります。 このことから細田守監督はこの雛人形にまつわる実際に存在する迷信を取り入れていたわけですね。 考察:ミライちゃんの痣に込められた意味とは? 生まれたときからついていたと言われるミライちゃんの痣はくんちゃんが赤ちゃんミライちゃんの手のひらを初めて覗き込んだ時には既についていたものです。 お母さん含む大人たちはその痣について「将来ミライちゃんが気にしないかな・・・」と心配する様子を見せていましたが、果たしてこの痣にはどんな意味が込められていたのでしょうか。 単純にこの意味を考えた場合第一に考えられるのはくんちゃんが未来のミライちゃんを見分けられるためにつけられた設定というのが考えられます。 実際のところくんちゃんは赤ちゃんの時のミライちゃんの痣の事を知っており、その後に制服姿でやってきた未来のミライちゃんを見て「もしかして未来のミライちゃん?」と気づいていました。 またラスト終盤でも謎の世界で迷子になったくんちゃんは痣のついた赤ちゃん、つまりミライちゃんを見つけて守ろうとしており、その後に痣を見て未来のミライちゃんが来てくれたことを判別していました。 つまりミライちゃんの痣はくんちゃんがミライちゃんであることを判別するためにつけられたものだったのです。 解説:ミライちゃんの痣は医学的には「いちご状血管腫」の可能性? 「いちご状血管腫」、またの名前を「乳児血管腫」と呼ばれるものは生まれたばかりの赤ちゃんに数人に1人の割合で見られる体の表面の赤い痣のことを言います。 この痣は毛細血管が増殖した良性の腫瘍なわけですが、赤ちゃんそれぞれによって酷さはかなり変わるものです。 劇中のミライちゃんにもこのいちご状血管腫が生まれた時からあり、それなりに酷かったもので成長しても残っていたというのが医学的な意味だと考えられます。 ちなみにこのいちご状血管腫はこの記事を書いている私の兄弟の赤ちゃんにもありました。 頭に1センチくらいの大きさで真っ赤な斑点がくっきりとみられて手術か治療はしているみたいです。 ネットで画像検索をすると参考写真が見られますし、実際の写真もミライちゃんみたいな赤い痣のお子さんがいますよ。

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未来のミライ 感想・レビュー|映画の時間

未来 の ミライ 結末

ようこそ! この夏の注目アニメ映画といえば、細田守監督の「未来のミライ」! 夏休みの時期ですし、お子さんと一緒に見に行く予定、という親御さんも多いのではないでしょうか。 結論から先に言えば、 それ、めちゃくちゃおススメです! 私は映画に先駆けて発売された原作小説を読んだのですが、 ・小学生以下の子ども向け ・親子で見たい映画 というのが正直な感想です。 もちろんそれ以外の人にはおススメできない、という訳ではないのですが、たとえば高校生や大学生にはあんまりウケないんじゃないかな。 今回は原作小説から映画「未来のミライ」のあらすじを結末までネタバレ込みでご紹介していきますので、そのあたりの参考にしていただけたらと思います。 それではさっそく、いってみましょう! Contents• 映画「未来のミライ」のあらすじとネタバレ! 小さな庭と小さな木のある小さな家に、その家族は住んでいました。 フリーの建築家でマイペースな性格のお父さん。 総合出版社に勤める神経質な性格のお母さん。 幼稚園に通う4歳の「くんちゃん」。 ネームプレートには「太田訓」と書かれています。 それから、くんちゃんが生まれる前から飼われていたミニチュアダックスフントの「ゆっこ」も家族の一員。 12月22日。 この小さな家族の住む小さな家に、小さな赤ちゃんがやってきました。 後に「未来(みらい)」と名付けられることになる、くんちゃんの妹。 「くんちゃん。 これから仲良くしてね。 なにかあったら、守ってあげてね」 「…うん」 お母さんの言葉に、くんちゃんは上の空で答えました。 目の前の奇妙な存在がふしぎすぎて、それどころではなかったのです。 ふしぎな中庭 赤ちゃんが来てから、お父さんが家事をするようになりました。 お母さんは赤ちゃんにつきっきりで、いつも眠そうにウトウトしています。 「おーとーうーさんっ。 おーかーあーさんっ」 くんちゃんがいくら呼んでも、2人は赤ちゃんの世話にいっぱいいっぱいで、全然かまってくれません。 「もうっ」 くんちゃんは思いました。 みんなみんな、赤ちゃんのせいだ。 