クビ キリギリス。 バッタ・キリギリス・コオロギ図鑑

【閲覧注意】鮮やかなピンク色のキリギリスが話題に

クビ キリギリス

バッタ目キリギリス科に分類される昆虫。 体長は平均40mmで、オスよりメスの方が大きいです。 雑食性で、日本国内では本州、四国、九州の草原に生息しています。 キリギリスの特徴といえば「ギーッチョン」という独特の鳴き声ではないでしょうか。 実は鳴くことができるのはオスだけなんです。 左右の前翅の重なった部分に、音を出すための器官がついています。 左前翅裏には「ヤスリ器」と呼ばれる細かい突起が並んでいて、これを右前翅のヘリの部分にある「コスリ器」で引っ掻くことで微振動を発生させて音を出し、さらに右前翅にある「発音鏡」に共鳴させることで遠くまで届くよう拡大させているのです。 左右の翅を開いてコスリ器とヤスリ器の位置を調整した後に、翅を閉じることでコスリ器がヤスリ器を引っ掻くことを高速でくり返し、「ギーッチョン」という音を出しています。 この生態はキリギリスだけでなくコウロギやバッタの一部にも見られ、主に繁殖期にメスにアピールをする時や、オス同士の争いの時などに使用されます。 夏の間に厳しい冬を越すための準備を真面目におこなったアリと、遊んでいたせいで寒さに凍えるギリギリスとの対比から、勤勉であることの重要性を説いたイソップ童話『アリとキリギリス』。 では実際の彼らは、どのように越冬するのでしょうか。 実は、成虫のキリギリスが生きていられる期間は短く、6~9月の間のみ。 冬の時期にはすでに成虫は死んでいてい、卵のみが土の中で越冬するのです。 ちなみにキリギリスと近種の昆虫では、クビキリギリスやコロギス、ツチイナゴなどが成虫で冬を越します。 越冬することができないキリギリスですが、漢字では「螽斯」と表記されるので、あたかも冬の虫であるかのような印象を受けるでしょう。 なぜこのような字をあてられたのかは定かではありませんが、中国では「冬」という漢字を「シュウ」と読むこと、キリギリスやバッタなどを「シュウ」と呼ぶこと、また同じバッタ目であるイナゴを「螽」と記載することなどと関係しているのではないかといわれています。 またキリギリスという名前は「キリキリと鳴くス(虫)」という意味で付けられており、古くはコオロギがキリギリスと呼ばれていたこともあるそうです。 キリギリスはペットにできるけど噛むので注意!餌など飼育法を解説 運よくキリギリスと草むらで出会った場合は、虫取り網を振り回すように大きく動かすことで簡単に捕獲することができます。 もしも捕まえることができたら、必ず1匹ずつ虫かごに入れて飼育しましょう。 キリギリスは雑食性ですが共喰いをするため、複数の成虫を狭い環境に置くのは危険なのです。 飼育ケースには熱湯をかけて消毒をした土を5cm程度入れ、タマネギやキュウリの切れ端など植物性のエサのほか、ミルワームや小型のバッタのような生餌、煮干しやカツオブシなども与えるようにしましょう。 彼らが出す音を聞きたい場合は、網状の虫かごに土を入れずに飼育することも可能です。 ただキリギリスは非常に強い顎を持ち、オオカマキリなど大型の昆虫でも一緒に飼育すると食べられてしまうので注意が必要です。 エサを与える際や捕獲する際は、噛みつかれないよう気をつけてください。 もし捕まえたのが子持ちのメスで飼育中に産卵をした場合は、卵を冬の外気に当てるために飼育箱は屋外に置くようにします。 また土が乾燥すると卵が死んでしまうため、地表を半紙などで覆って霧吹きで水を掛け、湿度を保つようにしましょう。 卵は5月頃に孵化します。 共喰いを防ぐため、数匹を残して残りは野生に還してあげるのがよいでしょう。 幼虫はアブラムシを好んで食べるので、ヨモギなどアブラムシが付きやすい草を入れておくのがおすすめです。 そのほか成虫と同じ野菜や、ニボシを細かく砕いたものも食べます。 キリギリス、バッタ、コオロギの見分け方 キリギリスとコウロギは雑食性、バッタは草食性のため、顎の仕組みが異なります。 草食性のバッタは草を噛みちぎるために大顎の先が鋭くとがり、臼のようにちぎった葉をすり潰す器官も確認できます。 一方で雑食性で狩りをした獲物も食べるキリギリスやコウロギは、獲物を喰い破ることができるように小さい顎に力を集中するようなつくりになっています。 またキリギリスとコウロギのメスは地中に卵を産むため、お尻に長い産卵管がある独特の外見をしています。 バッタはオスとメスでそれほど外見に違いはありません。 さらに、キリギリスはバッタやコウロギに比べて長い後肢を持ち、触覚も長く、前肢には細かい棘が生えているのも特徴です。 よく観察をするとキリギリスとコウロギの鼓膜は前肢にあり、バッタの鼓膜は左右の腹部の脇にあるという差も見ることができます。 イソップ童話の『アリとキリギリス』を、現代人の働き方や生き方に当てはめ、果たしてキリギリス的な生き方は悪なのかという視点で多様化する生き方を解説していく作品です。 貯蓄をするアリの価値観も当然認めるべきですが、浪費をするというキリギリスの生き方も現代社会では経済に貢献する重要な役割を担っています。 また定住する巣を作らないという生態を引き合いに出し、「アリ型」と「キリギリス型」に分けてれぞれの行動理論などを示していきます。 そして、自分とは違う価値観を持っているからと嫌厭するのではなく、お互いのよいところを認めて弱い部分を補うことで、より生産性を高めていくことができるはずと語るのです。 さらに第三勢力として、今後社会に参入してくるであろうAIについても触れられています。 人間が作ったAIを脅威のように扱う風潮に意を唱えている記載もあり、相手を恐れ否定していては何も生まれないという新しい共生を訴える一冊です。