くんちゃんはこっそり赤ちゃんに近づくと、ほほをつついたり、耳を引っぱったりしてイジワルをしました。 すると… 「…びぇええええええええんっ!」 赤ちゃんの泣き声を聞いて、お母さんが駆けつけてきました。 お母さんに叱られて、くんちゃんの不満は大爆発! 思わず赤ちゃんの頭を叩いてしまい、もっともっとお母さんに叱られてしまいました。 くんちゃんは泣きながら中庭へ。 「くんちゃん、赤ちゃん好きくないの」 しゃくりあげながら、くんちゃんがそうつぶやいた時でした。 「クククク…無様ですなあ」 目の前には、いつの間にか没落貴族風の男がいました。 気づけば中庭も、 朽ちた古い教会を中心にした別の世界へと変わっています。 「嫉妬ですね。 今までお父さんとお母さんの愛を独占していたのに、何の前触れもなく突然やって来たちっこいやつに、ふたりの愛を根こそぎ奪われてしまった…。 手を上げたら叱られるのはわかっている。 でも、どうしても我慢できずにやってしまった…。 フフン、図星でしょう」 没落貴族風の男はくんちゃんに話し続けます。 自分もそうだったと。 くんちゃんがやってきたせいで、愛を失ってしまったのだと。 「他人事じゃあない。 いずれあなたもこうなる日が近いのですよ。 いい気味です」 この男は何者なのか…? 「あ」 くんちゃんははたと気がつきました。 …もしかして、ゆっこ? 男の尻には、やっぱりしっぽが生えていました。 くんちゃんはそのしっぽを両手でつかみ、思い切り引っこ抜きました。 「ああっ!やめて!」 男の声には耳を貸さず、くんちゃんはしっぽを自分のお尻に突き刺しました。 体にビリビリが走った後、耳が生え、ひげが飛び出し、鼻が黒く丸くなって… 「わんっ」 くんちゃんは、犬になっていました。 家の中に走って戻ると、お母さんもお父さんもくんちゃんのことを「ゆっこ」と呼びます。 (おもしろい!) 「頼むから返してよー」という男の声を無視して、くんちゃんは夕方までそのまま遊び続けました。 いつの間にか、中庭は元に戻っていました。 くんちゃんのお尻には、もうしっぽは生えていません。 犬の姿のゆっこが、なんだか恨みがましそうにこちらを見ています。 一日中遊んでいるうちに、くんちゃんの機嫌はすっかり直っていました。 そんなくんちゃんの様子を見て、お父さんもお母さんもほっと安心しました。 未来のミライちゃん 3月3日。 桃の節句。 お父さんとお母さん、それに田舎から出てきたじいじとばあば。 おひなさまを飾って、みんなでミライちゃんをお祝いしました。 みんなはミライちゃんを可愛がってばかりで、くんちゃんには構ってくれません。 「ミライちゃん、好きくないのっ」 くんちゃんはご機嫌ななめです。 翌日、お母さんは出張へと出かけていきました。 残されたお父さんは慣れない家事やお仕事で大忙しです。 だから、今日もくんちゃんは構ってもらえません。 「もうっ」 ふてくされたくんちゃんは中庭へ。 すると、そこは 熱帯のジャングルに似た温室になっていました。 変な声を上げる鳥や、変わった形の植物。 そして、セーラー服を着た中学生の女の子がそこにはいました。 「おにいちゃん」 そう言う女の子の手のひらには、ミライちゃんと同じ赤いあざがありました。 「もしかして…未来のミライちゃん?」 未来のミライちゃんは3月4日のおひなさまを指さして言います。 「今、問題なのは…あれ!」 おひなさまを1日片づけ忘れるたびに、女の子の結婚が1年遅れる。 ばあばが言っていた言い伝えが本当になったら困る、とミライちゃんは言いました。 「ねえわたし、お父さんに自分で言いに行けないの。 ね、だからお願いお兄ちゃん」 くんちゃんはお父さんに「おひなさま、片づけて」とお願いしましたが、お父さんはお仕事に夢中で全然きいてくれません。 おひなさまは繊細なので、くんちゃん一人で片づけることもできません。 「ふうっ。 仕方ない」 未来のミライちゃんは覚悟を決めると、こっそり家の中に入っていきました。 作戦はこうです。 くんちゃんはお父さんの注意を引き付けておく係。 未来のミライちゃんと人間の姿のゆっこはおひなさまをダンボール箱に片づける係。 人間のゆっこと未来のミライちゃんは、絶対にお父さんに見つかってはいけません。 危機一髪。 3人は何度もお父さんに見つかりそうになりながら、なんとかおひなさまの片づけに成功しました。 「おにいちゃん、ありがと」 未来のミライちゃんはそう言うと、未来へと帰っていきました。 いつの間にか中庭は元通りになっていました。 お母さん 「片づけしない子は全部捨てるよっ!もう、何にも買ってあげないんだからねっ」 おもちゃを散らかしすぎて、くんちゃんはお母さんに怒られてしまいました。 「お母さん、好きくないのっ」 不満でほっぺたを膨らませながら、くんちゃんは中庭へと出ていきます。 すると、そこは 水の中。 目の前には、いつの間にか未来のミライちゃんがいました。 「好きくないじゃない。 たまにしかない休みなのに、お母さんに意地悪して困らせたらかわいそうでしょ?」 意地悪じゃないもん、とくんちゃんは思いました。 お母さんが、愛してくれないのが悪いんだ。 愛されたいのに、どうして愛してくれないんだろう。 なんで… 「…くんちゃん、かわいくないの」 自分でいって、くんちゃんは悲しい気持ちになりました。 「そ、そんなことないよっ。 おにいちゃんかわいいよっ」 未来のミライちゃんのフォローなんて耳に入ってきません。 「わああああんっ」 未来のミライちゃんの手を振り払い、くんちゃんは駆け出しました。 その周りにはどんどん熱帯魚が集まってきて、ぐるぐると渦を巻き始めます。 やがてトンネルのようになった熱帯魚の渦を通り、くんちゃんは別の世界へと足を踏み入れました。 気がつくと、そこは 過去の世界。 くんちゃんの目の前には、泣いている女の子がいました。 小学校一年生くらいかな? くんちゃんは女の子に話しかけます。 「泣かないで」 「ありがとう。 やさしいのね」 くんちゃんは顔を上げた女の子を見てハッとしました。 アルバムで見たことのある顔。 その女の子は、くんちゃんのお母さんでした。 子どものお母さんに連れられて、くんちゃんはお母さんの実家へ。 家の中にはくんちゃんとお母さんの2人きり。 家の人がいないのをいいことに、お母さんはおもちゃを散らかし、お菓子を散らかし、とにかくありとあらゆるものを散らかしていきます。 そんなお母さんのイタズラを見て、くんちゃんは心配になりました。 「しかられるんじゃない?」 お母さんは、ニヤリと笑って答えます。 「だって、散らかってる方がおもしろいもん」 「…たしかに!」 洗濯物を散らかし、本を散らかし、ビデオテープを散らかし…。 お母さんとくんちゃんは一緒になって家の中をぐちゃぐちゃにしていきました。 「アハハハハハハ!」 2人思いっきり笑いあった、その時でした。 ガチャ 玄関から聞こえてきたのは、鍵が開く音。 「…かあさんだ」 お母さんは顔を青くしながら、くんちゃんを勝手口から逃がします。 外に出たくんちゃんの耳には、お母さんとばあばの会話が聞こえてきました。 「あんたのおもちゃ全部捨ててやるからね!」 さっき、くんちゃんがお母さんから言われたばかりの言葉。 「うわ~ん、かあさんごめんなさい~」 お母さんは叱られて泣いていました。 ばあばの叱り声と、お母さんの泣き声。 なんだか怖くなったくんちゃんは、その場から逃げ出しました。 一方、現実のくんちゃんは寝室のベッドで眠っていました。 きっと遊び疲れたんだろうと、その寝顔をお母さんが優しい表情で覗き込んでいます。 「くんちゃんは、わたしの宝」 お母さんはその寝顔にキスをして、起こさないようにそっとその場を離れました。 子どもの頃のお母さんが泣いていたのは、ばあばが猫を飼ってくれないからでした。 ばあばとそんな思い出話に花を咲かせた後、お母さんはふっと表情を変えて言いました。 「仕事しながらだって、子育てはなるべくベストを尽くそうと思っているんだ…。 けど、気づいたら怒ってばっかり。 こんなお母さんでいいのかなって、不安になっちゃう…」 何が正解なのかなんてわからない。 それでも前に進んでいくしかない。 「少しでも、幸せになってほしいから」 「それがわかってればいいんだよ。 子育てに『願い』は大事だよ」 「願い、か…」 「…ん」 くんちゃんは夜中に、ふと目を覚ましました。 ミライちゃんの横で疲れて眠っているお母さんの目には、涙がたまっています。 その涙がくんちゃんには、子供の頃のお母さんの涙と重なって見えました。 「よしよし」 くんちゃんは手をお母さんの頭に添えると、子供の頃のお母さんにしたのと同じように、手のひらで優しく撫でました。 お父さん くんちゃんは自転車の練習をするため、お父さんと一緒に公園に来ています。 補助輪なしの自転車はふらふら揺れて、すぐに倒れてしまいます。 「自転車怖い~~!おとうさ~~んっ」 くんちゃんはお父さんを呼びますが、お父さんは泣き出したミライちゃんに手いっぱいで助けてくれません。 