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【閲覧注意】鮮やかなピンク色のキリギリスが話題に

クビ キリギリス

クビキリギス…北摂の生き物 キリギリス科 クビキリギス 2006年4月29日…大阪府池田市桃園 成虫の見られる時期 ・ 10月〜翌年の7月 成虫越冬 成虫の見られる場所 ・ 山ろくや河川敷などの草原、都市化が進んだ場所でも見られる 鳴き声 ・ 「ジー」と強い連続音で鳴く。 「ジー」という鳴き声のキリギリスのなかまは多いが、春に鳴くのはこの種だけ。 都市化がすすんだ場所の草原でも見られる。 猪名川の河川敷、や町の中に残った畑、都市近郊の山ろくでもよく声を聞く。 成虫越冬をする。 大阪府池田市周辺を基準にしています 2006年4月29日…大阪府池田市桃園 春の夜、「ジー」という連続音でクビキリギスが鳴きます。 春にこのように鳴くのはクビキリギスだけです。 遠くからでもよく聞こえます。 ただ、近づいてもどこでないているのかは分かりにくいようです。 左の写真は、猪名川の河川敷で鳴くクビキリギスです。 目の前方、触角のつけねあたりがくびれています。 生態写真ではなかなかうまく撮らせてくれません。 スケッチや標本を見るとはっきりと分かります。 クビキリギスの特徴です。 夜、ヒメボタルを調べていると街灯に飛んできて駐車場のフェンスにとまりました。 赤い口も特徴のひとつです。 かまれると大変痛いので持つときは背中からはさむように持ってください。 2006年5月22日…大阪府池田市建石 2006年6月25日…大阪府池田市五月山 2006年6月25日、観察会で子どもに、「触角が髪の毛のように細いバッタを探してください。 」と言うと捕まえてきてくれました。 冬を越した成虫は6月〜7月くらいまで見ることができます。 左のクビキリギスも、「長生きをした。 」という感じがします。 ただし、見つけるだろうと思っていたのは成虫になりたてのヤブキリのはずだったのですが…。 この日は、出会いませんでした。 クビキリギスの幼虫です。 キリギリスのなかまの幼虫は、4月ごろから見られることが多いのですが、このクビキリギスの幼虫は夏の終わりごろによく見られます。 2005年9月3日…大阪府池田市五月山 2007年5月5日…大阪府池田市伏尾町 2007年5月5日午前、草の中で、「ジー」と鳴く虫がいました。 クビキリギスです。 春の夜によく鳴くキリギリスのなかまですが昼にも鳴きます。 2006年7月7日夜、まだ池田市桃園 猪名川河川敷 でクビキリギス 緑色 が鳴いていました。 終見日です。 2011年9月25日…大阪府池田市神田 もうクビキリギスが成虫になっていました。 クビキリギスは成虫になっても今は鳴きません。 このまま越冬し、来年の春に鳴き始めます。 成虫の期間が半年以上になります。 成虫になってから長生きするキリギリスのなかまです。 2007年10月14日…兵庫県川西市多田 猪名川の河川敷にクビキリギスが何びきかいました。 上の写真は長い産卵管を持つメスのクビキリギスです。 2011年10月19日…大阪府池田市東山町 2011年10月19日、農道を歩いていました。 農道や周囲の草原ではクビキリギスが見られました。 この時期にはまだ幼虫のものと成虫になったものの両方が見られました。 2010年10月29日…滋賀県草津市滋賀県立琵琶湖博物館 飼育 新聞でも紹介されたピンクのクビキリギスです。 もともと採集されたのは滋賀県大津市池の里で10月22日だったそうです。 採集されたときにはピンク色でだんだんと写真のような赤茶色になってきたそうです。 2013年6月29日…大阪府池田市五月山 Photo by M. Mat. 松本 勝さんからクビキリギスの写真が届きました。 6月の下旬です。 長生きをするものです。 7月のクビキリギスを見たいものです。