くんちゃんは、公園でひとりぼっち。 「お父さん、好きくないのっ」 家に帰ってからも、くんちゃんの機嫌は直りませんでした。 中庭に出ると、そこは 薄暗い工場の一角に変わっていました。 組み立て途中のオートバイの前に、作業着の青年がいます。 「乗ってみるかい?」 「ううん」 「なんだ。 乗らねえのか。 残念だなあ。 何事にも最初はあるのになあ」 「…なにごとにも?」 くんちゃんはハッとしました。 それは、公園でお父さんが言っていた言葉だったからです。 …もしかして、昔のお父さん? くんちゃんは青年についていくことにしました。 青年がくんちゃんを連れて行ったのは、たくさんの馬がいる厩舎。 「見るのはじめて」 くんちゃんがそう言うと、青年はなぜか驚いた顔をしていました。 そして、ニヤリと笑ってくんちゃんに言います。 「乗ってみるか?」 「できない」 くんちゃんは首を振って拒否しましたが、馬上の青年に引っ張りあげられてしまいました。 「わあっ」 高い。 くんちゃんが青年にしがみつくと、青年は穏やかに笑いながら、ゆっくりと馬を歩かせ始めました。 「ずっと先を見る。 下は見ないで、何があっても遠くだけを見る」 青年に言われて、くんちゃんは顔を上げました。 高い目線。 一気に景色が広がっていきます。 それは、お母さんの子ども時代の街並みより、もっと古い時代の景色…。 「いいぞ。 速度上げるよ」 そう言うと青年は馬を走らせ始めました。 気がつくと、くんちゃんはオートバイに乗って湾岸沿いの国道を走っていました。 運転手は青年。 「どんな乗り物だってコツは同じだに。 ひとつ乗れたら何でも乗れるようになる。 馬だって、船だって、飛行機だって」 くんちゃんは青年を見上げて、ぽつりとつぶやきました。 「かっこいい」 くんちゃんからの憧れのまなざしを受け止めて、青年はどこまでもオートバイを走らせ続けました。 目が覚めると、いつも通りの朝。 くんちゃんはお父さんにお願いして、もう一度、自転車の練習をしに行くことにしました。 『ずっと先を見る。 遠くを見る』 青年の言葉を思い出しながら、ペダルに乗せた足に力を入れます。 何度も転びましたが、そのたびにくんちゃんは立ち上がりました。 そして… 「やったーっ!くんちゃんやったーっ!」 お父さんが喜びの声を上げています。 ふらふらした前進。 でも、自転車は倒れていません。 くんちゃんは自転車に乗れるようになっていました。 家に帰ると、お母さんがミライちゃんに古いアルバムを見せていました。 「あ、これお父さん」 くんちゃんは、あの青年が写っている一枚の写真を指差しました。 「ちがうちがう」 くんちゃんに答えたのはお母さん。 「これ、ひいじいじだよ。 去年亡くなった…」 「ひいじいじ?」 「ひいじいじ、戦争中は戦闘機のエンジンをつくってたのね。 そのあと徴兵されたけど運よく生き残って、戦後はオートバイの開発をする会社を…」 「…」 お母さんの言葉が遠のいていきます。 「…なーんだ。 そうだったのか。 ありがとう、ひいじいじ」 写真の中の青年がほほ笑んだように、くんちゃんには見えました。 家出 家族みんなでおでかけの日。 くんちゃんはズボンの色がどうしても気に入らなくて、いつまでも駄々をこねていました。 すると、どうしたことでしょう。 いつの間にか家の中にはくんちゃん一人きり。 「みんな、くんちゃんを置いて行っちゃったの?」 くんちゃんは悲しい気持ちになって、泣き出してしまいました、 「みんな好きくないのっ!」 こうなったら家出してやる、とくんちゃんは思いました。 ジュースとバナナをリュックに詰め込んで、くんちゃんは中庭へと出ていきました。 すると… 「良くないなー。 何かってその態度。 ああ、良くないなー」 気がつけば、そこは 田舎の無人駅。 待合室には高校生の男の子がいました。 「これからキャンプに行くんだろ?ズボンといい思い出、どっちが大事なんだよ。 わかったらごめんなさいして来いよな」 どうしていきなりそんなことを言われなきゃいけないの? くんちゃんは正体不明の男子高校生に反発心を抱きました。 と、その時。 プシュー 無人駅のホームに、いつの間にか列車が到着していました。 「乗るな!…まさか乗らないよな?」 男子高校生に反発したい一心で、くんちゃんは電車に乗り込みます。 「あ待て」 くんちゃん一人だけを乗せて、謎の列車は進み始めました。 列車はふしぎな東京駅に到着しました。 くんちゃんは電車が大好きでしたが、駅を行きかう電車は知らないものばかり。 そこはまるで 未来の東京駅のようでした。 しばらく知らない電車に興奮していたら、いつのまにか夕暮れ時。 くんちゃんはぽつりとつぶやきました。 「…どうやって帰ったらいいの?」 くんちゃんが向かったのは駅の遺失物係。 並んでいるのは何故か子供たちばかりでした。 「次の人」 いよいよくんちゃんの番。 くんちゃんは「迷子になったの」と遺失物係に伝えました。 「迷子。 では失くしたものは自分自身、というわけですね?」 「うん」 「わかりました。 それでは呼び出しに必要ないくつかの質問をします」 お母さんの名前は?お父さんの名前は? よく知っているはずなのに、何故かくんちゃんは思い出せません。 遺失物係は「それでは呼び出しできません」と静かに口にしました。 不安になったくんちゃんは訪ねます。 「ボク、どうなるの?」 「もし誰も迎えに来なかった場合、穴の中にある特別な新幹線に乗らなければなりません」 「…乗るとどこへ行くの?」 「行き場所のない子供の行先は… ひとりぼっちの国です」 くんちゃんはいつの間にか暗闇のホームに立っていました。 目の前には全部が真っ黒な新幹線が停車しています。 「乗車、デキマス…」 新幹線のドアが開くと、くんちゃんは見えない強い力に引っぱられ始めました。 「いやだあああああ」 新幹線に引きずり込まれると、席にはずらりとガイコツが座っていました。 「ぎゃああああああ」 くんちゃんは全身の力をふり絞り、なんとか新幹線の中からぬけだしました。 すると… 「自分で自分自身を証明してください」 遺失物係の声がホームの天井から聞こえてきました。 証明…? くんちゃんはしばらく黙って考えた後、ぽつりとつぶやきました。 「くんちゃんは…お母さんの子ども。 お父さんの子ども。 ゆっこのおやつをあげる係。 ミライちゃんの…」 そこまで言って、くんちゃんの証明は途切れました。 お父さんとお母さんをとったから、ミライちゃんは好きくない子。 でも… 「あうー」 「…はっ?」 唐突な赤ん坊の声に、くんちゃんは愕然として振り向きました。 ホームでハイハイしているのは… 「ああっ!ミライちゃん、なんでここに?」 ミライちゃんは黒い新幹線へと近づいていきます。 くんちゃんは走り出しながら叫びました。 「乗っちゃダメエエエエエッ!」 間一髪。 くんちゃんは新幹線に乗り込んでしまったミライちゃんを抱えて、ホームの床に転がり出ました。 間に合ってよかった…。 そう思ったとき、くんちゃんは不意にお母さんの言葉を思い出しました。 『何かあったら、守ってあげてね』 何か月も経って、その意味がやっとわかった気がしました。 「くんちゃんは…くんちゃんは、 ミライちゃんのお兄ちゃんっ!!」 声が、地下ホームの暗闇に響き渡ります。 いつの間にか腕の中の赤ちゃんは消え、くんちゃんの前には赤いあざのある手のひらが差し出されていました。 「見つけたっ」 その声の主は… 「未来のミライちゃんっ!」 「行くよっ!」 未来のミライちゃんが一蹴りすると、ぐんぐん周りの景色が変わってきました。 「わああああああっ」 すごい速さの上昇。 暗闇の地下ホームからふしぎな東京駅へ、さらに天井を突き抜けて上空へ…。 結末 「…あれ?」 どこまでも空を上昇していたはずのくんちゃんと未来のミライちゃんは、いつの間にか地面へと落下し始めていました。 落下先は、くんちゃんの家の中庭に立つ樫の木。 「あれ実は、我が家の歴史の索引なの」 「…さくいん?」 「うちらの家の現在と過去と未来が、あの中に全部カードになって収まってる。 その中からお兄ちゃんがいる時間のカードを見つけなきゃ…」 2人は白樫の木の真上から勢いよく飛び込みました。 お父さんの子ども時代。 お母さんの子ども時代。 ゆっこの子犬時代。 ひいじいじが、あの青年だった頃。 目の前を、いくつもの時代が過ぎ去っていきます。 それは家族の歴史。 いくつもの偶然と選択と想いが奇跡的に重なって今の自分につながっていることを、くんちゃんは肌で理解しました。 目の前の「歴史」の光景の中には、いつか見た男子高校生と未来のミライちゃんが写っていました。 それは、未来のミライちゃんにとっての「今」 ということは、あの男子高校生の正体は… そのことに気づいたくんちゃんに笑いかけて、未来のミライちゃんは言いました。 「ひとりで帰れるよね。 もう迷子にならないでね」 「…お別れなの?」 「なに言ってんの。 