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クビキリギスの生態

クビ キリギリス

クビキリギスってどんな虫? キリギリスの仲間ですが全体的に細くシュッとした体つきをしています。 緑色のものがよく見られますが、褐色のタイプや稀にピンクのクビキリギスが見つかって話題になったりします。 身近に見られる昆虫で、他のバッタなどと一緒に見つけることができますがアゴがとても大きく発達していてうっかり噛まれると痛そうです。 幼虫をつまんでみたらすごく怒っていました。 幼虫でも顎の発達は凄いので噛まれないように気をつけていたのですが、体をすごく曲げてアゴをガジガジしていたので、すごく怖かったです。 名前の由来 キリギリスの仲間で全体的に尖ったような体つきをしています。 大きく発達したアゴは噛み付くと簡単には離しません。 掴んで話そうとするとクビがもげてしまうほどだそうです。 それがクビキリギスの名前の由来になったようです。 漢字で「首切螽蟖」としていますが、これをそのまま読むとクビキリギリスになってしまいますね。 意味合い的にはクビが切れちゃうキリギリスです。 別名 大きなアゴが赤色をしているところから「血吸いバッタ」「ショウガ食い」「クチベニ」「赤口(あかくち)」などの呼び方もされています。 クビキリギスの大アゴはとても赤い色をしています。 ここからいろんな俗称で呼ばれることがあるんですね! クビキリギリスの口は基本赤いのですが、たまにこんな色の薄い、黄色っぽい口をしたものも見られます。 キリギリス科 昆虫の分類にバッタ目があります。 その中にキリギリス科があって、クビキリギスはその中の一種になります。 日本で有名なキリギリス科の仲間ではそのままキリギリスやカヤキリなどがいます。 バッタは草食が基本ですが、キリギリス科の仲間は雑食のものもおり、他の昆虫などを捕食するものも知られています。 食べ物、餌(エサ)は? 基本的にはイネ科などの植物を食べます。 他の近い仲間であるツユムシなどには食べることができない茎の硬い部分であっても、発達した大きなアゴ食べることができます。 その強力なアゴを使って他の昆虫を捕食する肉食の昆虫でもあります。 雑食なので色んなものを食べることができるのは有利であるのと栄養価の高いものを食べるので冬をこすのにも有利なのだと思います。 飼育するときにも鰹節やドッグフードなども好んで食べるようです。 生息地と分布 全国的に見ることができます。 人家の周りや街なかの公園でも見かけることがありますよ。 灯火にやってくる習性もあるようで、夜間にコンビニなどにやってきているのを見かけたりします。 海外では中国でも見ることができ、台湾で採集された例もあるようです。 クビキリギスの寿命 クビキリギスは成虫で越冬し、春になると交尾活動を始めて産卵します。 夏頃に孵化(ふか)した幼虫は秋にかけて成虫になっていきます。 産卵したクビキリギスはすぐに力尽きることはなく、その後も生きていることが多いようです。 飼育下では次の春を迎えた例もあるらしく1~2年ほどの寿命のあるキリギリスの仲間です。 雑食性で栄養価の高いものもたくさん食べることが長生きの秘訣かもしれません。 クビキリギスに似た「クサキリ」や「シブイロカヤキリ」との違い• クビキリギス:一番頭が尖っていて大アゴは赤色をしています。 クサキリ:頭のトガリは弱く大アゴは黄色をしています。 シブイロカヤキリ:頭は尖っていますが大アゴは黒ずんでいて、みんな褐色です。 クビキリギスの色の違い。 緑色、褐色、ピンク色! クビキリギスは同じ種類でも色の違うものがいます。 緑色のものがよく見られますが、茶色っぽい褐色型のものも見つかります。 これは成虫になるときの湿度によるという話があります。 湿度の高い場所では緑色になり、湿度が一定より低いと茶色っぽくなるようです。 どういうことかというと、植物がよく茂った草むらの中で生活しているものは湿度の高い空間で生活しているので緑色になるのです。 そのほうが草むらの中で見つかりにくいですね。 そうでない場所では湿度が下がって褐色になるんですね。 ですから幼虫の時に褐色だったものでも、成虫になる時に湿度の高い空間で羽化すると緑色になるようです。 ピンク色もいる クビキリギスの仲間では稀にピンクの個体も見つかることがあります。 探しても簡単には見つからないのですが一度見つけてみたいものです。 クビキリギスの幼虫 草むらでは小さなバッタがぴょんぴょん飛び跳ねていますが、よく見ていると色んな種類がいてクビキリギスの幼虫も混じっています。 幼虫のときから頭も尖ったようなデザインでずっと下を向いているような姿勢をしているのですが、顔をアップで見てみるとひょうきんな顔をしています。

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