これからうんざりするほどいっしょにいるじゃん」 未来のミライちゃんがそう言った瞬間、また目の前の景色がぐんぐん変わっていきます。 やがて見えてきたのは、くんちゃんにとっての「今」の時代。 くんちゃんはくんちゃんの「今」に向かって飛び込んでいきました。 気がつけば、そこは家の中。 「くんちゃーん」「準備できたよ」 「さあ、みんなでおでかけしよう」 玄関からお父さんとお母さんの呼び声が聞こえてきます。 くんちゃんは息を吸い込み、いっぱいの笑顔で、元気よく返事をしました。 「はーい!」 まとめと感想 今回は細田守監督の最新映画「未来のミライ」のあらすじ・ネタバレをお届けしました! 作品の中ではいろいろと不思議な出来事が起こるのですが、特にその謎には触れられませんでしたね。 くんちゃんの不思議な冒険は全部夢だったのか? それとも現実に起こっていた出来事だったのか? その辺については「考えるな、感じるんだ」といったところでしょうか。 では、この映画の主軸がどこにあったのかといえば、それはきっと「くんちゃんの成長」だったのではないかと思います。 冒頭…くんちゃんは妹に両親をとられたと感じる(妹への嫉妬・両親への不安と不満) 結末…冒険の末に、くんちゃんはミライちゃんの兄であることを自覚する(成長したことにより妹や両親への負の感情が消える) 物語のスタートとゴールで変わっているのは、くんちゃんの心の在り方。 ふしぎな冒険は、くんちゃんの成長を促す試練だったというわけですね。 くんちゃんと同じような状況にあるお子さんや、そのご両親にとっては、きっと気づきや学びの多い映画になることでしょう。 また今回はカットしましたが、作中にはくんちゃんの両親が子育てに悩み迷っている場面もリアルに描かれています。 子育て経験のある方にとっては「あるある」「うちもそうだった」と共感できる映画になるのではないでしょうか。 そんな映画「未来のミライ」は2018年7月20日より公開! 小さいお子さんや子育て中の親御さんに特におすすめの映画です。 最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。 1 ・アニソンや声優コンテンツも充実 31日間 ・ 海外ドラマが充実 ・オリジナルドラマも多数 ・見放題作品5万本 2週間.

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映画『未来のミライ』のあらすじネタバレ結末紹介!声優キャストや監督、原作小説も解説します。

未来 の ミライ 結末

宣伝から受けるイメージはダイナミックなアニメ映画だが、実際には非常にミニマムな世界を描いた作品だ。 そのせいで肩透かしを食らう人もいるのかもしれない。 4歳の男の子が初めて覚える嫉妬を乗り越え、お兄ちゃんの自覚を持つ。 この映画はそれだけのことを描いている。 大人からみれば、たんにワガママが収まっただけなのだが、4歳の男の子にとっては親の愛が全て新しく来た新参者(赤ちゃん)に奪われるというのは、大事件だ。 描かれるのは4歳の子どもの空想世界の大冒険だ。 それにしても細田監督は血縁のつながりに強いこだわりを持っているように思える。 主人公のくんちゃんが知らないはずの、お父さんやお母さんの過去に行けるのはなぜなのか。 空想の産物ならくんちゃんの好きなものとかが普通だろうと思うが、時空を超えた血縁の不思議な力を細田監督は感じているのだろうか。 このあたりの家族に対する考え方は、万引き家族の是枝監督とは対照的だ。 くんちゃんに妹ができた! お母さんもお父さんも 赤ちゃんの未来ちゃんにつきっきり! くんちゃんは、寂しくて仕方がない! 妹や弟がいる人なら 誰もが経験したことのあるストーリーを 時空を超えた家族との出会いとともに くんちゃんが成長していく様を描く。 ミライから来た未来ちゃんとの 出会いだけではないのが良い! 子供の頃のお母さんとの出会いは、 ああ、お母さんも子供の頃が あったんだなぁと理解できるし、 若かりし頃のひいおじいちゃんは、 初めてのことに挑戦する勇気をくれる! 思わず「くんちゃん頑張れ!」って、 応援したくなる! ただ、声優の違和感があり、 最後まで感情移入ができなかったのは、 残念…。 何度も挫折しそうになりました…。 おもしろくない。 雛人形のくだりとかくだらないのに長い〜!ドリフみたいなベタなコントのつもりかな。 笑えないしハラハラもしない。 いきなり、何の話?と混乱しました。 子供や子育てをリアルに描こうとして…、リアルじゃないのに嫌悪感!! 大前提にくんちゃんの声が全然だめ。 これなら、他の子役を演じた声の方がはるかによかった。 リアルを追求するなら子役から抜擢するぐらいして欲しかった。 子供のモノマネをずっと見せられた気分でした。 声以外も4歳のリアルさがない。 わがままな部分を見せてるからではなく、くんちゃんが全くかわいいと思えなくて致命的です。 大筋として何がテーマなのか全く不明でした。 「くんちゃんは不思議な体験をしました。 ちゃんちゃん」って感じです。 未来ちゃんって何なの?知ったか顔で何がしたかったの??大事な核となる部分が抜けてると思います。 背景や未来?の東京駅は見事でした。 きれいでかっこいい。 よく分からない不気味なシーンはありましたが。 くんちゃん家も住人十色に出て来そうですね。 ひいじいちゃんもよかったです。 褒められる点はそこだけ…。 <金ロー> ネタバレ! クリックして本文を読む DVDにて視聴。 最初は全然面白くなかったが、最後のインデックスの件からはよかったと思う。 ひいじいちゃんのかけっこが出たところはよかった。 しかし、そのインデックスに行くところまでがダルすぎる。 突然擬人化する飼い犬、未来から来た妹、突然の場面転換の数々… 頭が全然追いつけなかった。 タイトルが『未来のミライ』だからくうちゃんとミライちゃんの冒険ものか何かかと思ったらそういうわけでもなかったし。 ってか、タイトルにするほど未来のミライちゃん出てなくないか。 見ていて終始どの層向けなのかもよくわからなかった。 子供達は当然理解できないだろうし、高校生以上の子供いない世代も共感しにくいだろうし 僕はここ 、親世代は子育てシーンに共感できたとしても、それ以外のシーンはどうだろうか。 他の人の評価を見ると「くうちゃんがわがまま」とヘイトが多いが、僕は4歳児ならあんなものだろうと思う。 急に妹が現れて親や周囲の視線がそっちに行ってしまい、今までの分の愛情が注がれなくなったら、あんな感じになるのが自然だろうと思う。 トータルで考えると微妙なアニメだったな 妹が産まれ、お兄ちゃんになった「くんちゃん」のファンタジー冒険譚。 う~ん、面白くない作品でした。 日常系のSFファンタジーで家族の絆を描く設定・ストーリーなのでしょうが、今一乗り切れません。 不満な点は幾つも幾つもありますけど、大きく2点だけあげます。 まず一つ目は、何故くんちゃんがそんな世界に迷い込んだのか、が明示されていないことです。 妹(弟)が出来たことによる赤ちゃん帰り、焼きもち、イヤイヤ期。 多分程度の差はあれど、普通にあり得ることでしょう。 それなのにくんちゃんだけが、ファンタジーの世界に迷い込んでしまった。 その理由やきっかけをしっかりと設定していれば、その後の展開にも入り込みやすかったし、鑑賞後にも心に残るものもあったように思えます。 二つ目は、くんちゃん役の声優さんの力不足。 いや、彼女を責めるのは筋違いです。 かなり難しい役柄で、配役した方の責任なんでしょうね。 起用された女優さんに同情すらしてしまいました。 公開中は、映画館に行くか否かを迷ったのですが、結局行かずにWOWOW鑑賞。 映画館に行かずに良かった、と思えるような作品でした。 DVDで観ましたがまあ、評判通りというか何というか。 総合すると非常に悪い作品でした。 テーマは子供の成長なのかも知れませんが、全くこちらに伝わらないため、終始不快なだけの謎のホームビデオにしかなっていません。 第一にキャラクター性の不出来さ。 子供は我が儘を言うものですが、それにしてもこの子が行う我が儘は異常。 障害を疑ってしまう程の酷い内容で、イライラを募らせてきます。 そして周りの大人もきちんと叱る事もしつける事もなくやらせたい放題。 どいつもこいつも性格も珍妙で、感情移入が一切できません。 「子供は我が儘を言うもの」というイメージを捻れた妄想で歪な方向に膨らませたようなストーリーでした。 「好きくない」が本当に腹が立つ。 とにかく不快。 第二にストーリーの低レベルさ 時間のバランス、話の繋がり、起承転結、起伏その他諸々が一切計算されておらず、非常につまらない内容になっています。 奇怪な家族のホームビデオを観せられている、という評価を良くされていますが、まさにそのまま。 何故そこでそうなるのかが分からない、何が言いたいのか分からない、観た後に何も残らない。 第三に台詞回しのおかしさ 未就学児なのに何故か大人のような言い回しをする、大人は作文の様な内容を長々と喋る、等ありとあらゆる台詞がおかしいです。 特に主人公は大人の文法で我が儘を言い続けるので、とにかく気持ち悪い。 この監督は台詞選びの才能が無いのでは。 第四に声優の酷さ 全員酷いです。 内容が入ってこないどころか、ストレスの溜まる声。 主人公は聞くに耐えないレベルでした。 中年女性の声にしか聞こえません。 2時間聴かされるこちらの身になって欲しいものです。 総合的に見て、多くあるアニメ映画の中でも最低ラインに属する映画と言えます。 地上波の録画を観た。 全体的にゆっくりとした流れで、何気ない毎日に、最後まで観れるかなと心配だったけれど、なかなか良かった。 住んでいるお家がステキで、それも楽しみながら。 そして、くんちゃんのわがままに疲れながらも、子供ってこんな風なんだろうなと、未婚で子供がいない私は想像を働かせた。 ストーリーは好き。 最後は涙がこぼれた。 くんちゃんの声は、私には合っていないように思えて、最後まで慣れなかったけれど…。 わたしは結婚もしていないし、もう子供も持てない年齢だからなのか、こんな風に何気ない普通の幸せが、どうして私には手に入らないのかなぁと思って、少しせつなくなったり…。 今存在している私たちは、いろんな奇跡的な出逢いの積み重ねなんだなぁと、しみじみ思ったり…。 映像もキレイだった。 どんなに大人になっても、子供の頃を思い出す。 誰もが、子供の頃があって、誰かに出会って生きてきている。 そんな人それぞれの歴史があることを、思い起こさせてくれる作品だった。 劇場で観たら、もっと胸に響くことだろう。 TVの画面だと、きっと半分くらいの感動なのかも。 劇場で、山下達郎さんの歌声を良音で聴きながら、エンドロールでしみじみと、感動をかみしめたかった。 映画館で観なくてよかった〜! 迷ってたけど。 多くの方がレビューを寄せているので(私は公開直後に鑑賞していたが、レビューアップはせず)多くは語らない。 今作の前の4作品は全て鑑賞。 最近の2作品は劇場にて鑑賞。 息子が夏になると必ず鑑賞している作品はお付き合いで何度鑑賞した事か。 という訳で、今作品もかなり期待していたので、少し肩透かしを食らった感がある。 描かれる世界が時空を超えている設定なのだが、如何せんある家庭の庭先の範疇に見えてしまうのである。 他の監督作品であれば、コメントは当然変わってくるのだがお許し願いたい。 それだけの実績、力量をお持ちの監督であるという前提で素人レビューをしている。 作品として悪いわけではないが、且つて味わったカタルシスが感じられなかった。 細田守監督へのエールと思って頂きたい。 <2018年7月21日 劇場にて鑑賞> よかったと思います。 現実に近いお話だなぁと 現実は、大袈裟じゃないから ハッキリしていなくてもじんわりと 伝わるものがありました。 スペクタクルで、わかりやすい エンターテイメントじゃなくても いいものは、いいと思います。 シーンの、登場人物の言動がいいとか、わるいとかではなくて現実味がある。 みんな成長していて、一生懸命。 くんちゃんの気持ちを汲み取りきれなていないところや、くんちゃんの不満が爆発しているだけに 見ていて気持ちよくない面もあると思う。 いそがしい日常。 一生懸命な人たち。 伝わりにくくてもそこにある愛情。 現代を一生懸命生きる人たちが、描かれていると思いました。 子どもの表現については、少し大袈裟かもしれないけど、4歳男児ってあれくらい感情にパワーがあって、コロッと感情が動くと思います。 あれくらい解放できるって、才能です。 見習いたい 笑• 「ドクター・ドリトル」 C 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved. 「ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷」 C 2018 Danger House Holding Co. , LLC. All rights reserved. 「ANNA アナ」 C 2019 SUMMIT ENTERTAINMENT,LLC. ALL RIGHTS RESERVED. 「ハリエット」 C 2019 Focus Features LLC.

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